日本では100種類前後が栽培されています。今の季節なら、店頭でよく見かけるのは「ふじ」や「ジョナゴールド」「王林」でしょうか。
では「旭」はご存知ですか。
生産量はごくわずかです。原産地のカナダよりも温暖な日本では栽培が難しく、まず出会うことはありません。
だが、北米では一般的な品種です。この品種を見つけた農園主の名前から「マッキントッシュ」と呼ばれ、親しまれています。
米アップル社が販売するパソコン「マック」の名称は、このリンゴ「マッキントッシュ」に由来してます。30年近く前、「マック」の初代となる機種の開発者(※1)が、身近なリンゴから名付けました。
この「マック」が快進撃を続けてます。
アップル社は、ほかにも、「iPhone(アイフォーン)」などの販売が好調で、話題になることも多くあります。以前なら比べようもない大手マイクロソフト社を売上高で初めて追い抜きました。
英語に「An a apple day keeps the doctor away」(1日にリンゴを1個食べれば医者要らず)という諺があります。
経済に悩む日本にも、こんなリンゴがあるといいですね。
※1 コンピューター技術者であるJefRaskin氏は、自分で構築したコンピューターシステムに、食料雑貨品店で売っているりんご「McIntosh」の名前を付けました。その際、正しいスペリングではなく、よく見かけるミススペリングの「Apple Macintosh」という名前を付けています。これは、オーディオメーカーの商標「McIntosh」との混乱を避けるために、わざと、そのように書いた可能性があると信じられています。しかし、コンピュ-ター名の「Macintosh」が有名になり、栽培者が、りんごの名前の「McIntosh」を、「Macintosh」とミススペルで書き表すことが、今でも続いているそうです。
韓国のサムスン電子はスマートフォン(高機能携帯電話)の2010年の世界販売を年初の1800万台から2000万台以上に上方修正したうえで、2011年の計画を4000万台以上に設定することを明らかにしました。
サムスンは米アップルから「iPhone4」や「iPod」向けMPU(超小型演算処理装置)の製造受託しています。サムスンが手掛ける半導体の主力商品DRAMの価格下落が続く中でも、アップルへのMPUの大量供給が業績を下支えしている模様です。このためスマートフォン販売では「アップルへの一定の配慮を示す」とみられてこました。 しかし、先進国での携帯電話の高級市場がスマートフォンに移行し、タブレット端末市場も急拡大している中で、アップルとの競合は避けられないと判断したのでしょう。
省みて、日本の携帯電話端末メーカーは何をしているのでしょうか。
私の目から見れば、NTTドコモやソフトバンクなどの通信キャリアからの仕様にそった端末を製造して供給しているだけです。このままではサムスンの背中が見えなくなってしまいます(既にそうなってます)。
通信キャリアにとってデータ通信拡大こそが業績向上に繋がることは明らかです。その拡大の「大本命は」はスマートフォンです。NTTドコモはiPhoneの対抗機種として韓国サムスン電子社製「ギャラクシーS」を発売しました。
日本市場では韓国メーカーのブランド力はまだ強くありません。NTTドコモ社内でも当初はiPhoneに対抗する看板機種とすることに懸念もあったそうです。しかし、実際に手にすると、「今の日本メーカーでは実現できない性能だ」と考えが変わったそうです。
今まで日本の携帯電話端末は通信キャリアの独自サービス(代表例はiモード)が発達したため、通信キャリアの注文通りにメーカーに製造させて開発費を補助するシステムが構築されました。これによって、海外勢は販売拡大に苦戦してました。しかし、アンドロイドOSなどを搭載したスマートフォンは通信キャリアの独自サービスが不要で、日本だけではなく世界市場への投入が容易に実現出来るようになりました。
日本勢も、年末商戦に向けてアンドロイドOS搭載端末を投入します。今後はワンセグや電子マネーの「おサイフケータイ」など日本の独自サービスに対応するなどして海外勢に対抗する方針のようです。しかし、業界では「携帯電話では、ほとんど日本市場だけで売っている日本メーカーと世界市場を相手にしているサムスンでは事業規模が全く違う。日本だけに目を向けた開発では生き残りは難しい」と指摘してます。
