今週、丹波篠山市長がタマル産を訪問されましたよ。
忘れられていたかと案じていましたが、ようやく思い出して頂いたようです。
もちろん議題は兵庫医大ささやま医療センターの分娩中止問題です。
1時間ほどお話して、市長の勘違いされている点を知ることができましたよ。
その前に兵庫県の状況を思い出してみましょう。
播磨地域は、三木市と小野市が合同で播磨総合医療センターを作りました。
看護専門学校と看護大学も誘致しましたしね。
人口にして13万人強でようやく1つの産婦人科センター病院を持てるのです。
次に有馬地域でも、三田市と神戸市北区とが合同で産婦人科を済生会に集約するようです。
こちらも人口にして33万人に1つの産婦人科センター病院です。
北の方では、豊岡市、朝来市、養父市で13万人でやはり豊岡病院です。
では丹波地域は?と言えば、丹波市と丹波篠山市を合わせて11万人ですから、
1つの病院に集約するのが良いのです。
ついでに西脇市も入れてあげれば良いでしょう。
このことを丹波篠山市長は理解されていないようでした。
ただし新しくなった県立丹波医療センターにはNICUが無いので、将来は不安ですけれどね。
次の問題は、ささやま医療センターが医師不足で分娩中止すると勘違いされていましたが、
ことの本質は、出生数が著減しているために、産婦人科を維持できない、というのが正解です。
あと数年もすれば、丹波篠山市の出生数は200人を割ることでしょう。
ささやま医療センターさんでは、分娩数が月に10人を割っていたようですから、
そんな病院に産婦人科医が3人も赴任してくるはずはないでしょう。
このように現状を把握されたなら、次に対策が練れるというものです。
小学校だって統廃合されたなら、遠方の子たちはスクールバスで通うでしょう?
高齢者だって、病院行きのバスが充実していますね。
そう、マタニティタクシーの開設を市長に提案したのです。
都会では右肩上がりに増えているのだそうです。
丹波篠山は夜中にタクシーも有りません。
ご主人が休みの時にしかクリニックに健診に来ない妊婦さんも多いです。
だから平日の昼も、陣痛の時は24時間、産後もマタニティータクシーを利用するのです。
妊婦さんに助成してあげれば、タクシー会社も儲かるので、
運転手さんも各種訓練をするのではないですか。
2つ目の提案です。
馬鹿げたことに、次の1年半ほどを目処に、赤ちゃんを産んだら10万円をあげるそうです。
今でも5万円をあげているのですって。
どうせ配るなら、3人以上の多子家庭に配れば良いと提案しましたよ。
3人産めば100万円です。
1人や2人では、お祝い金は中止です。
これで子供の数は間違いなく増えます。
できればその後も多子家庭には、寡婦家庭のように助成をしていくべきでしょうけれど。
3つ目の提案です。
京都府では一般不妊治療に対して、年間15万円までの助成が有ります。
これが兵庫県では無いのですよね。
だからせめて丹波篠山市は京都と同じように助成をしてあげるように提案したのです。
そうすればもっと気軽に、しかも早期に治療ができることでしょう。
タマル産では治療にさえ来ていただければ、たくさんのカップルが妊娠されています。
体外受精などの特定不妊治療への助成は有りますが、
そこまで利用されるのはむしろ少数派ですからね。
4つ目の提案は、妊婦健診費用をけちらずに、
神戸市と同じように、満額の12万円にして欲しいとお願いしましたよ。
丹波篠山市はたったの10万円ですからね。
2万円はタマル産が負担しているのです。
本来は市が負担すべきものです。
これだけでタマル産の赤字は年間300万円くらい増えるのですからね。
5つ目の提案です。
近隣の市では、すべて看護学校が有ります。
丹波市も三田市も南丹市も、小野市も三木市も加東市も。
高校を出て、都会に流れる若い人を、田舎に留めておくのに効果が高いです。
学費を助成すれば、卒業後も残ってくれるのですから。
男性には例えば神戸大学の農学部を誘致するなどが良いでしょう。
これは強くお勧めしたのですが、どうも市長は消極的でしたよ。
これらの予算は大丈夫です。
毎年ささやま医療センターに拠出している1億2千万円を中止すれば、
