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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

Simplify Media

2008年09月29日 21時51分49秒 | PC+AUDIO
 先日書いたiTunesサーバだが、そろそろ4,000曲を超えようという勢いでライブラリは増殖中である。で、蓄えた音楽データをどのように活用していくか、最近、あれこれ考えているところなのだが、その途中でみつけたのが、Simplify Mediaというソフトである。Simplify Mediaはひとくちにいえば、iTunes(Winampとかでもいい)に貯まったライブラリをインターネット越しに公開するソフトで、これを使うとSimplify Mediaを入れたパソコン同士で、このソフトを開発した会社サーバを介し、お互いのライブラリを参照できるようになるというもので、友達に自分のライブラリにある音楽を聴かせたりすることができるという訳だ。

 試しに関西方面にいる方にお願いし、その方のパソコンにこのソフトを入れてもらい、本当にこっちのファイルをネット越しに再生できるものなのかどうか、ここ2,3日試したところだが、外国語のソフト故に若干設定にとまどうところはあったものの、けっこうすんなりとつながった(当たり前か-笑)。相手が自分のライブラリのどんな曲を再生しているかログも出るし、けっこうおもしろいし、簡易型だがチャット機能もあるから、それやりながらだと、「ねぇ、この曲聴いてみてよ、アンタなら絶対気に入るよ、どお?」なんていう風に使えたりする、要するに自分の部屋に友達呼んで、音楽を聴かせるみたいなことをネットで実現できたりするし、プレイリストを使ってラジオ的な使い方もできたりするのではないかと思う。

 あと、このソフトにはiPhone版もあり....というか、こっちが「売り」なのかもしれないが、これをiPhoneに入れると、自宅のライブラリにいつでもアクセスできるから凄い(もっともサーバを介する時にビットレートが変換されるようなので、128Kbpsくらいだったら問題ないが、192とか256とかだと多少は音質が落ちる)。
 ついでに書いておけば、このソフトは音楽データを再生はできるけれど、複写はできない....故にapp storeでも大手を振って公開できるのだろう。私は「自分が好きな音楽なら、金を出して購入するのが当然」という論者なので、再生できるだけでも大満足だが、「これでコピーもできたいいのに....」と思ってる人もけっこう多いだろうとは思う。もっともそういうソフトもないでもないらしいが(笑)。
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Bob James / Ambient Mood

2008年09月26日 23時17分16秒 | JAZZ-Fusion
 iTunesでライブラリを増殖させる間に出来たコンピレーション。ボブ・ジェームスはピアニストというよりアレンジャーだし、もともとそういう方面が好きなのか、ごく80年代から打ち込みを取り入れているけれど、ワーナーに移籍してからはいよいよその傾向が強くなった。頭の中で出来上がった音楽のディテールまできっちり組み立てられる(んでしょう)ボブ・ジェームスのような人にとっては、打ち込みというのは多分最高のおもちゃなんじゃないと思うけれど、そんな彼が同じ頃から時にみせるようになったのがアンビエント・テクノっぽい音、このコンピレーションはそういうものばかり集めたものだ。

 作業中に聴いたら、温度感の低いビートがさぞや快適そうな曲ということで、アルバムを出してきてあちこちの曲をプレイしてみてはよさそうな曲ピックアップし構成したら、それをすぐさまCDRに焼いて、それを今度はiTunesに登録した訳なんだけど、考えてみればそんなことせずとも、彼のアルバム全部をいったんiTunesに取り込んで、その後この選曲でプレイリスト作ればいいことに気がついた(笑)。そらそーだよな。そもそもiTunesとかそういう風に使うもんなんだろーし....ということで、まだまだハードディスクに音楽をためるということへ、頭の切り替えがうまくいかないオッサンなのであった。

vol.1
Lotus Leave 6:03
Under Me 5:12
Restless 7:04
The River Returns 5:41
Playing With Fire 5:47
Mind games 4:40
Morning, Noon & Night 4:18
"...Stop That!" 4:46
Organza 5:57

vol.2
Take Me There 5:47
Raise The Roof 4:55
What's Up 4:16
Yogi's Dream 7:30
Maputo 6:52
More Than Friends 6:20
Xraxse 4:35
Night Sky 4:27
Far From Turtle 6:29
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携帯メディアで映画

