根を詰めた作業の後
欲しくなるのは 脳の休暇(それほど 高等な作業はして
いないのですが)
脳の芯が ボケッとし ドンヨリし 熱っぽさがとれない
そんなときは 望みは ドップリと温泉につかること
なのですが そんな贅沢 そうは叶えられない
落語を聴く気力も乏しくなるほどのときは
やはり JAZZ
しかも 静謐なもの(さすがに こみいったものは敬遠)
そんなときの
私の 薬の一つは
このCD
ビル・エヴァンス&ジム・ホール / アンダーカレント
ホッとするのです
頭の芯に被さっている靄が とれていくような・・・
1962年の録音
47年前
私は中学2年生くらいかな?
人生の中で いちばんハッキリしない記憶の時代
一日中 部屋の一点を見つめて
“人生とは”なんぞや などと 生意気に
わけのわからないことをツブヤイテいたような
そんな風な時 だったような感じ
身勝手な 片思い なんてぇことも していたような・・・・
さすがに 遠い昔という表現もピッタリします
47年も経ていると
デュオというのは トリオ以上に
難しいと思うのです
とにかく 1対1ですから
このCDは デュオものには珍しく 気負いも 負けん気も
通常は どうしても どこかに漂ってしまう技を競い合うという
雰囲気も感じられず
“なかなかやるな”
『あんたこそ』
という感じがナチュラルで 快い
(私にはそう聴ける いつも言うように 最後は
好き好き)
大好きな 癒し曲集です
というわけで 最近は 硬い記事が続いたので
本日はホンノリと記させていただきました