テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Plessey, PRS2282A HF Receiver (1985~)

2014-10-25 12:49:32 | Weblog

今日お預かりしたのは Plessey (Plessey Radio Systems) の PRS2282A, HF Receiver で受信不能とのお
話だった。 この種の受信機の修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ から
お問い合わせ下さい。 

周波数表示に問題は無かったが確かに受信出来ない。 モード切り替え、AGC、インジケーター切り替えに
問題は無かったがバンド幅切り替えが機能していなかった。 今日は他の物の修理で時間が取れないが近
々取り組ませて頂こう。

10月26日 朝から修理に取り掛かった。 フロント・エンド側からユニットの内部を診てみた。

 

本体内はバスで繋がっており各ユニットとは32x2、64 ピンのコネクタで接続されている為エクステンダー
を作るのは非常に困難と想われた。 (その後、汎用のVMEボードで間に合いそうとの情報を得た)

全体に内部の汚れは可成りで一応水拭きした。 下は清掃後のフロント・パネル後部。

百点満点では無いが良好に動作し出してくれた。 ただバンド幅切り替えとRFゲインが機能しない。

電源電圧は100V~240Vまで4段階に変えられる構造だった。 しかしヒューズが片方にしか装填されて
いなかったのが解せない。 (回路図を見ておらず本来の回路を知らないが)

本体の両端に在る持ち手の部分が内側に曲がっていた、輸送時に可成りの力が掛かった為と想われる。

元の状態に戻し実際に7MHzのハムバンドを聴いてみた。 群馬県邑楽郡のJN1コールの局がアクティブに
QSOしていた。 On Air しなくなって久しいが50年振りにHFで、しかもA3でのQSOも面白いかも知れない。

10月27日 ゴーサインを頂いたので電源電圧を100Vに変更し、最終動作確認を行ったがアンテナ入力の
BNCコネクタに若干接触不良が診られた。


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