「通りすがりさん」のコメントにお答えします。
最も典型的な例は自動車メーカーのトヨタ社だと思います。
今から約30数年前、トヨタ社はアメリカ本土に進出しました(その頃私は某自動車部品メーカーに在籍していたので、よく知ってました)。
その当時、アメリカ市場はGM、フォード、クライスラーの「ビック3」が占有していました。日本では「アメ車」と呼ばれていた頃です。
トヨタ社も最初は「挑戦者」でした。徐々に低燃費が評価され「非主流派」となりました。その後の躍進はご存知だと思います。
特に「かんばん方式」と呼ばれる生産方式は「ビック3」も導入したほどです。「改善」もそうですね。
数年前には生産・販売とも世界一となりブランドで売れるようになりました。
ところが、組織が肥大化すると「巨人病」と言う病にかかったしまうのです(カルロス・ゴーン氏が社長に就任する前の日産自動車社も同じ病で低迷してました)。
この見えない病が今年の「リコール問題」で一挙に発病してしまったのです。
これで王者トヨタ社のブランドが失墜してしまいました。
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