2008年09月23日 23時49分33秒 | PC+AUDIO
 DVDというメディアはマクロヴィジョンとかいうプロテクトが施されているので、表向きはコピーが禁止されている。ところが、DVDが出てまもなく、このプロテクトは北欧の学生だったと思うが、作った方は何十年も解読されないと開発側は豪語していたこのプロテクトをあっという間に解読され、おまけにそれを公開されてしまったという経緯があり、DVDは創生期の頃からコピーされまくってきた。当初はプロテクトを解除しパソコンにコピーする。コピーされたデータから動画と音声を抽出する。必要とあらばそれを編集。それを目的に応じて変換する。動画と音声を合体といった作業を個別に行うという、やたらと面倒くさい作業が必要で、自分も数年前に試しにやってはみたものの、煩瑣かつ時間のかかる作業プロセスに辟易して、2,3回やってやめてしまったものだった。

 ところがそれから数年、どうやらその手のソフトはどんどん進化していたようで、最近は前述のプロセスをひとつのソフトで非常に簡単できてしまうらしい。また、いささか不可解ではあるが、それが公然と販売されてもいる。今時はPSPとかDS、あとスマートフォンやケータイに映画データを取り込んで、外で映画を観ている人もけっこうみかけるが、そういう変換に特化したソフトも沢山あって、実はここ数ヶ月実は自分もいろいろと試しているところである。夏頃はPSPでそれをやっていて、最近は当然iPhoneなのだが、どっち向けに変換するにしてもとにかく簡単だ。ソフト名はあえて書かないが、とにかく昔やっていたあの複雑作業はなんだったのか....というくらいこの手のソフトは簡単である。また、マシンパワーが昔より向上しているせいか、時間的にも2時間の映画の変換を1時間もかからずやってしまう。
 ちなみにiPhoneはPSPに比べると、画面的には大きさ、画質共に落ちる。ただ、電車にのるとたまみかけたりもするが、自分の場合はいくらなんでもケータイやウォークマンの小さな画面で映画を観る気にはなれないので、iPhoneの画面は許容範囲限界というところである。
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ONKYO DP-1(パワードスピーカー)

2008年09月20日 23時23分14秒 | PC+AUDIO
 だからオーディオ・マニアは困りものなのだ。先日、パソコン用にとTAO HY-311というUSBスピーカーを設置したのに、OnkyoのDP-1という代物を購入してしまった(笑)。あすこでも書いたけれど、私のデスクトップ環境はONKYO/SE-90PCIというオーディオ・ボードからアナログ出力されたものを、アンプをNEC/A10III、スピーカがBOSE/AM-5IIという経路で鳴らすことができるのだ。だから、こんなものを購入する必要は言うまでもなくほとんどない、単にそこそこ良さそうな音がでるコンパクトなスピーカーがほしーい....ってな物欲である(数年前のケープル病に比べれば、これなどかわいいものだが)。

 そもそもきっかけは、いくらなんでもこれ(TAO HY-311)より音の良さそうなコンパクト・スピーカーはないんだろうか?とあれこれ調べていたことにある。対象も電源いらずのUSBスピーカーから、まぁ、もう一本電源コード増やしてもとより大きなサイズなもの、そしてONKYO/SE-90PCIの光出力を受けられる機種とか際限なく広がっていき、その挙げ句にみつつけたのが、Onkyoの一連のパワードスピーカーだったという訳である。ONKYOは自分も使っているがパソコン用のオーディオ・ボードの他にも、パソコン向けのデバイスを沢山だしていて、このスピーカーもそのひとつ。当初は1万円くらいと考えていた予算も青天井で、この機種は限定生産で5万弱といった価格だったようだが、オークションに新品で4万ということで即決してしまった。あぁ。