今日の主な全国紙に携帯電話大手3社(NTTドコモ,KDDI,ソフトバンク)の2010年9月中間決算が発表されてました。「iPhone」のヒットでソフトバンクが過去最高益となり、看板機種「エクスペリア」が好調なNTTドコモも増益でした。KDDIは減収減益となってました。
業績の好不調を左右したのはデータ通信の成長性でした。ソフトバンクが前年同期比15%となった半面、NTTドコモは4%、KDDIは2%にとどまりました。これはデータ通信の増加が見込めるスマートフォン戦略の違いが、明暗を分けたことになります。
まだ、書きたいことがあるのですが、今日は帰宅が遅くなったので、明日続きを書きます。
今日は昨日の某全国紙に掲載された記事の一部を紹介します。
21世紀の最初の10年が過ぎつつあるが、この間最も輝いた企業はどこだろ。独断と偏見で選ぶなら、経営危機の瀬戸際から、「株式時価総額でIT企業の世界一」にまで復活したアップルの名を挙げたい。
十数年前のアップルは内紛や商品戦略の失敗が続き、お粗末の一言。旗艦「マッキントッシュ」は昔からのファンを引き留めるのが精いっぱいで、IT革命が生んだ新規の顧客は競合のマイクロソフト陣営に持って行かれた。今はやりの言葉を使えば、世界の大勢から孤立し、仲間内で盛り上がる「ガラパゴス商品」の色彩が強かった(今の日本の携帯電話と一緒です)。
創業メンバーだったスティーブ・ジョブズ現CEOがアップルに復帰して真っ先に手掛けた仕事は何だったか、アップルの全盛の今しか知らない若い読者にとっては驚きだろう。
ライバルであり、旧知の仲であるマイクロソフトのビル・ゲイツ会長(当時)に、二つのことを頼み込んだ。
一つはマイクロソフトの応用ソフトをアップル製品でも動かせうよう改良して欲しいという依頼、もう一つは資金援助(出資)だ。幸いこの二つの頼みをゲイン会長は応諾し、アップルは辛うじて命脈をつないだ。
そこまで追い詰められたアップルが復活できた原動力は何か。大きかったのは「捨てる決断」である。
同社は2001年に従来の基本ソフト(OS)に見切りをつけ、「OSX(テン)」と呼ぶ新OSの切り替えた。コンピューターの頭脳であるOSの全面刷新は半端なことではない。
OSがバージョンアップではなく新規のモノに切り替われば、以前のOSに準拠した応用ソフトや使い手の熟練は水泡に帰す。古くからのアップルファンには抵抗もあったが、ジョブズ氏の決断で押し切った。
その理由は、多機能端末「iPad」をいじってみれば、すぐ分かる。iPadの使い勝手はパソコンというよりテレビに近い感覚で、電源を入れるとほぼ同時に画面が立ち上がる。競合ソフトに比べて、アップルのOSがそれだけ「軽い」からだ。
旧OSにしがみついたままではアップルを支える商品を競争力は生まれず、今日の繁栄はなかっただろう。「捨てる決断」が功を奏したのである。
さて、今の日本を見渡せば、以前のアップルのような会社が多いのではないか。過去にはそれなりの実績があるが新時代に対応できず、展望が開けない。
未曾有の環境変化に直面する企業にとって「捨てられないリスク」「過去にしがみつくリスク」は日々大きくなっている。
「通りすがりさん」のコメントにお答えします。
最も典型的な例は自動車メーカーのトヨタ社だと思います。
今から約30数年前、トヨタ社はアメリカ本土に進出しました(その頃私は某自動車部品メーカーに在籍していたので、よく知ってました)。
その当時、アメリカ市場はGM、フォード、クライスラーの「ビック3」が占有していました。日本では「アメ車」と呼ばれていた頃です。
トヨタ社も最初は「挑戦者」でした。徐々に低燃費が評価され「非主流派」となりました。その後の躍進はご存知だと思います。
特に「かんばん方式」と呼ばれる生産方式は「ビック3」も導入したほどです。「改善」もそうですね。
数年前には生産・販売とも世界一となりブランドで売れるようになりました。
ところが、組織が肥大化すると「巨人病」と言う病にかかったしまうのです(カルロス・ゴーン氏が社長に就任する前の日産自動車社も同じ病で低迷してました)。
