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”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

サラダ〇〇について考えた

2017-11-20 14:03:56 | 野菜

大変お世話になっている岡山のハーブ研究家さんが、

ブログにサラダ小松菜の写真を投稿されていました。

収穫のタイミングを逃してしまったらしく、

サラダでは食べられない・・・と書いていらっしゃいました。

   

それを読んで、改めてサラダ〇〇という野菜について考えてしまいました。

サラダ〇〇のいくつかを例に挙げて、考えてみましょう。

  

●サラダほうれん草

 アクが少なくなるように改良し、甘みが強く、生で食べられる。

 草丈20cm~25cmを目安に、適期を逃さないように収穫する。

 

●サラダ春菊

 茎が細くて、軟らかい食感で香りもマイルド。生食向きの春菊。

 草丈20cm~25cmが収穫適期。

  

   

●サラダ小松菜

 葉質が軟らかく、サラダなどの生食がおいしい。

 草丈15cm~20cmが収穫の目安。

  

  

サラダ〇〇という野菜は、

 ・葉質が軟らか

 ・香りがマイルド

 ・アクが少ない

 ・苦みが少ない

など、生食向きに改良された野菜であることがわかります。

 

そして、大切なのは収穫適期。

一般的な野菜でも、収穫のタイミングを逃すとトウが立ってしまったり、

繊維が強くなってしまったり・・・とおいしくいただけなくなります。

生食向きの野菜なら、なおさら収穫のタイミングは重要ということになります。

 

野菜は植物ですから、子孫を残そうと花を咲かせ、種を作ることにシフトします。

そうなると、茎や葉は硬く、繊維が強くなります。

サラダ〇〇も例外ではありません。

いつまでも、軟らかく、マイルドではいられないのですね。

勉強になりました。 (*^-^*)

 

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変わる歯科治療

2017-11-19 16:55:41 | お勉強

今日は、「いつまでもおいしく食べるために」というテーマで

地域の歯科医からお話を伺う講座に参加しました。

講師は、富田歯科医院の富田貴之先生。

  

  

まず、歯周病はお口の中の病気というだけでなく、

体全身に影響を及ぼす病気であることを教えていただきました。

  

  

ぽっちゃりタイプの男性糖尿病患者(かなり限られたタイプですが)は、

糖尿病を治療すると歯周病も改善されるそうです。

また、ストレスがたまると、体全体の血流が悪くなり、

歯ぎしりをすることも増えてくるので歯周病になりやすくなります。

 

歯周病があると、心筋梗塞、脳梗塞になるリスクは3倍。

また、口の中が汚れていて菌が肺に入ってしまうけれども、

高齢でむせる力がない人が発症する誤嚥性肺炎も、

口腔ケアをすることで減少すると言われています。

   

歯周病を予防し、また治療することで

改善される生活習慣病も多いのではないかと思われます。

 

さて、今回一番驚いたのが、

高齢化社会になって歯科治療にも変化が起きているということです。

8020運動というものがありました。

80歳で、自分の歯を20本残そうという運動です。

 

この運動を見て、「歯を残すことが大切」と思っていました。

しかし、高齢になっても歯を残そうとすると、

その時はあごの骨が弱くなっており、いざ入れ歯を作ろとすると入れ歯が入れにくくなる

という状況に直面するのだそうです。

これからは、歯を残そうとするよりも、

弱った歯は早めに抜いて、入れ歯にすることを勧める先生が

良い歯科医というように変化していくのでしょう。

  

ご長寿というと、浮かんでくるのがきんさん、ぎんさんです。

きんさんは107歳、ぎんさんは108歳で天寿を全うされました。

お2人の食生活が素晴らしかったと言われていますが、

お2人とも歯はありませんでした。

入れ歯をしていれば、もっと長生きできたのかなぁ・・・などと想像しています。

 

富田先生、貴重なお話をありがとうございました。(*^-^*)

  

 

