昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(164)安倍首相奮闘

2013-06-03 04:48:18 | エッセイ
 安倍首相が釈迦力で頑張っている。
 
 首相就任以来5か月を経過して完全に休んだのは3日だそうだ。
 アベノミックスを立ち上げ、オバマ大統領との間で日米の基軸を確認し、ベトナムやタイ、インドネシアなどの東南アジア、サウジなどの中東を歴訪、ロシアのプーチン大統領とも会談、北朝鮮にまで特使を派遣、今回は横浜で第5回アフリカ会議を開催した。
 
 概ね海外の評価も悪くないようだ。
 
 近々、フランスのオランド大統領が来日するという。
 
 60%近い支持率で期待され大統領になったが、今や支持率27%に凋落、失業率は11%と不況にあえいでいる。
 訪日の目的は、中国べったりのサルコジ政権と異なり、共通の価値認識を持つ日本と経済だけではなく、政治、安全保障、文化の面でも協調を図りたいと言っているが、本音は経済的苦境をアベノミックスにあやかって、何とかフランスの経済的不況解消の方策を探りたいということなのでは。
 原発大国フランスとして、安全に原発を運営するための協力も視野に入れているのだろう。
 
 従来から日本に対するフランスの関心は高いが、昨今は単に特権階級、文化人に限らず、一般市民の間でも日本のソフトパワーに対する関心が高まっている。
 芸術やマンガだけでなく、<うどん>などの食文化についても大人気だという。
 そして、3.11大震災で見せた日本人の他人を思いやる姿勢、規律正しい国民性に触れて、これまでの単に金儲けに忙しいアリ民族という評価が一変したようだ。

 オランド大統領の側近の言葉を借りれば、日仏の関係は単なる理性による結婚から、愛情による結婚へとへ進化しているのだそうだ。(NHKテレビから)

 今、大リーグ、レンジャーズ対ロイヤルズ戦が五回表を終わった。
 
 ダルビッシュが2回2アウト満塁、5回も二塁に走者を背負って苦しみながらも1対0で押さえている。
 7回無失点で交代した。しかし、8回交替したピッチャーが打たれてまたも8勝目を逃してしまった。 残念! テレビを消す。