フランスにおける風刺画新聞社襲撃事件で「言論・表現の重大侵害」として抗議が巻き起こったのは理解できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/15/24dea2ec143906165baf0032c953b59d.jpg)
ただ、それら世論の盛り上がりに便乗して、その内容は分からないが、さらに再発行したというのには違和感を覚えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/f7/36cbb6b2d99f9cf4b59b6c098b403617.png)
イスラム圏の国々では、自らの尊崇するシンボルを冒涜するものだとして、逆に反発が起きているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/c7/1c06679539af06eaa5b09ee6cb0d0645.jpg)
なぜ、対立感情をエスカレートするようなことを敢えてやるのか。
人類は<人種>、<民族>、<国民>、<宗教>などでグループ化している。
グループの形態はいろいろだが、歴史的に抗争を繰り返し、<力>こそが全てと認識しているのが現代の西欧的思想の根源である。
歴史の過程では、これらの抗争を鎮めるために、人間の叡知を駆使していろいろな方策が執られてきた。
例えばイギリスなどによる<植民地的帝国主義>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c1/77a2d74532fa90845cd312d6e83204da.jpg)
そしてソ連などによる<共産主義>手法による世界制覇。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/f9/ce256991d5b69797df2df18483ac80b0.jpg)
ソ連の崩壊により、<世界の警察>としてのアメリカによる支配。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d7/432d4fbcd923831241cb6364072be7c9.jpg)
しかし、いずれも失敗し、現在は抗争はテロにまで分散化し収拾がつかない状況である。
この中で日本はいかにあるべきか。
戦後70年、日本は<アメリカのポチ>として<抗争>を免れ、のうのうと過ごしてこれた。しかし、これからはアメリカの事情もあり、そうはいかなくなってきた。
<力>の面で自立を促されながらも<力>を前面に押し出すのは性に合わない。
ともかく世界が<力>による抗争をエスカレートさせないための叡知を持たなければならない。
少なくとも、今回の風刺画問題では、あまりにも挑発的な風刺画再発行の愚には反対したい。
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ただ、それら世論の盛り上がりに便乗して、その内容は分からないが、さらに再発行したというのには違和感を覚えた。
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イスラム圏の国々では、自らの尊崇するシンボルを冒涜するものだとして、逆に反発が起きているという。
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なぜ、対立感情をエスカレートするようなことを敢えてやるのか。
人類は<人種>、<民族>、<国民>、<宗教>などでグループ化している。
グループの形態はいろいろだが、歴史的に抗争を繰り返し、<力>こそが全てと認識しているのが現代の西欧的思想の根源である。
歴史の過程では、これらの抗争を鎮めるために、人間の叡知を駆使していろいろな方策が執られてきた。
例えばイギリスなどによる<植民地的帝国主義>
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そしてソ連などによる<共産主義>手法による世界制覇。
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ソ連の崩壊により、<世界の警察>としてのアメリカによる支配。
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しかし、いずれも失敗し、現在は抗争はテロにまで分散化し収拾がつかない状況である。
この中で日本はいかにあるべきか。
戦後70年、日本は<アメリカのポチ>として<抗争>を免れ、のうのうと過ごしてこれた。しかし、これからはアメリカの事情もあり、そうはいかなくなってきた。
<力>の面で自立を促されながらも<力>を前面に押し出すのは性に合わない。
ともかく世界が<力>による抗争をエスカレートさせないための叡知を持たなければならない。
少なくとも、今回の風刺画問題では、あまりにも挑発的な風刺画再発行の愚には反対したい。
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