おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

もしも・・・

2011-07-17 | ■ サマザマな おはなし

軽軽に 歴史をまな板の上に載せるようなことはしてはいけな
い 
覚悟して 大いに学んでからでないと 事は見えない 
アッサリと結論づけては まずいのでは

過去の重大事について批判・非難をぶつけることには
注意して いるつもりです

たとえ その時の 為政者 庶民の動きが どのように理解されたとしても
充分な素材を得たうえの批判なのか

そのことに 賛成だとしても
あるいは 大反対だったとしても






ごく身近の大人が ごく稀にですが 八月が近くなると言っていた言葉を思い出します

“日本は太平洋戦争に負けてよかった
もしも 勝っていたとしたら 軍人さんは どんな姿で日本中を
闊歩していたことか つまらん人物ほど威張りくさっていたかも
それと 戦争協力者が大きな顔をして 
卑しい成り上がり者が幅をきかして それはそれは 今よりも もっと もっと いやな顔の日本になっていたことだろう”




私自身は といえば 
夏が来て 暑苦しい夜なんぞに今もときどき空想してしまうことがあります

≪もしかして もしかして
ヒットラーがあの戦争で勝ってしまっていたとしたら
その後の世界はどんなことになってしまっていたんだろう・・

巷の庶民は 自分の好みの家の形を選べたのかな
なにしろ あの人ときたら 左右対称の建物だけを
許しそうで なんとも 窮屈そのもの
文句なんぞいうもんなら・・・
そうか そもそも 文句なんぞ 言えるわけないか な?
世界中 どこに行こうと 形も色も大きさも
ぜーんぶ同じ建物だけ だったかも・・
もしかしたら 着るものも 一生 制服で・・・≫



もっとも 今が あの戦争の前後よりも
間違いなく 進歩していて 批判の的などになるような世界では断固ない
とも言い切れないところが 切ないところではありますが・・・


とにかく 夏が来ると なぜか 過去を歴史を思う機会が多くなるような
そんな感じが 私はしています

反省 反省で 進歩が無いのでは なんとも悲しく情けないのですが・・・・