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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

⇒ Tweets of 2010.05.01

2010年05月01日 23時59分59秒 | ★ from Twitter
11:11 from TweetDeck
♪:ブラームス 後期ピアノ作品集/W.クリーン 昨夜からベットでもここでもこれが回りっぱなし、体調が良くないのでこういう邪魔にならない控えめな演奏が気分に合う。さて、医者にいってくるか。 #imakiiteiru
11:14 from TweetDeck
♪:ブラームス 後期ピアノ作品集/W.クリーン 一部ノイズが入るのがなんとしても惜しいですが、昨夜レビュー書きつつ、けっこういい演奏だと思いました。 →http://bit.ly/9XtCSN
11:28 from Echofon
某診療所なう。GWだからさぞや混んでるかと思ったら、そうでもない。この時間帯は狙い目かな。
14:18 from TweetDeck
♪:ブラームス 7つの幻想曲/G.オピッツ 今日はこれの聴き比べでもしてみようかな。さっきまで聴いていたサロン風なW.クリーンに比べると、ドイツ的に重厚でかなり正統派って感じだが、やはり世代的なのか、モダンなスポーティーさも随所にある。 #imakiiteiru
14:31 from TweetDeck
♪:ブラームス 7つの幻想曲/オピッツ 晩年のピアノ曲の先頭の作品のせいか、冒頭の奇想曲などブラームスらしい激情をピアニスティクなフレーズで綴っている。このあたり後の3作品ほど未だ肩の力が抜けきっていない、作曲者としての「力み」のようなものを感じる。 #imakiiteiru
14:47 from TweetDeck
♪:ブラームス 7つの幻想曲/オピッツ 二つめの奇想曲はアルペジオを駆使した主題がかなり華麗な趣きがあるが、すぐに穏やかになってしまうのはブラームスらしいと同時に晩年らしい「枯れ」がにじみでているように思える。オピッツはきっちりかっちりとした表現。 #imakiiteiru
15:00 from TweetDeck
♪:ブラームス 7つの幻想曲/オピッツ 第4~6の3曲はこの曲集の白眉か。特に夜想曲みたいな雰囲気の中にふと寂しげな風情が顔をだす第4曲目は絶品。あとの2曲もこれを受けてどんどん内向の淵に沈んでいく。この3曲だけで独立させても良かったんじゃ?。 #imakiiteiru
15:14 from TweetDeck
♪:ブラームス 7つの幻想曲/オピッツ 第2曲はとても悲しげな雰囲気の曲。ソナタに例えるならこれが第二主題?。で、3-6曲が展開部で、第7曲は省略された再現部ってところかも…。いや、かなり苦しいかw、でも、そういう起承転結感覚がこの曲にはあると思う。 #imakiiteiru
16:09 from TweetDeck
♪:ブラームス 7つの幻想曲/P.レーゼル これもドイツ風な堅実な演奏。加えてこちらは質実剛健で虚飾を排したストイックな趣きが強く、インテンポで進む「奇想曲」などびくともしない風情であり、まるでベートーベンを聴いているようだ。 #imakiiteiru
16:14 from TweetDeck
♪:ブラームス 7つの幻想曲/P.レーゼル 「間奏曲」も内向的な面持ちや幻想味に過剰に寄りかからないストレートな演奏で、これといって際だった個性はないが、ブラームスというのは、本当はこういう音楽なのかも…と思わせる。 #imakiiteiru
16:32 from TweetDeck
追加された10曲もC.オガーマンの編曲なんだろうか?。だったら即購入なんだけど…。RT @hmv_news: シナトラ/ジョビンのコンプリート シナトラとジョビンが組み大ヒットした1967年作に加え、3年後に録音された10曲を収録 http://bit.ly/c6JRXU
16:38 from TweetDeck
英プログレの渋い脇役といった感じの人でしたが、ブランドXの大傑作「マスク」は、実質彼がリーダーでしたよね。ご冥福をお祈りいたします。 RT @WORLD_DISQUE: 【訃報】モーリス・パート氏が、先日27日にこの世を去られました  http://is.gd/bO0jB
18:13 from TweetDeck
♪:ブラームス 7つの幻想曲/H.アウストベ 改めて聴いて分かったが、けっこうユニークな演奏かも。これまで聴いた3種に比べると、クリアで明るい音色の美しさが際だっていて、普段は聴き流してしまいそうな、モチーフや音型がクローズアップされたりもする。 #imakiiteiru
18:22 from TweetDeck
♪:ブラームス 7つの幻想曲/H.アウストベ 中盤から「3つの間奏曲」は、かなり遅目のテンポで、刻々と変化するテクスチャーが美しい。多少大げさにいうと印象派の音楽を聴いているような感じすらある。 #imakiiteiru
22:30 from TweetDeck
【DVD】The World Of Nat King Cole ナット・キング・コールの人となりをフィルムや関係者のインタビューを交えて構成されたドキュメンタリー。彼が登場するシーンがあまりないのが残念だが、本国での国宝級の評価があの声の素晴らしさが否応なく実感できる作品だ。
22:36 from TweetDeck
そういえば、まだ覚えてる人もいると思うけど、いかりや長介のナット・キング・コールの物真似って、声からしてなんか絶品だったよなぁ…どっかで観れないかな。
22:40 from TweetDeck
個人的には「フォロー・ミー」のリリカルさが好き。あと「ナック」は本編と合わせてカルト的人気ありますね。EMIから出た彼のアンソロジーもってます。RT @tyuidog: ジョン・バリーは、007の音楽が有名だけれど、その他にも名曲を沢山書いている。
23:06 from TweetDeck
♪:the NICE/Live at the Fillmore East Dec 69 最近発掘されたらしいライブ音源。ありがちなブート起こしなどではなく、きちんとしたSB録音である。69年12月といえば解散直前で、「エレジー」の曲なども同時期のものだったハズだが…。
23:14 from TweetDeck
♪:the NICE/Rondo(LaFE) お馴染みの汽笛からスタート。イントロでのイタリア協奏曲の引用なし、3枚目でのライブに比べれば、はるかにドライブしているし、エマーソンはまさに縦横無尽のプレイだが、全体は意外にも端正な演奏。あと、途中でプロコのキージェ中尉が登場。
23:28 from TweetDeck
♪:the NICE/少年易老学難成(LaFE) 序盤のフリー・フォームは延々とやっているのに、メインのテーマが出て、ラテン・リズムに展開したソロを展開した後、バッハを引用しつつテーマを回帰させて終了。この曲のハイライトはその後のブランデンブルーガーなはずなのに、なぜ?。
23:33 from TweetDeck
♪:the NICE/リトル・アラベラ(LaFE) ナイス初期のサイケの流れを汲んだ不思議ポップ系な曲。エマーソンの自我が膨張しきった解散直前の時期とはいえ、こんな曲もやっていた訳だ。さすがにソロは肥大気味だが、全体としては意外にもスタジオのアレンジに忠実な演奏だ。
23:43 from TweetDeck
♪:the NICE/She Belongs To Me(LaFE) 3枚目にも収録されたディランの曲。周到なのか、適当なのかよくわからないアレンジは前回と同様だが、よりテンポが早くなり、メリハリある演奏になっている。エマーソンは饒舌の極み。バッハを中心に様々な引用をしている。
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ブラームス 7つの幻想曲/ペーター・レーゼル

