おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

ほんとうのところ

2008-07-12 | ■ サマザマな おはなし


『テロルの決算』

沢木耕太郎さんの本
単行本は 昭和53年9月文藝春秋刊

私が今持っているのは  2003年12月5日 第19刷目の
文庫本

文庫版は1982年9月25日が 第1刷となっていますから

このときまでは ほぼ毎年 刷を更新しています


いまはどうなのかな 同じように続いているのかな
こんど本屋さんで覗いてみよう

気に入った本は 種類を変えて買ったりしてしまいますが
この本は この種類だけの
なんとなく この一冊だけ に集中 
これを とにかく持ち続けようと

同じものなのに
単行本と 文庫本と 時には その中間サイズのが出たりすることがあれば それも
稀には 違う出版社のものまで持ちたくなる そんな場合も
これまた 変な性分


この本を読んだときの感想は
《沢木さんも 同じような思いをしたことがあったのでは
勝手に自分の思いを推量されて 悔しい 情けない思いを・・・
山口 二矢と自分をだぶらせ 世間の怪しい 胡散臭い権威 わけのわからぬ理由での常識 見識とやらに
挑戦してやろう  
そうでなければ 刺された浅沼稲次郎もある意味
犬死になってしまう・・・・とにかく一人の人間の確固たる意志で在り得た事件であって わけのわからない集団の あるいは右翼の黒幕らしきものの操り人形にすぎない少年がしたことではない・・・

少年は ときに その辺にいる 形だけの大人より
よほど信念ある自立人だったりするのだ・・・》
そのようなこと・・・

この感想は いまもその時と同じ感覚で 思い出せます

本当のところを言えない
本当のところを書けない
本当のところを知らない
本当のところを見れない
本当のところを見せない
本当のところを読めない
本当のところを判らない

まさに この巷は 悲しい 悔しい 曖昧な謎にも満ちて

でも つまらないものは
ハッキリと つまらないと言いたいなー
権威とやらが 成功者とやらが 著名人とやらが
なんと言おうと

そうじゃないと思うときは
そうじゃないと思う と
はっきり

曖昧な 権威 とやらに欺かれないで

しっかりと見て  生きていければと思っています

ひっそりとでも とてつもなく世のためになっていて
一生懸命に生きている方々などを
手本ともして


          


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