今日下見にお邪魔したのは今月初めに修理可否の打診を頂いた戦前の電蓄で、戦争中も疎開先
にこの大きな、重たい物をご両親が疎開させていたとのお話でした。この種の電蓄の修理、改
造に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。
もう少し早くご連絡頂いていれば某テレビ局の人気番組の企画にピッタリだったのだが!
お話ではこのレコードプレーヤでお父様がクラシックを聴いており、ご自身でも 45,33 回転のレコード
を聴いたとのお話しだったが果たしてそこまで回転数は落ちるか? 仮に回転数が落ちても可成りの
針圧が有る、しかも鉄針でEPやLPを聴いたのだろうか?
出力には45が使われていた。 構成は高周波増幅付きのスーパーの様だった。 フォノ・モーターの
電源回路は断線していた。 それ以前にフォノ・モーターは動作するのだろうか?
さてカートリッジ部分は生きているのか? フィールド・タイプのスピーカーが使われているがボイス
コイルの引出線が本来は止めてある端子二つが無くなっていた。 スピーカーの動作は目下不明。