2010年05月01日 22時45分36秒 | ブラームス
 今日はブラームスの晩年のピアノ独奏曲集群の中から「7つの幻想曲」を集中的に聴いてみた。もともとはアファナシエフのCDが届いたので、これらの曲はその予習のつもりで聴き始めたのだが、久方ぶりに聴いてみたところ、思いの他楽しめたので、案の定、CDラックを検索したり、新たに購入してきてしまったりで、典型的にハマっている状態になってしまった(笑)。そんな訳で、この2,3日この4曲をつらつらと聴いているところなのだが、やはり4曲(というか20曲)を通して聴くと、それぞれの楽曲の印象が散漫になってしまうがちなので、ちょうどGW中で暇もあることだしと、とりあえず今日は4曲の冒頭を飾る「7つの幻想曲」から行ってみたという訳である。

 この曲は4曲の間奏曲と3曲の奇想曲から構成されている。構成比率としては4対3だか交互に出てくるのかというと、そういう訳でもなく、 (カリプッチョ)-(間奏曲)-(カリプッチョ))-(間奏曲×3)-(カリプッチョ)) という、あまりシメントリックでない構成になっている。特にカリプッチョの方は、ブラームスらしい激情をピアニスティクなフレーズで綴っている感もあり、かなり華麗な技巧を要する場面も登場したりして(二つめのカリプッチョはアルペジオを駆使した主題など)、後の3作品ほど自然体でないというか、どこか肩の力が抜けきっていないところがあり、なんとなくブラームスの作曲者としての「力み」のようなものを感じたりもする。

 一方、第4,5,6の曲の3曲は、いかにもブラームス晩年の枯淡の境地を伝えるこの曲集の白眉ともいえるブロックになっている。特に「夜想曲」みたいな雰囲気の第4曲目は絶品で、瞑想的な雰囲気の中にふと寂しげな風情が顔を出すところなど実に味わい深いものがある。また、この曲を受けての2曲、特徴的なリズムが逡巡する思考を表しているような第5曲、子守歌みたいに始まり次第に幻想味が増していく第6曲、いずれも「夜想曲」的な雰囲気を受け継ぎつつも、次第に内向の淵に沈んでいくような連なりになっていて、なんともいえない味がある。個人的にはこの3曲だけで独立させて、「3つの夜想曲」とかいうタイトルでも、つけても良かったんじゃないかと思ったりするくらいだ。

 こんな風に考えると、なんとなくとても悲しげな雰囲気の第2曲は、仮にこの「7つの幻想曲」をソナタに例えるなら、第二主題に主題のように思えてくる。そうすると、3-6曲が長大な展開部で、第7曲は省略された再現部って感じに考えられなくもない(第7曲は、途中でふと夜想曲的なところが忍び寄ったりする)。いや、あくまでもこじつけだが、でも、そういう「起承転結」感覚がこの曲にはあると思う。晩年になって、再びピアノ音楽に手を染めたブラームスだが、いきなり自由きままに枯淡の境地を開陳するには、彼の音楽嗜好はちと優柔不断過ぎたのかもしれない。それでこんな構成的になったのではないだろうか。

 なお、本日聴いた演奏は、クリーン、オピッツ、アウストベ、そしてこのペーター・レーゼルである。ドイツ風な堅実な演奏をする人で、質実剛健、虚飾を排したストイックな演奏という趣きも強い。インテンポで進む「カリプッチョ」などびくともしない風情であり、まるでベートーベンを聴いているようだし、「間奏曲」も内向的な面持ちや幻想味に過剰に寄りかからないストレートな演奏である。ざっくりといってしまえば、サロン風なクリーンと、きっちりかっちとしてシャープなオピッツの真ん中といったところか。これといって際だった個性はないが、何度か聴いていると、ブラームスというのは本当はこういう音楽なのではないか....と思わせる説得力はある。

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