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カフェ 長兵衛

2017-11-18 10:00:56 | 地域おこし

昨日の視察研修の続きを書きます。

きらく市のすぐ近くに、長兵衛というピザ工房があります。

  

  

ここは、きらく市の代表理事である勝山啓子さんの農園が所有する

お茶工場を改装して作られています。

  

  

女性らしいセンスが感じられ、

時間の流れがゆるやかになったような気持ちになります。

  

  

  

  

昔のお茶工場は、茶揉み機も木製です。

そして、それを動かすためのたったひとつの貴重なモーターを効率よく使うために、

大小の滑車にベルトを巻き付けて動かしていました。

 

天井には、その滑車のあとが残っています。

  

   

そして、当時大活躍していた「揉捻機」もお店のテーブルの中に

残されています。

  

  

こちらがカフェのメニューです。

新しいメニューも考案中とのことです。

   

カフェ長兵衛

 営業時間 (4月~10月)10時~17時  (11月~3月)10時~16時

 定休日 毎週火曜日・水曜日

 電話&FAX 054‐270‐1017

 

Facebookはこちらです。

 

今度は、水見色地区で1日過ごしてみたいです。(*^-^*)

 

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水見色きらく市へ

2017-11-17 18:42:15 | 地域おこし

中遠地区 農山漁村ときめき女性の視察研修で、

静岡市水見色にある水見色きらく市へ行ってきました。

  

  

水見色きらく市は、この地域在住のときめき女性 勝山啓子さんが開設した

山里に伝わる農林業や暮らし方を守り伝える場です。

勝山さんのお話を伺いました。

   

平成10年の水見色地区は、

 ●バスも通っていない

 ●新聞は郵便配達員が、郵便と一緒に配達してくる

という地域でした。

市への嘆願書により、赤字路線となること覚悟でバスが走るようになり、

新聞もきちんと配達されるようになりました。

次に考えたことは、ここに加工所を建て、地域の活性化につなげたい

ということでした。

  

補助金の申請は容易には進まず、

税金を使う意味、借金を抱えるリスクについても考えたとおっしゃいます。

    

薪ストーブを設置し、

若いお母さんがお子さんと一緒に使える親子トイレを作り、

芝生は地元中学生が植えたものを分けてもらいました。

  

そこかしこに手作りの温かさが感じられます。

この柱は、きつつきが穴を開けた木をそのまま使っています。

  

   

そして、商品はこんにゃくとお味噌からスタート。

色々な商品が開発されました。

こちらは、こんにゃくが30%入ったソーセージ。

  

   

お惣菜にも工夫がされています。

  

   

地元の農産物も販売されています。

  

   

何もない土地ならば、人を見に来てもらおう。

この元気なおばさんにまた会いに来よう!!

そう思ってもらえるような店づくりを心掛けている・・・

勝山さんの言葉に、大いに励まされました。

 

勝山さん、ありがとうございました。(*^-^*)

 

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最強のフライ

2017-11-16 15:15:50 | だし

4人家族で1年に20gしか消費されていないという乾しいたけ。

どうしたらもっと食べてもらえるのかな?

・・・といつも考えています。

  

そこで、今回、こんな食べ方をしてみました。

 

1しいたけを水で戻します。

  

   

2戻したしいたけの軸を取り、

 苦楽園 こんぶ処永楽さんのだし粉をまぶします。

  

 

  

  

3小麦粉、溶き卵、パン粉をつけます。

  

  

4油で揚げれば、出来上がり~♪

  

  

乾しいたけのうまみ成分は、グアニル酸。

苦楽園 こんぶ処永楽さんのだし粉には、

真昆布、カタクチイワシ、かつお節が使われているから

グルタミン酸とイノシン酸がたっぷり!!

だから、このフライはうまみの相乗効果で、最強のフライとなるのです。

 

味と香りはもちろんのこと、食べ応えのある食感が気に入っています。

お塩でいただくと、しいたけの香りがしますが、

ウスターソースなら、しいたけ嫌いさんでも食べられそうな気がします。

 

どうかな?

試してみてください。 (^o^)丿

 

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