この見えない病が今年の「リコール問題」で一挙に発病してしまったのです。
これで王者トヨタ社のブランドが失墜してしまいました。
ソフトバンク社から定額で海外でもパケットし放題のプランが登場しました。
最初は「え!1,480円」びっくりしました。
でも、よくみたら「/日」となっています。それも、対象は携帯電話だけでした。データ通信は対象外となってます。iPadでデータ定額プランを契約している方は対象となっているようです。
それでも、通話料金から比べれば断然安いです。
1,480円は7月21日から来年6月30日までです。その後は1,980円となります。
興味がある方は↓で見てください。
http://mb.softbank.jp/mb/international/roaming/area_price/packet/#service
AT&TのサイトでiPhone4の価格が発表されました。
http://www.att.com/gen/press-room?pid=1574
2年拘束で購入すれば16GBで199ドル、32GBで299ドルなのですが、一括で購入する場合は16GBで599ドル、32GBで699ドルとなっています。日本円に直すと約7万円近くになります。
7月(予定)になると香港から(代行)購入することが出来ます。
当然、SIMロックフリーです。でも、日本では使えません。SIMカードがマイクロSIMカードになりました。日本でソフトバンクとの契約でiPhone3G(S)を利用している人が、海外から購入したIPhone4を使おうと考えてもSIMカードの形状が異なるため装着できませんので、使うことが出来ません。
iPadもマイクロSIMカードです。この端末に通常サイズのSIMカードをマイクロSIMカードに変換?(実は切取り)して使用している人がいます。この手を使う方法があります。
現在、私のモバイル環境は、
1.フレッツ光(自宅)
2.イー・モバイル(ネットブック用)
3.ソフトバンク
a.N73J(SIMロックを◎△してタイで使ってます)
b.N82J
c.iPhone
となっています。これで月に約2万5千円の出費です。
この状況ではiPadを購入するのは無理です。
しかし、N82Jがまもなく2年になります。これを解約して購入する方法があります。
N82Jには、その前から使っていたN73JのSIMカードを装着して使っているので、N82Jの回線を解約しても、なんら問題は起きません。
バンコクの電脳街と言えば「パンティプ・プラザ」、「MBK」が有名です。前者はパソコン、後者は携帯電話が中心に販売されています。ともに、店の数が多いだけで商品、価格に大きな差はありません。今は一連の騒動で2ヶ所とも休業してました。今回の渡航では2つ購入しなければならない物がありました。それは、NOKIA N73の「バッテリー」とMac版「Microsoft Office」です。そこで訪れたのが今回紹介するラチャダービセーク通り沿いフォーチュンタウンの中にある「IT MALL」です。「パンティプ・プラザ」、「MBK」とは比較にはならないのですが、販売されている商品、価格に大差はありません。私のホテルから車でアソーク通りに出て、渋滞の巻き込まれなければ10分程で着きます。
iPadのWi-Fiモデルも売られてました(隠し撮りしました。)。
いよいよ日本でも発売されます。アップルストアー以外にiPhoneと同様にソフトバンクから発売されます。micro-SIMカードはソフトバンク以外にドコモから発売されます(既報)。3G端末ですから当然ですけど。そのうち他の通信キャリアからも発売されることも考えられますね(しかし、auとイーモバイルからは発売されません)。
但し、「SIMロック」で発売されます。ソフトバンクから購入して他社のSIMカードは使えませんね。孫社長は「SIMロック解除反対派」ですから当然ですね。また、海外への転売を阻止する狙いもあるのでしょう。
さて、どの程度売れるでしょうか。毎月書籍代に数千円を費やしている人ならば購入を検討すると思います。但し、コンテンツが充実すればの話ですが。
もし、私が購入するならば、現在のインフラ(ソフトバンク(3台)、OCN、イーモバイル(1台))を整理してからですね。