 で、実機は昨日届いたのだが、実際に鳴らしてみると「やっぱこんなもんかぁ」って感じ。聴く前のイメージとしては繊細でこじんまりとまとまった....みたいな、よくいえばB&Wの小型機みたいなものを想定していたものの、もちろんアンプ込み5万程度でそんな音が鳴るはずもない。しかも、前述のとおり二十数万円かけたNEC/A10III+BOSE/AM-5IIの音がボタンひとつ鳴り始めるのだから、価格にして5倍の差はあまりに歴然である....とはいえ、あまり高望みするのも酷というものだ。気をとりなおして、夜など小音量で室内楽などかけると、高域の繊細さはいかにも日本的なたたずまいで、まぁまぁ、いい感じできける。という訳で、我が家のデスクトップ環境、全くシンプルでなくなってきたぞ(笑)。
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iTunesサーバ

2008年09月18日 22時44分45秒 | PC+AUDIO
 私はことiPodについては初代から使っているオッサンだが、iTunesというソフトには一貫していい記憶がない。あれやこれやと様々な機能に色目を使いつつ、見かけ上の使い勝手を追求したせいなのだろけれど、タグひとつ書き換えるのに異常に時間のかかる....ってなことに代表されるように、とにもかくにも動作が重く、そのもっさりとした挙動に閉口したものだった。なので、iPodに関して私はXplayを少し使った後、ずっと「I氏のつぼ」という奇妙な名のソフトをiPodの母艦としてきたのだが、ここ2年ほどWalkmanに浮気をしているせいで、iTunesはおろかiPodとも縁が切れていた。ところが先日iPhoneを購入してしまったので、実に久しぶりに不承不承(笑)iTunesを使いはじめているのである(iTunesと互換のソフトは未だない模様)。

 さて、久々に使っているiTunesなのだが、ここ数年のハードウェア性能の向上の恩恵もあってか、こと音楽ファイルの送受信やエンコードに関してはかなり快適になっている。確か私が最初にiTune使った頃はエンコードはせいぜい2倍速といったところだったけれど、今だと32倍速とかでるから凄い。頭打ちなどといいつつもやはりパソコン関係の性能向上は日進月歩である。もっとも、それでいい気になって動画関係の操作をしようとすると、たかだかサムネール貼り付ける操作だけでも例のもっさり感が顔を出し苦笑いすることになるのだけれど....(笑)。
 で、iPhoneの母艦としてiTunesを使い始めてたついでに手をつけたのが、iTunesサーバである。幸いにして先日購入したNASにはメディアサーバという機能があって、NASさえ立ち上がっていれば-母艦PCのiTuneが立ち上がっていなくても-ライブラリにアクセスできる。そこでデスクトップ・パソコンでライブラリに音楽をある程度ためこんでおいて、これを自宅内の各パソコンから利用しようと目論見である。

 やってみると、けっこう制限がある。まずメディアサーバの方だが、こちらはリスト表示されたライブラリの曲をiTunesから再生できるだけ、視覚的に楽しいカバーフロウでの表示はできないし、プレイリストも共有できない。また、母艦PCでiTunesが立ち上がっている時はプレイリストは共有できるが、カバーフロウはダメという感じである(視覚面は全滅?)。また、母艦PCが立ち上がっているならMyTunesRSSでWebベースで共有できたりもするようだが、目下、あれこれ試している最中だ。
 前述のとおり音楽ファイルの操作はけっこう快適なので、数十枚程度のCDならあまり手間もかからずライブラリかできるのだが、自分の場合、持っているCDの枚数が半端でないので巷の人のように全てをライブラリ化するのは無理だが、500枚分もいれればけっこう立派なライブラリになりそうな気もする。なんか作っただけて終わりそうな気もするが....(笑)。
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BLOOD SWEAT & TEARS / Mirror Image

