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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

東南アジア紀行(タイ鉄道研究の第一人者)

2022-11-07 23:44:38 | タイ
 梅棹忠夫氏著書「東南アジア紀行」には私が知らないタイが多く登場しています。第2次世界大戦終戦直後のことですから、知らなくても当然です。それでも、興味を抱いて調べていた時、柿崎一郎氏著書「王国の鉄路 -タイ鉄道の歴史-」を見つけました。

  

 1880年代から今日までの、タイの鉄道史が細かく書かれていました。タイだけではなく東南アジアの鉄道史にもふれていました。著者はタイの鉄道史研究の第一人者とも形容されているようです。現在は横浜市立大学の教授職をつとめています。

東南アジア紀行(近代国家)

2022-11-01 22:05:36 | タイ
 梅棹忠夫氏は著書の中で、

   日本人一般の東南アジア観からいえば、ベトナムもラオスも、タイもカンボジアも、それほどの差があるとはあまり考えていない。
   いわば、ドングリのせいくらべに思っている人が多い。現地に来てみると、とんんでもない話だ。国によって、国力の程度にひじょうに差がある。
   国力を何で測るかは問題だが、一般的な印象からいえば、この近傍で断然他を圧して強大なのは、タイである。これは、ひじょうに内容の充実した
   近代国家である。
ベトナムは。もし南北が一体になれば、あるいはタイ以上の実力をもつようになるかもしれない。

 と記しています。現在でもこの状況に変化はないと思います。ベトナムは、どうでしょうか。著者の予想は外れていると考えます。

東南アジア紀行(行程)

2022-10-29 22:18:03 | タイ
 大阪市立大学の学術調査隊は、1957年11月から翌年の4月にかけて、タイ、カンボジア、ベトナム、ラオスを訪れました。日本から国産ジープ3台をタイ・バンコクに持ち込みました。そこからは、以下の行程でした。

   バンコク→カンボジア・シエムレアップ(アンコールワット)→バンコク→タイ・チェンマイ→カンボジア→ベトナム(当時は南ベトナム)→ラオス→バンコク

 約1万2千キロを走りました。ラオスは道路整備が進んでおらず、一部空路となりました。
 現在、東南アジアに関する多くの文献が、京都大学から発行されています。「東南アジア紀行」の著者で、学術調査隊の隊長をつとめた梅棹忠夫氏は、京都大学の出身でした。この調査隊が東南アジア研究の起点になったのではと思います。

東南アジア紀行(モゴール族探検記)

2022-10-09 12:53:05 | タイ
 梅棹忠夫氏著書の「モゴール族探検記」(1956年(昭和36年)刊行)は、著者が1955年(昭和30年)京都大学カラコルム・ヒンズークン探検隊人類学班の一員として、アフガニスタン、パキスタン、インドを旅したときの旅行記の一部です。私はこの本の文体に興味があり、購読しました。
 それは、「<新版>日本語の作文技術」の「第五章 漢字とカナの心理」の、

  『梅棹忠夫氏は原則として訓はカナ、音は漢字としているため、カナばかりになるケースがかなりあるが、そういうときはわざと漢語をいれているという。』
 
記述です。たしかに、よみやすさを考えれば、できるかぎりカナ文字を多用すべきではないかと思います。下の文がその典型です。

  『ヒンズークン本隊というのは、大たいは植物学者たちであって、クエッタ以来、もう一仕事してきていた。山崎さんとわたしは、人類学班ということになっ
   ていたが、この方はまだいっさいこれからだった。わたしたちは、カンダハールに着いてからでも、これからどうなることやら、かいもく見当がつかないあ
   りさまだった。いったい何をしに来たかというと、わたしたちはアフガニスタンにのこっているという、モンゴル人の片われをさがしているのだ。』

 

 

東南アジア紀行(梅棹忠夫氏)

2022-09-24 22:30:17 | タイ
 「東南アジア紀行」の著者梅棹忠夫氏を知ったのは、「<新版>日本語の作文技術」でした。

  

 この本の著者本田勝氏一は、「第四章 句読点のうちかた」の中で、
 
 『参考までに、私が学生のころ自分の文体に影響を受けた二人——井伏鱒二氏と梅棹忠夫氏の文章をあげてみよう。

  六月四日の夕方、わたしたちはパキスタンとアフガニスタンの国境線に到着した。
  国境は、ひろびろとした大平原のまん中にあった。地平線から横なぐりにかッと照りつける夕日をあびて、われわれの二台の車は、のろのろと
  アフガニスタン領にすべりこんだ。すぐ看視所につく。わたしたちは旅券を見せる。(梅棹忠夫『モゴール族探検記』岩波新書)

  右は二つとも冒頭(書き出し)の文章である。これをテンとマルで切りながら朗読してみると、そのままで実にわかりやすく、自然で、したがっ
  て正確かつ論理的だ。私は自分で書くときも、むろん声には出さないが、頭の中で読みながらテンをうっている。』

 梅棹忠夫氏の著書「モゴール族探検記」をあげていました。確かに読みやすい文章です。

東南アジア紀行(はじめに)

2022-09-19 21:11:34 | タイ
 じばらくのあいだ、このタイトルで記事を投稿します。タイトルの「東南アジア紀行」は、つい最近読みはじめた本の表題です。

  

