昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(341)今年最後に思う。母性への期待から逆行へと進む世界

2016-12-31 04:09:16 | エッセイ
 今年も最後の日となった。振り返って最も強く思う事件は?
 なんといってもトランプの出現だ。
 
 シリア内戦処理で<腰抜け>と批判されながらも、ボクはあくまでもオバマに期待していた。
 そして世界をリードする国の大統領としてヒラリー・クリントンが引継ぎ、いよいよ「母性」が仕切る世の到来となることを・・・。
 
 <力>と<欲望>が仕切る乱世をコントロールするには<母性>しかない、とぶち上げるつもりだった。
 しかし、出現したのは真逆の<トランプ現象>だった。
 

 <好奇心コーナー> 
 
 宇宙視点で現状の地球を眺めてみよう。
 
 人類は、大気、海、生物圏、地殻、マントル、コア、プラズマ圏という物質圏に<人間圏>というサブシステムをつくって生きている。
 このサブシステムによって地球全体のモノとかエネルギーの流れが変わり、<汚染>というような環境問題が生じている。
 さらに、資源エネルギー問題、食糧問題、人口問題も含まれている。
 サイバーワールドに成長した金融システムはコントロール不能になっている。
 すべて<右肩上がりの未来>という前提のもとにつくられている共同幻想が、次々と破綻していくものと思われる。
 リアル世界で<我欲>に基いて生きている人類に、今こそ、宇宙目線からの警告を与え続けなくてはならない!


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