2008年09月14日 18時37分38秒 | ROCK-POP
 「No Sweat」に続く74年の作品。「No Sweat」同様日本では全く話題にならなかった作品で、私もジャケットくらいしか記憶にない。とにかくデビッド・クレイトン・トーマス脱退後のBSTは、日本では完全にロック・ファンから見放されていたのだ。もっともそれは本国アメリカでも似たようなものだったのだろう、メンバーも恐らくそのあたりを考えたのか、プロデュースにヘンリー・コスビーを迎えた本作では、まさに起死回生の一発を狙うかのごとき、大胆にイメージ・チェンジした作品になっている。私はソウル畑にはまるで疎いので、ヘンリー・コスビーといっても実はピンとこないのだが、調べてみるとモータウンの大物で、スティービー・ワンダーの後見人的なプロデューサーだったらしい。どういうコネクションでこういう人選になったのかはわからないが、前作ではポール・バックマスターなんか連れてきたバンドとしてはこれだけでも180%路線変更だとわかる。

 出来上がった作品は、ヘンリー・コスビーが持ち込んだとおぼしき70年代のモータウン・サウンドが全編に彩られている。特に冒頭の「Tell Me That I'm Wrong」など、カッティング・ギター、ダンサンブルなドラム、リゾート風なストリングスとファンキーなブラスと、ほぼ完全にモータウン・サウンドで、前作の生真面目など雲散霧消、一瞬聴いてするこちらが青くなる。2曲目はジェリー・フッシャーより一段とソウルフルでイケイケなJerry Lacroixのボーカルをフィーチャーして、ボーカルまでそれ風になっている。ファンキーなギターとコーラスをフィーチャーした3曲目も同様だ。とにかくもうこれ以上ないくらいポップな仕上がりでおそれいってしまう。
 ちなみに旧B面にあたるボーカル作品を両サイドに配置したメドレー形式で、真ん中に配置された4つの楽章はポップに傾きすぎたA面を懺悔するかの如くインスト・バンドとしてのBSTをアピールしている。ポップでなおかつテクニカルという、ほとんど当時のフュージョン・サウンドとオーバーラップするような雰囲気で、エレピをフィーチャーした第1楽章、ギターとスキャットをフィーチャーした第2楽章、もろにチック・コリア....というかRTF風な第3楽章と聴き所満載だ。

 そんな訳で、このアルバムだが地味な前2作に比べると、吹っ切れたような魅力があって楽しめる。もっと早くこうすればよかったんだよ、と今となれば思わないでもない。が、72年にこのアルバムをつくるのはBSTにしてから、無理だっただろう。ここで聴ける音楽はロックもソウルもジャズも、守備範囲が少しづつ溶解し始めた74年という時代だったからこそできたという気もするのだ。ちなみにBSTは次のアルバムでデビッド・クレイトン・トーマスが復帰するため、ジェリー・フッシャー時代はこれが最後となる。このアルバムが売れていればそういうこともなかったのだろうが、これもさっぱり売れず、結局、このアルバムのポップさは徒花に終わってしまうことになる訳だ。
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R&S Ambient Classics / various artists

2008年09月13日 22時59分34秒 | ROCK-POP
 このところ自宅ですっかり「パソコンおじさん」しているせいなのかどうかわからないが(笑)、そういう作業をしているよく聴くのが、テクノ....それもアンビエント系である。夜にパソコンにソフトをインストールしたり、設定をいじくったりしている時に、こういう音楽をあまりうるさくない音量で流していると実にいい、作業がはかどるような気がする(実は全然はかどってないんですが-笑)。私はテクノ系の音楽というと、実は70年代後半の創生期の頃から付かず離れずくらいのスタンスで聴いているのだが、「アーティスティックな記名性があるテクノ」という点でいうと、80年代のアート・オブ・ノイズ、ソウル・トウ・ソウル、せいぜいスクエアプッシャーあたりで終わっているような気がする。どうもデトロイト・テクノだとか、アンビエント・テクノみたいな音楽は、あまりに刹那的に量産され、かつどれもそれをつくるアーティストの記名性が、テクノ的なスタイルを追い越せず、結局、やけに匿名性の高いテクノ村みたいなものが形成されているようなところがあると思うのだ。まぁ、こちらが年取ってそういうのに追いついていけない....という事情も当然あるだろうが。


