みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

世界バレエコンクール クラシックバレエ ファイナル

2005年07月16日 | バレエ
今日は世界バレエ&モダンダンスコンクールのクラシックバレエ部門ファイナルに行く。
世界バレエ&モダンダンスコンクール
バレエ鑑賞は、まだ入門したばかりで、わからないことばかりだけど、美しい舞に、うっとり見とれて、至極、満足。内心「凄い」「凄い」を連発。男性ダンサーの高い跳躍、切れ味のある回転、流れる線の美しさ、男の目からみても、惚れ惚れする。
上手い、上手くないはよくわからないのだけど、クラシックの作品の中で、気に入ったのは「タリスマン ヴァリエーション」というもの。繊細で揺れるような女性美が特に印象に残った。
クラシックもよかったのだけど、コンテンポラリー(最近の振り付けの)作品がより楽しめたかな。思わず会場が笑いの渦になるようなユニークな作品(振り付け)や、コミカルな踊り、男性ならではの激しさ力強さを表現したもの、さまざまで、ほんとうにバレエって、体を使った動く芸術であるなぁ、と思う。
しかし、ほんとうに様々なコンテンポラリー作品、一体どんな観点で、審査をするんだろうか?疑問?
2回の休憩をはさみ、4時間の長丁場で、正直、疲れました。(コンテンポラリーが後でよかった・・・)
(追記05/07/17)
そう言えば、ピアノの先生によれば、バレリーナの多くの人は、バレエが上手くなるために、ピアノを習うのだそうだ。確かに、表現上のメリハリ、自然なリズム感・・・。ピアノを美しく奏でることと、バレエを美しく踊ることは、相通じるものがある。
美しさの基本は、背筋がすくっと伸びていること、変な力が入っていないこと、しなやかなことだ。
結果発表でコンテンポラリーで印象的な方が、上位入賞だなぁ。いいなぁと思った人が上位入賞するの嬉しいですね。
・アレクサンドル・ブーベル「ランチ ブレイク」
・ヤナ・サレンコ「ラ・ランデヴー」
・キム・ヤンヨン
・ダニイル・シムキン

バレエなんか、女性の楽しむものという偏見で、人生何年も、損してたかもしれない。自分で勝手に壁を作ってしまわないようにしないと・・・。
コメント
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