”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

瀬戸内牡蠣煎餅

2020-11-25 13:37:19 | お菓子

昨日の続きで、いただいた岡山名物について書かせていただきますね。

  

瀬戸内牡蠣煎餅という全部漢字のおせんべいです。(笑)

  

 

入っていたリーフレットに見覚えがあると思ったら、

あのおだしの瀬戸内庵さんのお菓子でした。

  

 

真ん中にプレスされた牡蠣の姿が!

牡蠣が苦手な人だったら、たぶんこれも食べられないだろうな

と思うくらい、香りが鮮烈!

焼き上げ、プレスされたものなのに、どうしてこの香りを保てるのか?

これも、だしメーカーさんならではの創意工夫があるのでしょう。

  

 

おせんべいというと、草加せんべいに代表されるような

米菓を思い浮かべますが、

えび、いか、たこ、そしてこの牡蠣もそうですが、

魚介類を入れたおせんべいは、

小麦粉などが原料となっているものが多いですよね。

魚介類をプレスすることを考えると、

小麦粉の方が向いているのでしょう。

  

それに、おせんべいの歴史を調べると、

飛鳥時代に中国から伝わったおせんべいは、

「原料が小麦粉で、水で練ったものを油を引いた鍋などで炒って作っていた。」

と、あります。

  

ということは、小麦粉系のおせんべいの方が

お米で作ったおせんべいよりも歴史が古いんですね。

  

しかも、この牡蠣煎餅は、

小麦粉の代わりに、片栗粉、コーンスターチ、おからを使っているので、

小麦粉で作った魚介系せんべいよりも、

香ばしく、パリッとした食感です。

  

一度しか行ったことないけど、

穏やかな真夏の瀬戸内海が思い出されます。

 

コメント (2)
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