磐田市の見付どっさり市で見つけた野菜です。
何かわかりますか？
根の部分を見ればわかるかな？
これは、葉ごぼうです。
私たちが普段食べているごぼうは、根っこの部分ですが、
こちらは根・茎・葉すべてが食用に使える品種。
大阪八尾市のものが有名で、
春を告げる野菜と言われています。
アク抜きは、根と茎は水に浸けるだけ、
葉はさっと茹でて水にさらすだけ・・・。
山菜よりも手間がかかりません。
こんなふうにしていただきました。
・根と茎 炊き込みご飯
・葉 白和え
・葉 ねぎ、桜エビとともにかき揚げ
根と茎は軟らかく、
普通のごぼうよりもやさしい香りです。
葉は茹でても、ほのかな苦みとシャッキとした食感が残り、
「春を告げる野菜」としての実力を発揮しています。
近年では、大阪でも産地から遠くなるにつれ、
葉ごぼうを知らないと言う人が増えているそうですが、
静岡にいながら、
ごぼうを丸ごといただくこのチャンスを
大切にしたいと思います。
1ヶ月ほど前に撮った写真ですが、
これ何の花かわかりますか？
今は、5mmほどのかわいい実をつけています。
正解はこちら。
アメリカンチェリーです。
10年ほど前、夫が庭でアメリカンチェリーを食べ、
種をそのまま捨ててしまいました。
そこから木が育ちました。
花が咲くようになったのは去年から。
去年は、実は5mmサイズのまま熟し、
ほんのりと甘かったのですが、
今年はどこまで大きくなるのでしょうか？
日頃、大変お世話になっている
野菜ソムリエ仲間のまなはうすさんから
温かな贈り物が届きました。
ホットケーキMIXで作ったというバナナケーキは
レシピも添えてくださいました。
簡単なのに、本格的な味がするのは
バナナが丁寧に潰されているからでしょう。
おしゃれなカフェで出てきそうです。 (^^)
そして、お母様であるままはうすさんお手製の
グリッシーニはチーズの香りがとっても香ばしい！
あっ！！
私の大好きな全粒粉のヨーグルトパンも入っています！
すごいなぁ・・・みんな。
元気の素をいただいたので、
私もやる気スイッチをONにして頑張ります！！
まなはうすさん、ままはうすさん、
いつも本当にありがとうございます。
ごちそうさまでした。
GWに会った甲府のお友達から、
「八ヶ岳の花豆」をいただきました。
説明どおりに、一晩水に浸けたものを
3回ほど茹でこぼしました。
そして、たっぷりの水を鍋に加え、
花豆が軟らかくなるまでコトコト煮ました。
茹であがった花豆は800gになりました。
そのうち半分は、砂糖控えめにして
10分ほど煮含め、デザートとしていただきました。
生クリームをかけて食べると最高！！
残り半分はキーマカレーに。
キーマカレーといっても、
挽肉100gに対し、花豆水煮が400gも入っています。
この豆の存在感、
豆好きにはたまりません。♪
花豆はインゲン豆の一種。
中南米の高地が原産なので、
日本でも北海道や長野県が主な産地となっています。
お友達夫婦は、花豆を食べながら、
八ヶ岳で天体観測を楽しんでいるんだろうなぁ・・・。
そんなことを考えていたら、
花豆の紫がかった黒が夜空に見えてきました。
ごちそうさまでした。 (^^)
「規格外で出荷できない白ネギが、畑に抜いてあるから
料理に使ってほしい。」
と連絡が入りました。
行ってみると、ありました！！
白ネギのじゅうたん状態です・・・。
みんなで外側の汚れた部分を取り除きます。
途中で、犬の散歩中のおばさんまで加わってきました。
こんなにたくさんいただきました。
JA遠州中央では秋冬・春白ネギに
厳しい出荷規格を設けています。
・白い部分は27cm以上（ただし、途中に緑の部分があるとNG)
・葉は2枚以上付いていて、長さは8㎝以上
・白い部分と葉の部分を合わせた全長は58㎝
（58㎝というのは、出荷する時の段ボールのサイズを表します）
・太さも1.1cm未満、3cm以上は規格外
その他、ネギの曲がり具合にも、厳しい基準があります。
この厳しい基準をクリアできる白ネギは、
生産された内の半分くらいといいます。
つまり、半分は廃棄処分されているわけです。
さらに、今回いただいてきた白ネギは、
水田だったところを利用して作られています。
元水田の土地は、地温が上がりにくいので
白ネギの栽培に適しているとは言えません。
また、雨が降ると、水はけが悪いので、
葉の汚れを防ぐためには、
収穫は完全に土が乾いてから・・・。
収穫が遅れると、その間も白ネギは成長しているので
結果、規格外のものが増えてしまうことに・・・。
私たちがしたことは、廃棄されるのを防いだだけであって、
農家さんには1円の得にもなりません。
それだからこそ、最後まで大切にいただきたいと思います。
アポなしにも関わらず、
貴重なお話を聞かせてくださった白ネギ生産者様、
ありがとうございました。
