透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1096 島田市神座の火の見櫓

2018-10-14 | A 火の見櫓っておもしろい


1096 島田市神座 撮影日181007

■ 島田金谷ICで新東名を下り、大井川の左岸沿いに県道64号を北上。島田市神坐でこの火の見櫓を見かけた。H形鋼のフレームの消火ホース乾燥塔に控えを取った火の見櫓。初めて目にした姿・形。てっぺんに設けてある作業台は消火ホースの乾燥作業用だろう。半鐘は作業台に登る梯子の途中に吊り下げてある。






 


1095 浜松市天竜区の火の見櫓

2018-10-14 | A 火の見櫓っておもしろい


1095 浜松市天竜区佐久間町大井 3脚無無型(半鐘にかけた小屋根は火の見櫓の屋根とは見做さない)撮影日181007

 国道151号で北設楽郡豊根村、東栄町を通り、国道473号で静岡県浜松市天竜区役所を目指す。狭くてカーブの多い山間の悪路を進む。国道152号(秋葉街道)と合流する直前の道路沿いにこの火の見櫓が立っていた。

前稿の火の見櫓とは構成が違い、正面の横架材に丸鋼を用いているから、登り降りしやすいだろう。後ろの構面には平鋼の交差ブレースを設置している。櫓の頂部に避雷針を設置してある。櫓はカーブを描いて下方に広がっているように見える。吊り下げてある半鐘も1125とは違い、つるりんちょ(表面が平滑な半鐘)。


この後、天竜川沿いに国道152号(473号との重複区間)を南下、午前10時ころ天竜区役所に着いた。自宅を出たのが午前4時45分だったから、約5時間かかったことになる。ここから目指す川根本町まではまだだいぶ距離がある。前回は川根本町からこの辺りまで国道362号を通ってきたが、今回このルートは避けた。浜松浜北ICから新東名を島田金田ICまで走行(新東名は初めて)、大井川沿いに島田市を北上し川根本町へ。

次稿から島田市と川根本町の火の見櫓を載せる。


 


1094 愛知県豊根村の火の見櫓

2018-10-14 | A 火の見櫓っておもしろい


1094 愛知県北設樂郡豊根村坂宇場 4脚無無型 撮影日181007

 静岡県の川根本町には今年の5月に出かけているが、ユニークな火の見櫓が見たくて7日の日曜日に再び訪れた。本稿からその日に見てきた火の見櫓を12基掲載する。

5月の時とは逆回りした。中央道で飯田山本ICまで南下、三遠南信自動車道を現時点での終点・天龍峡で下り、国道151号で阿南町(長野県の町で唯一「ちょう」と読む。ほかの町は全て「まち」)から愛知県北設楽郡豊根村に入った。しばらくしてこの火の見櫓と出合った。柱材も横架材もブレース材も全てアングル(等辺山形鋼)。

櫓の中間部分まで直線的に絞り込み、それから上部は逓減させず、まっすぐ伸ばしている。梯子は設置していない。消防団員はアングルの横架材を登り降りする。以前にも書いたが、アングル材は手で握るのには不向き。構成を工夫して欲しかった、と思う。