 さて、このアルバムだがR&Sというテクノレーベルから出た作品のオムニバス・アルバムで90年代前半に出たものだ。この時期ソニーはこの手のオムニバスを盛んに出していて、私もかなり枚数を購入したのだが、これもその一枚という訳ある。私はR&Sというレーベルも収録された大半のアーティストもまったく知らないのだが、ブレイクする前のケン・イシイの作品なども収録されているから、けっこう老舗なのだろう。アルバム・タイトルにアンビエントと冠しているだけあって、テクノビートの嵐といった作品があまりなく、どちらかといえばスペイシーで静謐な白玉シンセを背景に温度感の低いビートが淡々と鳴る....という作品が多い。収録された作品は、前述のとおりなかなかアーティストの記名性がつかめない作品が多いのだが、ヨーロッパ大陸系のThomas FehlmannとかBiosphereあたりは、独特の温度感の低さとロマン的な情感が交錯して楽しめるし、私のようなオッサンからするとLocustとかQuadrantみたいなノンビート系な音は古典的かつ正統派のアンビエント・サウンドに聞こえたりして、これも心地良い。
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富士通 FMV-BIBLO LOOX T70G(NotePC)

2008年09月12日 23時16分09秒 | PC+AUDIO
 これは確か2004年の春に購入した機種である。考えてみればこれももう5年くらいつかっていることになるのだが、どう考えても出先でどうしてもパソコンが必要な時だとか、自室で使っているノートが故障するとピンチ・ヒッターとしてくらいしか使っていないので、25万近い大枚をはたいて購入したキカイ(PentiumMの1GHのCPU、スーパードライブ、無線LANという、当時としては豪華な仕様)の割には、あんまり馴染みがないというか、そもそも元をとってないような気がする(笑)。先日、我が家に無線LANを導入したのは既に書いたとおりだが、そうなれば無線LANがデフォルトで搭載されたこの機種も、LANケーブルを考えることなく、自宅内でもう少し活用できるかもと、とりあえず自宅無線LANの仲間入させることとした。

 とはいえ、なにしろ購入直後からOSはそのままだし、途中、デュアルブートでKnoopixとかを入れたりもしたから、なんとなく気持ち悪いので、今の勢い(笑)を借りて、こちらもOSのインストールからやり直した。購入5年して初めてのクリーン・インストールである。いかに使っていなかったか、よくわかろうものである。2,3時間かけてOSその他のインストールも終わり、夜半になってよーやくこのキカイも無線LANの仲間入りした。電池がもたないという点はあるが、これでとりあえず自宅のどの部屋でもこれを使うことができるようになったのは快挙だ。とりあえず、これからはバックにいれて押し入れるようなことはせず(笑)、しばらくテーブルの上にでも置いておこう。ただ、PentiumMの1GHzというCPUは今の感覚だと、ちと遅い。この機種はデフォルトでメモりが256MBで、これにはついては既に512Bに増設してあるのだが、容量一杯の1GBにする必要があるかもしれない、現在検討中だ。
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TAO HY-311(USBスピーカー)

2008年09月10日 23時41分14秒 | PC+AUDIO
 こちらは小物。USBでつなぐだけで鳴り、電源コードもアナログ端子から結線も不要、手のひらサイズのお手軽スピーカーだ。さきほど届いたところでデスクトップ・パソコンに使っている。先日、新調したデスクトップ・パソコンといえば、あそこにはONKYO/SE-90PCIというオーディオ・ボードがのっかっているので、そこのアナログ出力からNEC/A10III→BOSE/AM-5IIという経路で、パソコンの音としてはそこそこのオーディオ品質の音が鳴るようにはなっている。ただCDPとかから音を鳴らしている状態だと、パソコンから音は当然聞けないのに、さきほどちょっと困ったことがあって、とりあえずマザーボードにのっかっているアナログ出力からモニターについてるスピーカーに結線してみたのだけれど、どうもSE-90PCIの方を装着したおかげで、機能そのものが殺されているらしく音がでない(そらそうだよな、コンパネで認識されてない)。さりとて、音が出ないのもちと困るのでこれを購入したという訳である。

