水無月の朝顔涼し朝の月 三浦樗良
樗良(ちょら)は江戸中期の伊勢の人。江戸、北国を放浪して蕪村の存在を知り、京都に移り住むが。晩年は山田へ帰る。水無月は陰暦6月のことで現在より少し先になる。暑くはない夏の朝にアサガオは清涼感がある。そんな時の西の空に、有明の月よりは少し経った月が消えようとしている。有明の月は明けきらず暗さが残り、赤味が残る月。
樗良(ちょら)は江戸中期の伊勢の人。江戸、北国を放浪して蕪村の存在を知り、京都に移り住むが。晩年は山田へ帰る。水無月は陰暦6月のことで現在より少し先になる。暑くはない夏の朝にアサガオは清涼感がある。そんな時の西の空に、有明の月よりは少し経った月が消えようとしている。有明の月は明けきらず暗さが残り、赤味が残る月。