昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(590)カナダ・バンフスプリングホテルの想い出

2019-11-20 05:05:10 | エッセイ
 カナダ・バンフスプリングホテルの想い出
 ボクも泊まったことがあるんです。懐かしいな~。
 迷路のような、回廊。
 コンサートホールでは、日本人が入場すると「スキヤキ(上を向いて歩こう)」を演奏してくれるんです。

 今回はジェームズ三木さんの想い出です。
 「無数の石を積み上げた古城ふうのホテルで、中世風のインテリアが、まことにロマンティックである。何か記念品がほしいと、部屋の中を物色すると大ぶりの灰皿があった。(これはそのものではないが・・・)
 どうせ安物だろうが、色といい形といい、カナダ的異国情緒をほのかに感じる。
 何より都合のいいのは、ホテルの名称が、ちゃんと書かれていることだ。
 日本まで持ち帰り書斎に飾った。
 裏返して見ると、何やら書いてある。

 「この灰皿は、バンフスプリングホテルにおいて、ドロボーしたものである」