 使用写真でみるに白い無愛想な弁当箱みたいな形状だが、両サイドスピーカーユニットは一応取り外しができて、それなりにステレオ的なセッティングができるようになってはいる。が、あれこれケーブルがごちゃごちゃするのはもういやだったし、シンプルに、シンプルにと思いつつ、結局ごちゃごちゃしてきたデスクトップ・パソコン環境なので、こちらはスピーカーをはずさず一体化したままで、モニターの後ろにひっそりと置いて鳴らしている。
 なにしろ3000円もしない代物なので、音質的にはほとんど問題にならない。ノートパソコンなんか聴けるような音より、多少パワーがあるかな....という程度だ。一応、おまけでついてくるソフトを使うとDSPで疑似的なサラウンドができるのだけど、これのイコライザを使うと多少は良くなるが、食い物でいったら、これはフリーズドライ野菜みたいなものだろうから、あまり多くを望んではいけないだろう。という訳で、ちょっとした警告音やサウンドが聴ければ程度であれば、とりあえずこれで十分かな。
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BUFFALO LS-H500GL(ネットワーク接続ストレージ)

2008年09月07日 14時13分43秒 | PC+AUDIO
 お次はNASである。ちょいと前まではこういう代物を都合ファイル・サーバーなどといっていたのだが、最近はそれに特価したキカイをNetwork Attached Storageといっているようだ。私が購入してきたのは、バッファロー(このところ御得意様状態-笑)のLS-H500GLという500GBのストレージだ(二万円弱)。その昔は職場にどでかく鎮座していた1TBのファイルサーバーに度肝を抜かれたことがあったが、昨今は1TBなんてそこらのハードディスクレコーダーにすら搭載されている容量だから、500GBというのは今となっては「少ない」ともいえるサイズなのだが、当方、ファイル共有ソフト使ってムフフなファイルをため込む訳でもなし、自家製のデジタルムービーをとりまくる訳でもないので、実は100GBくらいあっても使い切れないくらいなのだから、これで十分なのである....というか、これを使い切るような自前のデータを作り出す人というのは、どんな人なのだろう?。あっ、そっか、ハイビジョン録画とかに使うと、きっとあっという間に使いきってしまうのだろうな。

 さて、セットアップだが、これはもう予想していた。絶対に簡単に違いない....と(笑)、そしてまったくその通りだった。LinuxのSambaの設定ファイルを毎日あれこれ作っては、ファイルサーバーの構築をしていた2年前の作業がアホらしくなる手軽さである。デスクトップ、ノート、リヴィングPCのMyDocumentのフォルダをNASの方に設定しなおしたら、自宅にファイルサーバーが完成である。ついでに書くと、このキカイの良いところは、無線LANを通じてネット内のパソコンの電源がすべて落ちると、NAS自体の電源も落ちるところで、ちょっと試してみたところ、実にうまく作動する。自宅内のLANでNAS自体の電源は意識せずともon/offできるというのは、とっても便利で以前からぜひぜひ欲しいと思っていたので、この機種を選んだのも実はこの機能故だったのだ。
 という訳で、これまでは隣の部屋にあったデスクトップ機が都合ファイルサーバーみたいなところがあったのだが、これからいちいちそれに電源を入れることなく、過去に作ったデータ(といっても数ギガ程度だが)に直にアクセス可能となった。実に快適である。あと、VPN、DNLA、Webアクセス機能搭載とかいろいろ便利そうな機能はいろいろあるのだが、これについてはおいおい手をつけていくこととしよう。
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BUFFALO WZR-AGL300NH/E(無線ルータ)

2008年09月04日 23時06分00秒 | PC+AUDIO
 今度は無線LANである。無線といえば、私は初代のAirMacを購入したクチだから導入はけっこう早い。しかし、あの頃の無線LANといったら、それはひどかったものだ。部屋越しとなると俄に電波が届かず、届いたとしても寸断しまくり、遅いなぁなどと思ってインジケータをみると点灯がひとつ、そりもやがて切れる....という、うっとおしいこと極まりない接続環境に閉口して、長いLANケーブルをとなり部屋から引っ張り込んだあげく、AirMacはお払い箱にしてしまったという経緯があったのだ。なので、今回のもひょっとしてと思ったのが、あれからも年月も経っているし、回りで利用している人達に聞いて「いやぁ、今のは飛びますよぉ」ということだったので、パソコンの新調に併せて子機とセットになったものを購入してみた訳である。

