みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

リベンジが得意技なり

2005年07月18日 | ピアノレッスン
昨日、人前で弾く機会があったのだけど、最近のワーストの出来で、ちょっと気落ち気味です。まったく・・・。

リベンジが得意技なり我がピアノ
なんて感想、最後にしたい
(そらみみ)

超危険!ワルツ遺作は封印すべし
14年後の、再会約して
(そらみみ)

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今は、駄目駄目でも、チェルニー、ハノンを気長に練習したら、奇跡が起きて、10年後は、かなり弾けますかね?(>チェルニー先生)まぁ、楽観的にいこう。ワルツ遺作は、10年後でも、弾いていたいだろう心酔してる曲、一生もんの宝なのだ。クラシックのいいところは、流行廃りがないから、長期戦で気長に付き合えることだね。(14という数字は、ワルツ遺作の、縁語で、深い意味はありません)
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半音階は再び牛歩

2005年07月18日 | ピアノレッスン
一昨日はレッスン。昨日は人前でピアノを弾く機会があって、なんだか練習の焦点の定まっていなかった。だからかな?再び、牛歩である。こう進みが鈍ると、かたつむりや牛のように鈍いものに親近感が沸いてきますね・・・。(苦笑)

・ハノン40番 半音階
短3度、短6度、結局、駄目。ターンが駄目なんだ。特にターン直後の左手。手になじまん・・・。ハノン、チェルニーは割りと苦にならない方だと思ってたけど、さすがに、こう上達しないと、嫌になる。不協音が、もぞもぞもぞ~っと、いったりきたり、とちって、やりなおしばかりで、あ~、悪夢見そう・・・。

・チェルニー40-19
19番(右手アルペジオ練習)、前半は見違えるように弾けるようになってきた。でも後半が、まだボロボロで、依然、○もらえない。

・ショパン「ノクターン10番Op32-2」
依然として、中間部は、つまずかずには弾けない。中間部の前半はヘ短調、後半は半音上の嬰へ単調での移調奏。なかなか覚えられい。指摘事項としては
 ・中間部、トップの音を、もっと際立たせて
 ・ラスト71小節目以降、右手はずっとスラーであるよ!切れないように。

・坂本龍一「DearLiz」
通して弾いた。でも、何回かつまずいてしまう。この曲は歯切れよさが命なのだ。最初をモゴモゴっとやらないように、和音をバシッと出す。そして調子に乗ること。先生は難しい曲というけれど、自分には合ってるのかな?譜読みから2ヶ月で、かなり弾けるようになってきてて、この曲の進捗は自分としては割と順調。合う合わないがあるんだなぁと思う。
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五月闇

2005年07月18日 | 俳句・短歌
枝豆をつまむ幼児と晩酌す
(矢島渚男)

万緑や我が恋川をへめぐれる
(角川源義)

しほるるは何かあんずの花の色
(松永貞徳)

昼顔を風がゆがめし写楽の絵
(鈴木多江子)

五月闇ゴルフボールの新しく
(明石市 川木明光)

五月闇屋敷の隅に舫(もや)ひけり
(岡山市 大森哲也)

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・枝豆の句、なごやかで、あたたかな、家庭の情景。
・万緑の句、「へめぐる」=「経回る」=「遍歴する」なんですね。みどりの川底を魚たちの群れ集って泳ぐ様子が印象的。
・あんずの句、あんずが「案ずる」「杏」の掛詞で、しほるる、花の色からは、あの小野小町の歌「花の色は~」を踏まえて詠まれてる。芸、細かすぎ。
・昼顔の句、ちょっとアートな絵をみてるような・・・。昼顔と写楽が繋がる作者の瑞々しい感性に脱帽。
・ゴルフボールの句、黒と白の対比の妙、絵になるな。五月闇の和とゴルフボールの洋の組み合わせも、印象的。
・船を舫う句、闇に浮かび上がる屋敷から洩れるほの明るい灯火(ともしび)はラ・トゥールの絵のように船人を照らし出す。闇の中を行く船の航跡が、す~っと線になる様子も風情のある日本画のよう。たいへん趣ある一句。

7/13放送のNHK俳句にて
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