透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1112 大月市笹子町の火の見櫓

2018-10-29 | A 火の見櫓っておもしろい


1112 大月市笹子町吉久保 4脚444型 撮影日181027

■ 国道20号からちょっと脇道に入ってこの火の見櫓と出合った。真正面から見ると櫓のプロポーションが分かりやすい。踊り場から上は櫓が逓減していないので見張り台周りのバランスがチト好くない。脚の付け根にある銘板により平成2年の建設だと分かった。



蕨手ではない。兜の角(立物というようだが)に似ている飾り。








 


1110 大月市笹子町の火の見櫓

2018-10-29 | A 火の見櫓っておもしろい


1110 大月市笹子町黒野田 新笹子トンネルの近く 国道20号(甲州街道)沿い 4脚444型 撮影日181027

 大月市内の国道20号(甲州街道)沿いに立っている火の見櫓を見に行きたい、と以前から思っていた。中央東線の列車の車窓からこの辺りに火の見櫓が見えていたので。一昨日(27日)、本栖湖近くの山荘に出かけた際、大月ICのひとつ手前の勝沼ICで下り、国道20号を大月駅に向かった。

長い新笹子トンネルを抜けて間もなく、この火の見櫓と出合った。少し通り過ぎたことろにスペースがあり、駐車。大月方面を背にして写真を撮った。やけに脚が長いなあ、というのが第一印象。





方形(4角錐)の屋根は避雷針も蕨手も無く、シンプル。見張り台周りがにぎやか。アンテナとふたつのスピーカー。形は長野県内の一般的な火の見櫓と変わらない。電線が邪魔だが、仕方がない・・・。



2軒の民家の敷地を跨いで立っている。脚が長い理由が分かった。両敷地にレベル差があり、その高低差に対応するために低い敷地の脚を伸ばしているのだ。傾斜地に立つ送電鉄塔で脚の長さが違うものを見ることはあるが、脚の長さが違う火の見櫓というのは初めてだ。適当な空地が無かったということだろうが、理解のある住民だ。

ブロック塀の奥の脚部が写るようにポジションを決めた。全形写真には写っていないが、説明的な写真には必要な配慮。