昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(525)「万引き家族」に込めた是枝監督の思い

2018-06-27 04:39:02 | なるほどと思う日々
 カンヌ最高賞を獲得した「万引き家族」が大ヒットしている。

 <万引き>? 「犯罪者を擁護」してるんじゃ!
 
 そんな批判もある中、是枝監督がインタビューに応じた。(朝日新聞2018.6.25)

「この映画の軸なんだけど、映画は、罪の意識が芽生えた時の男の子の哀しみをきちんと繊細に追っている」
 <補助金をもらって>「政府を批判」してるんじゃん!
「補助金をもらって政府を批判するのは真っ当な態度なんだ。・・・公金を手に入れると公権力に従わなければならない、ということになったら、文化は死にますよ」
 ・・・彼は政府の祝意を受けることを「公権力とは距離を保つ」と断った。

「僕は意図的に長い文章を書いています。短い言葉で『クソ』とか発信しても、そこからは何も生まれない。文章を長くすれば、もう少し考えて書くんじゃないか。字数って大事なんですよ」
 
「だって、世の中って分かりやすくないよね。分かりやすく語ることが重要でなはない。むしろ、一見分かりやすいことが実は分かりにくいことなんだ、ということを伝えていかなければならない。僕はそう思っています」

 <昭和のマロのモットー>
 ボクが「なるほど!と思った」ことを、先人の知恵も活用させていただきながら、出来るだけ多くの人たちに伝えていきたい。
 
        





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