 で、これも先日の有線ルータと同じく「あーあ、設定がめんどぐせーな」とか思っていたのだが、AOSSとかいう方式でこれまたあっけないほどに簡単。自宅の構成は、となり部屋に親機を設置して、いつもいる自分の部屋にはリビングPC、HDDレコーダー、液晶テレビにつながった子機、それに親機から受信するノートというものだが、これら全てやっても一時間もかからなかった。電波が届かないのでは?という懸念も杞憂に終わり、有線から特に遅くなったような気もしないので、接続はすこぶる快調といっていい(ノートも子機も75%くらいは掴んでいるようだ)。実はあれこれ設定をいじくってみたい気もするだが、しばらくこれで運用してみることとしよう....という訳で、過日購入した有線ルータはわずか2週間の稼働でお蔵入りとなった、あぁ。
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Prime Magnate IM(Desktop PC)

2008年09月01日 23時00分02秒 | PC+AUDIO
 iPhoneの購入に前後してだろうか、何年か振りにパソコンに対するモチベーションが復活したというか、とにかくあれこれ自宅でいじくるのが楽しくなってきて、最近どうも関連機器の安物買いが止まらない。今回購入したのはデスクトップPCである。もう6年近く使ってきた拡張しまくりの自作のデスクトップ機が、機能的にも陳腐化してきたし、速度的にもいい加減遅過ぎ....とも感じきたので、先日のノートに続いて安物だが新調することにした(19インチの液晶ディスプレイLCD-AD191XW2と併せて11万くらいだから、5年前に自作機をあつらえた頃に比べると確実に半値、いや三分の一くらいなんじゃないだろうか)。

 今回はこれまで使っていたような万能といえば聞こえはいいが、よーするドライブと各種カード、USB端子などから拡張しまくった重厚長大な構成はご免被りたかったので、マイクロATXを使用したミニタワー型とした。まぁ、それでも標準構成からすれば、光学系1ドライブ、オンキョーのオーディオ・ボードの追加、CPUの静音措置、500Wの静音電源ユニットの交換、あと自宅に余っていたNX8500GT-MTD256EHというグラボを装着したりしたので、普通の感覚からすれば十分ゴテゴテしている構成かもしれないが(笑)、以前職場で使っていたエプソンのMT6000を思わすシンプルな白を基調したデザイン、コンパクトなサイズは、「これが高性能パソコンでございます」的威圧感が大分薄れ、うちのむさ苦しい部屋であまり存在感がなくなったのがいい。

 使い勝手だが、さすがにこれまでAthlonの3000とかだったので快適だ。そもそも光学系4ドライブ、ハードディスク3ドライブ、USB+IEEカード、シリアルATAカード、キャプチャカードなどを刺しまくっていたせいか、OSの起動に3分くらいかかっていたのに比べると、CPUもさることながら構成的にシンプルにしたのが効いているのだろう、わずか数十秒で起動するのが、OSやアプリケーションのインストールで再起動繰り返す、最初の段階からやけに快適だ。CPUと電源ユニットに多少奢ったせいで、静音もそこそこだし、とりあえず満足かな。この機会はもう余計なハード(あっ、ソフトもね、年賀状ソフト数種類とか意味ないもんな)絶対追加しないぞ(笑)。

<システム内容>
ケース:BL Micro ホワイト
マザーボード:Intel G31 Express チップセット マイクロATX
CPU:Intel Core 2 Duo E8500(デュアルコア/3.16GHz/L2キャッシュ6MB/FSB1333)
メモリー:2GB DDR2 SDRAM
ビデオカード:NX8500GT-MTD256EH
5インチベイ1:LGエレクトロニクス
5インチベイ2:LGエレクトロニクス GH20NS10WH
3.5インチステルスベイ:Seagate ST3320620AS
PCIバス:ONKYO SE-90PCI
電源 : EverGreen SilentKingα 500W
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