朝は駅までの13分、また帰りは家までの13分程歩きながら国際VHFを聴いていたが偶に海岸局
が入感するだけだった。 仕事場ではICOM, IC-Q7を窓際に置いてウォッチしてみたが殆ど入感
はせず、以前 国際VHFを知るきっかけとなったこの周波数専用のトランシーバー、スタンダード
C807S での受信状況と大きく異なるのが気になっていた。 今日は別のアンテナでも試みてみた
が受信機も変えてみた。実は今日までヤエスのFT-728 を144と430MHzのトランシーバーとして
しか使っておらず、150MHz帯の受信機として使えることを初めて知った。また感度の比較では
こちらの方が可也勝っていた。こちらえのご連絡は http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお願い致
します。
ホイップ・アンテナだけでは無く下の画像に在る144/430MHzのアンテナ(約1.5m)を窓の外に出
してウォッチしてみたが多くの新しいことを学べた。 これまで156.8MHzの呼び出し周波数は偶に
しか入感しなかったので航空管制とは随分と違うと勝手に思い込んでいたがそれは大きな間違
いで実はヒッキリ無しに使われていた。 またこれまでは海岸局が殆どで船舶局が入感すること
は非常に稀だったが船舶局も普通に入感する様になり船舶のオペレーターにも女性が可也いら
っしゃることを知った。
国際VHFでは海上自衛隊の可也大きな艦船も民間の小型船舶も同様に扱われるので小気味良く、
また稀に船舶同士で「貴船の左側を航行中のxx丸だが急ぐので速度を上げ通過して欲しい」と云っ
たリクエストも為されていた。 また東京マーティスからは航路情報が可也頻繁に出されており、航
空機の様にトランスポンダーを積んで無い様でレーダーで確認した「xx付近を進路xx度、速度xxノ
ットで航行中の船舶、船名を教えて下さい」と云う様な問い掛けも為されていた。 ところでこれまで
横浜ポートラジオ、川崎ポートラジオ、東京ポートラジオ、千葉ポートラジオは各々その地域に送信
所が在るのだろうと勝手に想像していたが手元の1984年の周波数帳に依るとこれらは全て横浜市
中区山手町に在る送信所、同山下町に在るマリンタワーに受信所が在るとのことだった。 話は尽
きないが航空管制でも多くの国の航空機の通話を聴く事になるが特別訛りをを感ずることは無いが
この国際VHFでは一言でロシア系、インド系と分かる様な訛りの酷い交信が少なく無く担当の方の
ご苦労が想像出来る。 今日の一番の出来事は横浜ポートラジオの方だったか、経験豊富と想わ
れる女性オペレータの最後の挨拶で「ご安航(多分こう書くのだろう)お祈り申し上げます」との一言
だった。 *航空機のトランスポンダーに相当するのが船舶ではAISで、これを装備していない船舶
に東京マーティスから船名の問い合わせが可也頻繁に為されていた。 インターネットでもこのAIS
を搭載した(世界中の)船舶の情報が見られる。 イヤハヤ恐ろしい世の中になったものだ!