昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(464)人類崩壊のシナリオ

2017-01-12 03:30:44 | なるほどと思う日々
 1月5日、我がマンションのプラスチックごみ! 年末年始の1週間で消費されたものだ。
 「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」の現代文明を象徴している。
 現在世界の文明基盤を支配するのは、鉄に代わって化石燃料である。
 素材の体積比で石油原料のプラスチックが鉄鋼を抜いた。
 その過剰消費から、大量の二酸化炭素や汚染物質を排出して、今や世界が温暖化や大気汚染の恐怖におびえている。
  
 快適な文明生活を求める一方、森林は崩壊し河川は汚染されていく。 
 「環境と共生できる文明はありえない。せいぜい破壊の影響をどう少なくするかの対策しかない」と石 弘之東京農業大学教授は言う。
 アメリカの農業経済学者レスター・ブラウンは「中国の崩壊は水の不足から始まる」と警告を発している。
 
 アメリカ農業の崩壊は地下水の破綻で始まる。
 世界の穀倉地帯と言われる中西部は地下水の減少量が著しい。
 <人類の崩壊のシナリオ>
 現在、地表の4割が人工化していて、農地、都市、道路、埋立地など、人の手が加わり管理されているが、2050年には地表の7割にまで拡大すると国連は予測している。
 どんなに環境保護を叫んでも守るべき環境がほとんどないという状態になる。
 
 そして、最終的に、食糧危機や自然災害という形で我々の文明が崩壊するに至る。
 
 トランプ新政権がさらにそれを助長する