1103 川根本町下長尾 撮影日181007
■ 火の見櫓の右側後方に大井川の対岸(左岸)の下泉の集落の家並みが写っている。往路は下泉地区を通っている県道64号を北上したのだが、この火の見櫓が見えた。その時、帰路は右岸の国道362号を下り、この火の見櫓を見ようと思った。
この火の見櫓の建設場所は対岸の下泉地区にも半鐘の音が聞こえるように、と選定されたと手元の資料にある。元々もっと大井川の近くに立っていて、建て替えの際場所を移したようだ。
ロケーションが良い。大井川の右岸の東面する傾斜地にすくっと立つ姿が凛々しい。火の見櫓は周辺環境により印象が変わる。
それにしてもこの屋根の形は・・・、やはり半鐘に被せた大きな帽子、かな・・・。雪国の子どもたちが被る藁帽子か蓑に見えないこともない。
今回はこの火の見櫓で仕舞いにした。島田金谷から新清水まで新東名を走り、山梨県内を富士川(身延線)に沿って北上、 六郷で中部横断自動車道、中央道経由で無事帰宅。走行距離598kmのハードスケジュール。初老、いや中年の身にきつい旅程だったが、楽しかった。
本稿で10月7日の火の見櫓巡りの記録終了。