昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(349)トランプ政権の行方

2017-01-22 04:12:33 | エッセイ
 お久しぶりです。パソコン上の不手際があって、この二日間ご無沙汰でした。
 さて、アメリカの第45代大統領にドナルド・トランプが就任しましたが・・・。
 スピーチは予想通り、新鮮味に欠け感動を呼ぶようなものではありませんでした。
「国益最優先・米国第一主義」で一部の期待を煽る一方、排外主義的な発言で「分断と憎悪が広まる」と不安視される代物だった。
 
 
 「不動産王」の実績でいかに政治の舵取りをするか不透明であるが、世界の向かう方向は「パワーポリテクスの激突」であることは間違いなさそうだ。
 現在はキリスト教とイスラム教の一神教どうしの対立が先鋭化しており、トランプも徹底的に対応すると宣言している。
 しかし、イスラム教はテロで抵抗する程度のパワーでたいした問題ではない。
 問題なのは一神教のアメリカと、一神教的共産主義の中国が覇権争いをすることである。
 
 トランプのみならず習近平もその気だ。
 かりに両覇権国が戦争状態になった時には、人類は滅亡を覚悟しなければならない。
 その狭間で、多神教的宥和の国日本が存在価値を発揮することを期待したい。

 <好奇心コーナー>
 

 稀勢の里、涙の初優勝達成!まだ、今日の大一番があるよ。そこで真価が発揮できるか。キミの真価が問われる!