昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(556)KYB免震装置・検査データ改竄!

2018-10-17 02:59:37 | なるほどと思う日々
 油圧機器の大手「KYB」が免震装置986件で検査データを改ざん。
 「担当者が書き換えの方法を脈々と引き継いでいた」
 
 国交省は全国のマンションや病院をチェックするよう指示したそうだが・・・。
 何とも、お粗末な現代の大企業の「地震対策」よ!
 「地震御守」でも貼りつけろ!



「浮世絵にみる江戸の社会と暮らしの知恵」・・・江戸の災害と鯰絵・・・

 鯰絵・「しんよし原なまづやらひ」
 「安政の大地震」1855年安政2年10月2日 江戸市中と周辺で地震の規模はM7前後。死者7095人。
 *10月とは神無月(神様は出雲にお出かけで不在だった)
 *吉原も被害に遭い、禿げも一緒に鯰をこらしめる。
 *左上にある図は<復興仕事>で止めに入る職人。         
 *外国人から見ると、「SHOGANAI」と、こういう形でストレス発散する江戸人の冷静さが不思議だった。

 鯰絵「鹿島大明神と要石」
 *<神頼み>絵師・版元の企画でお守りとして売れた。
 
 鯰絵「地震御守」鹿島大明神と護符
 *度重なる余震に庶民は不安。
 *さりとて幕府批判は禁止。
 *版元は庶民の欲しがっていたものを作製販売した。
 *拝んでいる庶民の背には歴代の地震地。(京都1830、小田原1850、信州1847、伊勢1854)
 *家の東西南北の柱に貼りつけた。

 現代の鯰絵「しげおか秀満の要石」
 *ツイッターで拡散した。