テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

戦後の電蓄のラジオ/アンプ部分

2015-03-28 12:57:47 | Weblog

  今日お預かりしたのは戦後間もない頃の物と想われる電蓄のラジオ/アンプ部分で、何方かが
部品を集め組み上げた物の様だった。 この種のラジオ、電蓄等の修理改造に付きましてはこ
ちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

ラインナップは 6D6-6CW5-6D6-6ZDH3A-76-42-80K-6E5。 V/Cはタイトを使った高級品だった。

部品は殆ど製造時のままだったのでコンデンサはマイカ・コンを除き全て交換の必要がある。

フィールドタイプのスピーカー(コロンビア DS-74B)は保存状態の非常に良い物だった。

ゴーサインを頂いたので先ずは溶けて略形が無くなっていたゴムブッシングを取り除いた。

次いで取り付け金具側を綺麗にしたが今日は部品屋さんに寄らねばならずここまでとなった。

3月29日 今日はダイアルの糸掛けに取り組もうと考えていたがV/Cを固定する為のブッシング
が一つしか無く、代わりにペーパー・コンデンサと電解コンデンサの交換を行うことにした。 

4月2日 使われていたマジック・アイはヤット光っていると云う程度だったので昨日は久し振り(2年
ぶり?)にマジック・アイを買いに出掛けた。 以前より¥2,000.も高くなっていたが矢張りキチント
光っているのは違う! 動作も確認したが良好だった。

次いでダイアル糸の糸掛けに取り組んだがツマミの駆動軸の軸受け部分がガタガタで一度諦め掛
けたが気を取り直しバリコンを駆動する物と、ダイアル・ポインターを駆動する物の2本を使う方法で
何とか好結果を得たがドット疲れた!

4月3日 ダイアルのドライブ・シャフトのガタツキが気になるとのお話だったので昨夜遅くに友人の
Oさんを尋ね3種の物を預かって来た。 内2種にはガタツキが可成り有ったが、幸い一つは可成り
シッカリしており上手く使えそうだった。 (下の画像の一番下)

しかし改めてこの部分のガタツキを確認してみたが、殆どガタツキを感じなかった。 (可成りのテン
ションを掛けてプーリー側に引っ張っている為)

 

4月13日 昨日は行き付けの部品屋さんで抵抗、セラミック・コンデンサ、配線材料を用意して貰い
今日は午後雨の中秋葉原に他の部品の調達の為に出掛けた。 以前の様に恵比寿や五反田に
仕事場が在ったころは秋葉原は遠く無かったが現在の場所からは半日仕事となって仕舞い、普段
は近場で済ませて仕舞う事が多くなった。 しかし久し振りに秋葉原を訪ね驚いたのは6.3V/0.15
Aの我々にとっては標準とも云えるパイロット・ランプを置いているところが無い。 最もこの10年程
このランプは米国から購入していたのだが、秋葉原でも直ぐに見付かるだろうと考えたいたが結局
5軒目の旧内田ラジオさんで見付け手に入れたが何時の間にか世の中は変わっているのだと思い
知らされた。 サテこれで部品は揃ったので近々再配線に取り掛からせて頂こう。


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