今日の2台目は Braun, SK 6 で非常に綺麗なモデルだった。 先日 AC プラグが割れているとのお
話を頂いたがご自身で交換すると良いのでは無いかと少し冷たい回答をしたが他にも改造等をした
いとのお話が今朝有り お近くなら今日にでもお持ちになりませんかと連絡した結果直ぐにお持ち頂
いた（気の短い自分には好ましい！）。 この種の機器の修理、改造のご依頼はこちらのホームペー
ジ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
確かに AC プラグは見事に割れて仕舞っていた。
入力電圧を 110V に変更し通電した。
上は MW (AM) 、下は FM（海外バンド）受信時で共に良好だった。
ところがターンテーブルが全く回転しなかった。
回路に問題は無さそうだった。 どうも少し指でモーターのシャフトを回してやると回転した。
一応良好に回転し出し、終了も問題無く終わった。
ただ単に電源を入れただけでは回転せずモーターの接続に問題が有るのではと抵抗を診てみた。
これまでこの機種で見たターンテーブルは PC 3 では無かったか？
アレコレ試みた結果通電と共に回転する様になり一安心。 ただ終了動作は為されなかった。
暫く連続運転を行った。 半自動で演奏終了時、電源が切れると考えていたがそうでは無い可能性大
＊レコードを何度かひっくり返し聴いてみた後、もう片方の音声出力を診てみたがラジオでは音量が非
常に少なかった。 ただレコードでは問題は無い様で安心したが果たして回路はそうなっていたか？
帰路電車内で回路図を見てみたがフォノ或いはテープレコーダ入力ではステレオ動作となるがそれ以
外ではモノラルで動作することが分かった。 明日は改造と、ACプラグの交換に取り掛かろう。
夕方改造に備えシャーシを表に出そうとしたがネジの一つが強力に締め付けられており難航した。
11月4日 先ずは FM の改造に取り掛かった。
改造後の下端は約 79.5MHzとなった。 上端は約 94MHzまで伸びているのでワイド FMも聴ける。
次いで外部入力用のケーブルを用意し、本体内部の改造も終えた。
添えられていたアンテナ・コネクタが使えないので別途 AM用ループアンテナ（上）と、 FM用の簡単
なワイヤーアンテナを用意した（下）。
