みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●レッスン & レ・シルフィードなどなど

2005年07月30日 | ピアノレッスン
今日はレッスン。昼間のスタインウェイ練習の効果か、調子よし。

・ハノン40番 半音階
短3度、長6度はようやく合格。ふう~。2ヶ月くらいやってたからなぁ。左手のドタバタがとれて、滑らかな感じや、体重の掛け方がいい感じになったと褒められて、嬉しい。
でも短6度は下りの左手がドタバタになってNG。うまくいかない下りは、うまくゆく上りと比べて、親指が寝てしまっているので、もっと立てるようにとのアドバイス。
しかし、うまくゆく短3度との違いは、右手とどれだけ離れているかだけなのに・・・。不思議・・・。

・チェルニー40-19
右手アルペジオ練習のこの曲もようやく○。
ひそかに憧れているショパン・スケルツォ2番には途方も無いアルペジオがあるので、アルペジオ練習のこの曲は、けっこう燃えていたのでした。それにしても弱い音で速いアルペジオって、大変だ~。

・ショパン「ノクターン10番Op32-2」
中間部は、もう一息なんだけど、まだつまずいてる。
・中間部の後、再現部のフォルテシモAppassionataをどうやって表現するか?
・62,70小節目のdelicatissのおしりの部分の表現、もっとゆっくりさせるか・・・。

この曲、バレエの「レ・シルフィード」に使われているんですね。でも、自分の演奏では、テンポのアップダウンがありすぎて、とても踊ってもらえないだろうな・・・。
この10番ノクターン、1番7番ワルツのような素敵なメロディーの曲にまざって、ノクターンで唯一、採用されてるんですね。艶かしい旋律と言い、ドラマチックな中間部と言い、名曲だと思うのだけど、ノクターンの中で人気が無いのが不思議。

ちなみに、「レ・シルフィード」の中の1曲、イ長調のプレリュードは、太田胃酸のCMで使われているけれど、「胃腸の調子」と「イ長調」を掛けているんですね。(こういうトリビアは、けっこう好きだ)

昼間、スタインウェイフルコンで練習したのだけど、気持ちよくて、長いような5時間もほんとうに、あっという間に時間が過ぎてしまう。極上のタッチと音色に慣れてしまったせいか、いつになく教室のグランドピアノが物足りなく感じる。

コメント
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