哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

古今集第三百七十二番別れては(書)

2013-03-11 06:55:16 | 
別れてはほどをへだつと思へばや
かつ見ながらにかねて恋しき        在原滋春

 一度別れてしまえば、二人の間に距離が離れると思ううのだろうか。一方で楽しく会っているうちに、他方で恋しいという感情が今からわき起きるとは、どういうわけなのだろう。