goo blog サービス終了のお知らせ 

キカクブ日誌(アーカイブ版)

このブログは旧版です。
現在の新ブログはこちら!https://www.travel-life.blog/diary/

ベルばらで英語~ロザリーの「あたし」

2015年12月10日 |   └─再燃!ベルばら
いま、「ベルばら」熱再燃中なのですが、はまり始めるとのめりこむ自分の性格。あまりにもいろんな情報を取り込みすぎてまだ全然整理がつきません。整理ついても書かないかもしれないですけど(なにせ「ベルばら」は恥ずかしいので・・・照)、ちょっとした話から、書けるところから、書いてみようと思います。(カテゴリも新設した!)


ベルばらのアニメをNHK-BSで放映中なのが再燃のきっかけですが、録画をひまなときにさーっと見て、見た後はすぐに消去してたんです。はじめのうちは。・・・・・ところが、ジャンヌの首飾り事件のあたりから、「どうもこのアニメ版は原作とテイストが違うぞ。別の話みたいだ・・」と感じるようになり、面白くて、本腰入れて見るようになりました。そうなると、録画を消したのが悔やまれます。

でも今は便利な世の中ですね。ネットに(違法かどうかわかりませんけど)上がってるんです。それで録画を消した部分の復習をしたりしてます。で、よく見ると字幕がついてるんです。英語の。どうやら海外でアップロードされてるようですね。スマホの小さな画面で見てるのであまり鮮明には字幕見えないのですが、面白いのがありました。



ロザリーが育ての母の仇をうつため貴婦人修行してるシーン。


「あたし」というロザリーの一人称を、オスカルが「わたし」と言え、と指導します。
こういうの、英語だと難しいですよね。一人称の言い方で「お里が知れる」なんてのは。





英語字幕では、ロザリーが「I ain't~~」というのを、オスカルが「 I haven't~~」と言えと指導する形になってました。

なるほど~!
「SHERLOCKで英語」の時もこういうことの面白さを感じてはいたのですが、「ベルばら」はそもそも日本の作品。これが英語に翻訳されたものを見るのは、また別の興味で見られますね。

中国語なんかだとこの部分どう訳すんだろう?やっぱり一人称は「我」なわけで。言葉遣いのノーブルさを中国語ではどう表現するかな?

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
中国語では・・・ (エータ)
2015-12-11 20:08:45
妳只要措辭客氣一點就行了

となっておりました。

その前のロザリーのセリフは

我。。。我不會跳舞耶
而且
我該怎麼應對呢

で、そのあたりをひねるかと思いましたが、そちらも
そのままの訳ですね。

中国語での意外な訳を見つけたらご報告しますね。
中国語の勉強も兼ねて、、、と見はじめたのに、字幕をスルーしているときが多くなっていますので、気づくかどうか・・・^^;
返信する
エータさん (YOKO)
2015-12-12 11:29:39
貴重な中文版情報ありがとうございます。
訳すのめんどくさかったのでしょうかね。
この部分は英語版に軍配が上がりますね。

中国語での意外な訳見つかったらぜひ教えてください!

あ、質問です。
オスカルを「オスカル様」って誰かが呼ぶときは英語版では「Lady Oscar」って呼びかけてるんですよね。中文版ではいかがですか?「小姐」じゃないですよね。「公主」でもないだろうし・・・。

でも英文版のように「Lady Oscar」ってよびかけてたら、フェルゼンだって、はじめからオスカルの性別わかってますね。
その辺難しいなぁ~

私も中文版と英文版と見比べたいような気もしますが、まだまだ本編をじっくり楽しみたいのでほどほどにしておきます。
返信する
オスカル様 (エータ)
2015-12-13 09:56:08
そうそう「オスカル様」、
ロザリーは「奥斯卡小姐」と言ったり、「奥斯卡大人」といったりしています。
オスカルファンの貴族婦人たちはもっぱら、「奥斯卡大人」って呼んでます。

ここ数回分中文字幕を気をつけてみていて、ちょっと気づいたんですが、上のロザリーの言葉を直すシーン、「耶」や「呢」をつけることで、少し砕けた言い方をしているということなのではないでしょうか? 貴族婦人方のセリフにはこのような語尾語?は出てこないんですよね。
中国語も深いなぁ・・・と・・・

まだ面白いと思った中文に出会っていませんが、シャルロットは「夏露」でした。「シャル」だけ^^
返信する
エータさん (YOKO)
2015-12-14 16:59:57
お!オスカル「様」は「小姐」だったり「大人」だったりするのですね。「大人」ならフェルゼンもわかりませんね~。

