おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

ご挨拶

2015-01-25 | ◆ マンション管理業務  《 全般 》

 

 

いろいろと スケジュールが詰まっていて ブログが載せられないでいます

それほどの時間がかかることではないのですが どうも スタートタイミングが

取りづらくて  ようするに  怠け? かも

 

先週は 3日間 静岡市へ出張

マンション関係の総会 と 研修会参加

はじめて 静岡駅前中心に 市街地を歩くことができました

家康公没後400年 ということで 本年は 観光面でも訪問者が増えそう との

説明が 県や市の役人の方をはじめ 多くの方から発信されていました

 

 

さて 本年1月15日をもって 一般社団法人茨城県マンション管理士会 が設立

初代理事長に 私が登記されました

その 最初の活動が 上に記しました出張での行動でした

多くの関係団体から設立の祝福を受け 感謝した次第

本年は 国家資格者 マンション管理士の全国組織の新たな構築年でもあり 今後

増加していくこと間違いなしといわれている 構造物および住人の方の高齢化対策

建て替え対策等の重要難問課題に取り組んでいかねばなりません

 

 

それにしても マンションが抱える問題(マンションに限らず建物の区分所有問題全般)

に対する行政のエネルギーの量と質(失礼を覚悟で述べさせていただいています)の差は

いかんともしがたく 先進地 例として 埼玉・東京・神奈川・京都などの行政と 残念な

がら当県などとの関与の仕方の隔絶した色合いは 驚くばかりです

行政が マンションにおける様々な困難に対し予防的な場合にさえ公費で我々を派遣

してことに当たらせる地方公共団体がある反面 

 “マンション問題って ???”

と首をかしげる担当者がおられる行政が多く 内実を知っている我々は 今までの活動への

自戒を込め 天をあおいでしまうことも・・・いまも 『 マンション管理士って国家試験なの?

何を目的につくられた資格なの? 』というお問い合わせ多きことに 涙 涙

自らの行動の足りなさを おおいに反省すべきはもとより なのですが・・・

 

《 事が起きてからでないと おおよその対処すべき組織機構は 動き始めない 》

別な言い方では

《 事が起きて はじめて 対処すべき先鋒が やっと もそもそと うごめきだす

※ こうした場合のほうが 解決に より多大なエネルギーと財を費やさねばならないことに

なること必至 ともいえそうなのに 》

という 動かしがたい戒律?

 

ある日 建築後40年近い全国各地の管理不全マンション外壁が申し合わせでもしたかのごとく崩落 

通行人に 多大なる結果が・・・ なんぞということがあってはならないこと

 

 

マンション管理組合(住人さんに法的に・自然発生的につくられる団体組織)の顧問を担当させ

ていただいていてつくづく感じること

それは ある程度オールマイティな知識がないと おおよそ務まらないであろうということ

ン億円という資産を 数百名という所有者が持合い部分を含めながら基本的には自分たちで

管理運営していかなければならない

場合によっては 千個にも近い あるいはそれ以上の個性をかき混ぜ合いながら・・・

 

法的な問題・建築設備に関する問題・管理組合会計に関する問題・コミュニティにおける調整

の問題 などなど 相談内容の広大かつ多彩なこと 最近は特に 問題が深化 しているという

事実があり・・・

 

弁護士・建築士・税理士などなど マンションに係わることがありそうな資格が一応あげられます

 が 弁護士さんのなかでの区分所有法関係に精通の方の数の些少さは よく知れたこと

お付き合いをいただいている先生も おおよそ そのあたりのことは認めざるを得ないと おっしゃって

おられます

依頼しようにも 知識の習得からスタートの方が多いであろうこと( もっとも 法律専門家

ですから 始めればあっという間に 理論武装完了 ということも可能でしょうが )

 

それにしても マンション問題にかかわる業務は 民法の特別法にすぎない区分所有法習得なら可 

と簡単に言えるほど た易いものではないと 法律方面に限ってもつくづく思います

理事会の場では 民法はもちろん 滞納管理費対応に民事訴訟法 自治会との協働行動等に関し

また地方公共団体とのこと等で行政法 

設備保全運営に関し どうしても最低ラインでも 建築設備関係基礎理論 お金に関しては管理費・高額積立金

・営利行為等在ればで会計論 それに税法 簿記 

団体論として参考になる法人法・会社法 

クレーマー登場で名誉棄損っぽいこと発生 なんていうことだと刑法まで登場 

 

“ そこのところは 私とは別口に 弁護士さんに 税理士さんに 建築士さんに ”では 専属顧問として仕事になりません 

もっとも どうしても必要な場合は ワンポイントリリーフ的に意見をうかがうこともあり得ますでしょうが

 

そうしたなかで 思うこと それは・・・

人の輪に加わることを避けえないおおよその分野のプロに何よりも必須で肝要なのは 

知力よりも

コミュニケーション調整力 あるいは 人間関係調整力 とでもいうべきもの

これこそが キーポイント そんなふうに考えております

 

 

 

 

長いこと 某資格に挑戦をはじめ さまざまな科目を自分なりに習得しての資格獲得の成果ができるだけ広範囲に

活かせる業務として マンション管理士業務は まさに 天職なのかなー なんぞと 思うことがあり

たしかに 私の ナンバーワン あるいは ナンバー2 業務になってきているともいえる状況です

ありがたいことであります まさしく 感謝 感謝 であります

 

というわけで 本日 日曜日ですが 静岡での会議の整理と知識の整理 加えて 予定している某マンション管理組合

(所有者部門の形態・営利専門部も含んだ特殊構造・関係組織の複雑さ を持つ)でのセミナー等の準備のため 休んで

いられない ただ今 冬の薄日射す わが事務所の2015年1月25日11時11分  であります

 

                           

 

                         出張の合間に 静岡の業務仲間さんに案内をいただき全国の仲間さんたちと訪れた駿府城内で拝見した絵図