 刊行は1979年(昭和54年)。この本を知り、読むようになった理由は、後日記事にします。書店に問い合わせたところ、在庫はなく、さらに絶版となっていました。メルカリで古本(当然)を購入しました。
 本の内容は、1957~1958年大阪市立大学アジア学術調査隊、1961~1962年大阪市立大学・京都大学合同調査隊が実施した、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアでの学術調査を紀行文としてまとめられたものです。
 著者は梅棹忠夫氏(2010年没)。この著者を知ったのは、ある本の一節でした。
  

上映館が増えてます。

2022-08-13 22:38:54 | タイ
 タイ映画「プアン/友だちとよばせて」を観ました。実に素晴らしい作品でした。これからのアジア映画は、韓国とタイがリードする気配を感じました。

  

  

 ご年配の観客が多くいました。

  

 おそらく、過去にタイを旅した経験があり、この作品がロードムービーでもあることを知っていたのでしょう。その通りで、バンコク、コラート、チェンマイ、パタヤが舞台でした。
 チェンマイは、旧市街の城壁(2011年撮影)。

  

 コラートはターオ・スラナーリー像でした(2012年撮影)。

  
 




タイと韓国の映画

2022-08-07 09:06:48 | タイ
 先ずはタイ映画「プアン/友だちと呼ばせて」からです。記事の冒頭には「タイの娯楽映画がいかに洗練され、優れているか。世界に知らしめた作品の一つが、バズ・プーンピリヤ監督の長編2作目『バット・ジーニアス 危険な天才たち』(2017年)」。そして、末尾には「アジア映画はタイを中心に回りはじめたかもしれない」と書かれています。「バット・ジーニアス 危険な天才たち」は日本でも公開され、話題になりました。つい最近観た「女神の継承」についても書かれています。

  

 私がこの作品に注目したのは、記事の中にある「ロードムービーとしての見どころもある。巨大な金の仏像がビル群にこつ然と顔を出すような、エキゾチックなタイの風景が様々に楽しめた」とあるからでした。

 次は韓国映画「キングメーカー 大統領を作った男」。各国が得意とする実録作品です。日本人向けの作品ではないと思うのですが、日本との繋がりが深かった金大中・元大統領をモデルとしているからでしょう。

  

 両作品とも残念ながらシネコンでは上映されません。高い配給収入が期待できないからでしょう。

 

ただのホラー映画でした。

2022-08-01 22:58:55 | タイ
 現在公開中の映画「女神の継承」を観ました。タイと韓国の共同制作となっていますが、ロケはタイ東北部、出演俳優陣はすべてタイ人でした。タイトルの「女神」とは日本古来の「巫女(みこ)」にあたります。その継承者が主人公。今でも東南アジアの人々が信じている「精霊信仰」が知ることができる作品と期待してましたが、ただの「ホラー映画」でした。

東南アジアでも規制緩和の動き

2022-04-24 11:35:43 | タイ
 先進国の一部、アメリカ、イギリスは、新型コロナウイルスの規制が大幅に緩和されました。東南アジアの一部の国でも規制緩和の動きが活発になりつつあります。

  

 日本は先進国の中では規制緩和が遅れていると思います。その理由は夏の参議院議員選挙が控えているからです。この選挙が終われば一挙に規制緩和が実施されるでしょう。
 私は台湾の入国規制緩和を期待しているのでが・・・。

タイに原宿駅?

2022-02-12 13:37:03 | タイ
 タイ観光・スポーツ省の統計によると、新型コロナウイルスの感染拡大前、タイからの渡航者数はマレーシア、ラオスに次いで日本が第3位。日本政府観光局の調査では2019年の訪日タイ人は約131万人で、10年間で約7倍に増加。
 コロナ下で日本への渡航が制限される中、タイでは日本での体験を懐かしむ機運が高まっているとか。そんな中、バンコク郊外に昨年12月に商業施設「原宿タイ」が一部開業。本格開業は今年3月末を予定しているようです。

当時は浜崎、宇多田...

2022-01-12 20:21:18 | タイ
 私がタイの地を初めて踏んだのは2002年。当時、タイの音楽シーンは、日本でいう歌謡曲、演歌、欧米の洋楽でした。洋楽の中には日本も含まれ、浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、B'zなどが人気で、コピーCDが出回っていました。
 しかし、2010年頃からK-POPが台頭してきました。日本は「食」では勝っていても「音楽」に関してはK-POPの背中が遠のくばかりのようです。
 そんなタイでちょっとした問題が起きているようです。

  

 これはK-POPの問題ではありません。記事にある広がる格差社会です。私も現地で実感しました。若者たちがいくら大きな声をあげても、格差が埋まることはないと思います。
  

50年も使える?

2022-01-10 09:00:18 | タイ
 昨年暮れの新聞報道です。

  

 日本で引退した鉄道車両の需要はまだまだあるようです。
 タイ側での報道では、この車両を50年使用する計画だとか。それ以前の問題として、レール幅など仕様が異なる車両を運行させることが出来るのでしょうか。詳しくはこちらで。

  

  

タイの話題-日本人も入国

2021-11-06 15:43:15 | タイ
 下の新聞記事には「バンコク郊外の国際空港には1日、日本や中国などから約2600人が入国した」と書かれています。タイ国内の新型コロナウイルスの感染状況は1日あたり1万人前後で高止まりの状況です。私が危惧しているのは空港の入国審査と検査体制です。ワクチン接種証明書,PCR検査による陰性証明書を正確に検証できるのでしょうか。タイ人の国民性を知っている私としては不安です。