それから、語気助詞の多用が砕けた言い方になるというご指摘、ごもっともです。
中国語をつかっていた世界もずっと階級社会だったでしょうから、絶対言い方ありますよね。日本語の敬語もめんどくさいですが、日本の身分制度なんかよりもっとすごいかもしれませんもんね。ないはずがないんですよね。

中国の時代劇とかたまに見てると、「わたくしめに!」なんていう時の言い方があるみたいです「臣」だったかな?
ベルばらでも出てくるかもしれませんね。
また気がついたら、タレコミおまちしております。
返信する
Unknown (KHS)
2015-12-16 13:29:04
中国語字幕面白い!英語字幕はTV放送時のものなんでしょうか、北米版のDVDとは違いますね。ご紹介の方が英語の勉強になります。ロザリー、コックニー訛だったとは。。
返信する
ロザリーマイフェアレディー (YOKO)
2015-12-17 11:45:51
KHSさん、こちらにもコメントありがとうございます。この英語の発音矯正って、「マイフェアレディー」を思い出させますね。
DVDではどうなっていましたか?



SHERLOCKでも、ミンスクの刑務所で囚人に聞き取りするシーンで英文法のダメダメさでその人柄を表すようなのがありました。

フランス語のものでもそういうのあるんでしょうね。きっと。

言葉問題に踏み込んでいくと抜けられなくなりそうです(笑)ゆるゆる楽しみましょうか
返信する
Unknown (KHS)
2015-12-21 17:14:15
こんにちは。まとめレスすみません。北米DVD字幕では"say it properly"だったと思います。

O「様」について、私が使った「町内」という言葉はネット界という意味でした。改めて考えてみて「様」を外すことは対等な存在として、偶像ではなく批判の対象にもなり得るキャラクターと認めることになるのかなと思っています。ジェンダーの量を加減できるOは超人であり、生きる上でのロールモデルとしては私自身の助けには全然ならなかったので、「様」を付けるのは当時12歳だった自分への一種の揶揄(と懐かしさ)でもあるのかなと思います。
私はどちらかと言えば話の中でのキャラクターの自然な動きにこだわるということで自分の第二次ベルブームを捉えていましたが、一人の女性としてOを捉えることができたときには「様」はなくなるのかもしれません。

女子会での傷の話、面白かったです。女の一生ということで見ると、12歳当時はとても思えなかったけれど、14や15で親の言われるままに結婚して子どもを産み育て・・という制約の多い人生もそれはそれで偉大だ(親の言われるままに男まさりに奮闘するのに勝るとも劣らず)だと今は思っています。男に養われることを否定して稼ごうと、ダブルインカムだろうと、養われようと、愛がある結婚だろうとなかろうと、女であるという傷をもって生きのびなければならないことには変わりなく、最後は自分を納得させることができるかなのかなと思っています。ではでは。
返信する
KHSさん (YOKO)
2015-12-21 21:56:18
コメントありがとうございます。
すごく濃い内容で嬉しいです^^
properly・・・う~ん、あまりひねりがないかも。ain'tにする方がなんだかいいように思いますネ。

それと「町内」の例え、もちろんわかっていますよ~。私の「田舎の一軒家」というのも、ファンの人たちと交流しなかったという意味で使っています(説明しなくてもわかりますね‥^^;)
「様」がつくかどうかはいろんな意味を持っているのは間違いないですね。
対等になると「様」が取れる、確かに。

「傷」の話、お恥ずかしいです。
「傷」と名付けること自体、気恥ずかしいですが、ベルばらで恥ずかしくなる理由を追っていくと、その辺になりそうだな~と(私の個人的な話ですけどね)

どんな人生でもそこに必ず傷がある。というのはまったく納得です。ただ、一人は一人分の人生しか生きられませんから、ほかの人の傷は見えにくいですね。傷のあらわれ方も違うのでしょう。その違いに学びのきっかけがあるのではないかとか、今回の一件で思いました。相手を理解するためというより、自分を理解するための話ですけども。
その一方で今回は自分とは違うように見えてた人たちが結構共通の葛藤を抱えていたというのを知って、妙に心強くなりました。誰にも話さないでいると、自分だけが特別って思いがちで危険ですね。ブログも書いてて良かったです。こういう風に意見がいただける。
良かったらまた話を聞かせてください。
返信する

コメントを投稿