お抹茶をいただく(飲む)のは、大好き。
でも、抹茶味の食べ物(お菓子、パンなど)は苦手である。
おそばは、10年前にそば打ち講座に参加し、
新そばの香りに包まれながら、粉を練っていたら、
頭痛と吐き気がしてきた。
それ以降、アレルギーというほど大げさなものではないが、
そば粉の香りがすると、むせるようになってしまった。
だから、乾麺を好みの軟らかさに(かなりクタクタに)
茹でて食べるのが、一番おいしく感じられる。
そんな私でも、茶そばは大好物である。
苦手なものが2種類も入っているというのに・・・。
不思議に思って、茶そばの正体を調べてみた。
全国乾麺共同組合連合会のガイドラインによると、
乾麺の場合、そば粉の含有量は使用原料粉の重量に対し、
30%以上あれば、「そば」と表示できる。
ただ、茶そばの場合は、30%に満たなくてもよい。
そして、粉茶を使用する場合、表示できる使用量基準は、
使用原料粉の重量に対し、1%となっている。
茶そばの原材料表示を見てみると、
一番最初に「小麦粉」と書かれているので、
小麦粉の含有量が一番多いことがわかる。
例えば、
小麦粉:そば粉:粉茶=69:30:1 の割合でも茶そばと言える。
これなら、そば粉と抹茶の個性は隠れる。
私でも食べられる理由はここにありました!!