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みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

焼き物とピアノの共通項

2008年08月23日 | ピアノ的雑感
縮むのだ。焼き物もピアノも。
焼き物は、素地を窯で焼いて水分が抜けて縮む。
ピアノは、練習し始めのうちは、曲はゆっくりで、もわもわとしているけど、練習するうちに、素早く弾けるようになる。
一音、一音、バラバラに捉えている音が、だんだん連結して、まとまりになって、縮んでゆく。
焼き物で、水分が抜けるのと同じように、「弾けない何か、記憶?」が抜けて、弾けるようになってゆく感じ。
焼き上がりを楽しみにして窯で焼くように、仕上がりを楽しみにして、日々練習してる。

そういう意味では、練習し始めの頃(=素地)、丁寧に譜読みしておくことは、仕上がり(=焼き上がり)を左右するから、もっと、しっかりやらないといけないな。

初見でバリバリ弾ける人には、この感覚は理解してもらえないだろうけど、自分のように、不器用で初見は全然駄目で、練習する中で、劇的に弾けるように変貌してゆくタイプの方には、理解してもらえるかな・・・。

(写真)白馬岳にて、名前分からず・・・。
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