テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

1970年代の カラーバー

2024-05-29 13:34:29 | 

今日お預かりしたのはカラーバーだが1970年代の物とのお話だった。 近年の物は多く手掛け
て来たがそれらに比べると可成り複雑な回路だった。 この種の物の修理、改造に付きまして
はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

先ずパワートランジスタ 3個のコレクタの所に在る金属板(補強目的?)が絶縁されておらず
3個のトランジスタのコレクタが全て短絡していた。*絶縁ワッシャの使い方が間違っている。

実際に通電してみた。 2個を除きそれ以外の 6個が点灯した。

一部は(赤)動作し出した。 下はその際のトランジスタ SE 3035 のコレクタ波形 (782Hz)

トランジスタ CS9013HD は、お送り頂いた回路図では NPN となっていたが、実際はPNP。

3系統の内の 1系統しか動作していないが他の 2系統を復活させるには可成りの時間を要す
る様想われるので新たな回路を作る方が現実的と想われた。  ただ TO3 の適当なトランジ
スタを先ず見付ける必要が有る。

5月30日 手許に在った TO3 には 2SC792 またドライバの TO5 には 2SC1109A を使い、適当
な出力トランスを使ってバラックセットを組み立てた。 フィルター用には 0.1μF+ 5.6KΩを使
い周波数約 10KHz で点灯した。

サテ実験結果は良好だったが手元に在るトランジスタを使ったので現在では入手出来無い可
能性が有るので昨夜調べておいたトランジスタを購入すべく夕方部品屋さんに向かった。

5月31日 昨日部品屋さんで購入した部品。

バラックセットで最近の物の回路を組んだ。 一応周波数特性は示したがその周波数が加わって
無い状態でも可成り発光していた。 頭を冷やそう。

7月8日 大分時間が経って仕舞ったが一部動作に疑問点が有りご依頼主に先頃作られた動作品を
お送り頂き実験を行った結果問題点はクリアーとなったので改造に取り掛かるべく半田吸い取り
器をネットオークショオンで購入したので到着を待とう。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« B&O, Beosound Century | トップ | B&O. Beosound 3200 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事