夕方暗くなって届いた今日最後の1台は以前こちらでレストアを手掛けた BRAUN, SK5 で先頃ターンテ
ーブルが回らないなって仕舞ったとのお話だった。 非常に厳重に梱包してあり開梱するだけで可也の
時間を費やしたがトーンアームが固定して無く、レコード針がもろに本体表面に当っていた。 この種
の装置の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
SK5で検索するとアクリルカバーの取り付け方が前後逆だった物が在ったが今回の物と分かった。
通電し伺った症状を確認した。
ターンテーブル部分を表に出し動作を細かく診てみた。
モーターとカートリッジの出力をON-OFFするスイッチが機能していなかった（上はモーターON時）
上、下はモーターOFF、カートリッジON時。 何とか機能させることが出来た。
実際にレコードを掛け動作を確認した。
12月9日 朝一で動作を診てみた。 残念ながらスイッチの動作は不完全だったが鳩目で固定している
構造なのでスイッチの修理は略不可能と想える。
12月10日 何とか改造せずに済ませないかと再度油が固まった可能性の有る部分をパーツクリーナ
ーで洗ってみた結果部分的には動作する様にはなったが、早く終了して仕舞う様になった。 想定した
時間を可成り超えて仕舞ったが、モーターON-OFFのスイッチを設けた。
輸送中の安全の為、針を中立のポジションにした。 下は実際の演奏時。
