タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

風に立つライオン、観てきました

2015-03-16 21:26:28 | つれづれ
映画館に行くなんて、10年ぶりくらいでしょうか。
「風に立つライオン」を観てきました。
それにしても、夫婦で割引される年齢になっていたとは、驚きです。

一人の医師が、アフリカのケニアに志願して、行くという話です。
そこまでは事実ですが、その後はフィクションだったのですね。
ですがこんな話も現実には有りそうな感じです。
私も一歩間違えば、同じ道を辿っていたかもしれないです。
当時、南米に行く計画を実際にしていましたからね。

医師になる動機付けは、両親からもらった「シュバイツァー」先生の伝記。
私もむかし子供たちに読ませたなあ、なんて笑ってしまいました。
他の子が「サンダーバード2号」で遊んでいた頃にです。
そう、私たちの年代は、国際救助隊に憧れたのです。

日本のジャーナリストがテロで殺害された事件や、
東北大震災など、心を痛める事件が続き、私たち日本人も内向きになりつつある時に、
ちょうどタイミングよく上映されたものです。
主題歌兼、原作者の、さだまさしさんの歌詞にあります。

「何より僕の患者たちの 瞳の美しさ
この偉大な自然の中で病いと向かい合えば
神様について ヒトについて 考えるものですね
やはり僕たちの国は残念だけれど
何か大切な処で道を間違えたようですね」

それにしても見終わって、とても疲れました。
映画が終わって、観客の皆さんがすすり泣かれるのだけれど、
それは感動というよりは、重い人生を生ききった、という脱力からでしょうか。

今日は映画紹介で終わってしまいました。
以下の予告をよろしければ観てください。映画館に行けばもっと感動します。
http://eiga.com/news/20150312/5/

追伸です。
東京の渋谷区では、同性間の結婚相当証明書みたいなものを発行しようとしています。
憲法には男女間でしか認めていないにも関わらず。
まあ、憲法以前の問題で、お父さんが居て、お母さんが居て、
そして健全な家庭ができて、子供たちが健全に育つのです。

片親の家庭では、なかなか子育てさえ、ままならないのです。
ましてや、男同志で結婚して、養子縁組で子供を育ててごらんなさい。
その子供は将来、人のために役立つような大人に育つでしょうか?
それは個人の自由でしょうか?
他人のことは放っておけばいいのですか?
今、こんなことを認めてしまえば、追随する市町村が計画を進めるでしょう。
そんな世の中にしないように、ぜひネットで署名してください。
1万名が目標です。

反対署名リンク