おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

曖昧な基準

2011-06-27 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


大規模災害時における
賠償 補償の 問題

最大の疑問点は 基準の曖昧さ

その最大の問題点は 有責性の判断
おおざっぱに言えば 誰々の行為に責められる点があったから
損害賠償責任が発生するのだ
というところの 基準の曖昧さ・判断の困難さ・責任範囲の捉え方の難しさ などなど

大学者さんたちも なかなか スパッと言いだしにくい
環境があるような・・・感じがしています
法的なことは言い得ても
その結果を思うと なんとも 複雑なもの言いになる

一番極端な例えは
“天災なのです 天のことは 天に任せるしかないのです
ご存じのように
法的な人格を持っている者であっても その行為に有責性はないことだって モチロンあるのです
あとは なんらかの補償 の出番 だけなのです

あくまでも 補償ですから その性格は 例えて言うと
後見的な扱い
とも言うべきものなのです 
賠償とは異なるのです
そんなに 多くを望むものでは そもそも ないのです”


先日 各県の農業関係の団体?が 責任者の立場にあるとされる企業に
賠償請求あるいは補償請求をしたときの 驚くべき差

他県の2倍から 3倍の請求額だった?ものも登場
直接の被害地?の額を抜く 圧倒的な請求数値だった

それを見て とても複雑な心境になった



概して言えば いわゆる圧力団体的な 大規模組織をもつものと そうでない 巷の庶民の採り得る対応の差の問題
なんとも悲しい思いをさせられるときがある

法的に言えば 仮にAの行為によって損害を受けたとき
要件さえ同じなら 大規模団体であろうが 一零細事業者であろうが被害者であることには変わりはない
要は それを実行に移す術をもつものか それに至らず断念せざるを得ないか の差 

このことは Aの行為に法的な有責性・違法性を見出し難く
つまるところ天災だったので 賠償責任は問えない
が 補償請求はあり得る
という場面でも同じこと で あるはず


状況からして 他の者とほぼ同様の被害額であろうことが予想されるにもかかわらず 力のあるものは 臆面もなく 
他の者の2倍も3倍もの数値提示の挙に出る

どうせ 国から 公から出る お金
多少の積算根拠不安なんぞ なにを恐れるに足るか
とでも こんな緊急事態時にさえ いなおっているような

最愛のものをすべて失うという人たちの群れがある世であるというのに・・・何をかいわんや



誤解を恐れずに言うと 日本人の恥の文化は何処に
という感

無料で利用できるなら 何の遠慮が要ろうか
なんら被災の影響の欠片など無だが 他の者がタダで使い放題できているものなら我とても・・・・


つまるところは 公共財であろうものであり
最終的には 国民の血税で保たれているもの 
そんなことなど蹴散らかされ・・・


誤解があるといけないので 再説しますが
正当な権利で 正当な要求をする
ということまで否定しているわけでは ケッシテありません



というわけで またまた オジイサンは 語ってしまいました
ほんとうに 困ったチャン であります




さて 本日は 一仕事を済ませたら 午後から公益法人改革
に関する勉強会的な集まりに出席

帰ってからも 自分の予定している学習
あくまでも 予定 なので おそらく サボる かも

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