有り余りますからね。
私は市議会議員では無いので、市の行政にとやかく言えませんが、
産婦人科の専門として、丹波篠山市市長に、強く提案しました。
さて、いくつかでも実行されるのでしょうか。
今決断しないと、10年後には丹波市篠山市は、経済的にではなく、
人口問題として、消滅都市となることでしょうからね。
今ならまだ食い止められるかもしれませんよ。
忘れられていたかと案じていましたが、ようやく思い出して頂いたようです。
もちろん議題は兵庫医大ささやま医療センターの分娩中止問題です。
1時間ほどお話して、市長の勘違いされている点を知ることができましたよ。
その前に兵庫県の状況を思い出してみましょう。
播磨地域は、三木市と小野市が合同で播磨総合医療センターを作りました。
看護専門学校と看護大学も誘致しましたしね。
人口にして13万人強でようやく1つの産婦人科センター病院を持てるのです。
次に有馬地域でも、三田市と神戸市北区とが合同で産婦人科を済生会に集約するようです。
こちらも人口にして33万人に1つの産婦人科センター病院です。
北の方では、豊岡市、朝来市、養父市で13万人でやはり豊岡病院です。
では丹波地域は?と言えば、丹波市と丹波篠山市を合わせて11万人ですから、
1つの病院に集約するのが良いのです。
ついでに西脇市も入れてあげれば良いでしょう。
このことを丹波篠山市長は理解されていないようでした。
ただし新しくなった県立丹波医療センターにはNICUが無いので、将来は不安ですけれどね。
次の問題は、ささやま医療センターが医師不足で分娩中止すると勘違いされていましたが、
ことの本質は、出生数が著減しているために、産婦人科を維持できない、というのが正解です。
あと数年もすれば、丹波篠山市の出生数は200人を割ることでしょう。
ささやま医療センターさんでは、分娩数が月に10人を割っていたようですから、
そんな病院に産婦人科医が3人も赴任してくるはずはないでしょう。
このように現状を把握されたなら、次に対策が練れるというものです。
小学校だって統廃合されたなら、遠方の子たちはスクールバスで通うでしょう?
高齢者だって、病院行きのバスが充実していますね。
そう、マタニティタクシーの開設を市長に提案したのです。
都会では右肩上がりに増えているのだそうです。
丹波篠山は夜中にタクシーも有りません。
ご主人が休みの時にしかクリニックに健診に来ない妊婦さんも多いです。
だから平日の昼も、陣痛の時は24時間、産後もマタニティータクシーを利用するのです。
妊婦さんに助成してあげれば、タクシー会社も儲かるので、
運転手さんも各種訓練をするのではないですか。
2つ目の提案です。
馬鹿げたことに、次の1年半ほどを目処に、赤ちゃんを産んだら10万円をあげるそうです。
今でも5万円をあげているのですって。
どうせ配るなら、3人以上の多子家庭に配れば良いと提案しましたよ。
3人産めば100万円です。
1人や2人では、お祝い金は中止です。
これで子供の数は間違いなく増えます。
できればその後も多子家庭には、寡婦家庭のように助成をしていくべきでしょうけれど。
3つ目の提案です。
京都府では一般不妊治療に対して、年間15万円までの助成が有ります。
これが兵庫県では無いのですよね。
だからせめて丹波篠山市は京都と同じように助成をしてあげるように提案したのです。
そうすればもっと気軽に、しかも早期に治療ができることでしょう。
タマル産では治療にさえ来ていただければ、たくさんのカップルが妊娠されています。
体外受精などの特定不妊治療への助成は有りますが、
そこまで利用されるのはむしろ少数派ですからね。
4つ目の提案は、妊婦健診費用をけちらずに、
神戸市と同じように、満額の12万円にして欲しいとお願いしましたよ。
丹波篠山市はたったの10万円ですからね。
2万円はタマル産が負担しているのです。
本来は市が負担すべきものです。
これだけでタマル産の赤字は年間300万円くらい増えるのですからね。
5つ目の提案です。
近隣の市では、すべて看護学校が有ります。
丹波市も三田市も南丹市も、小野市も三木市も加東市も。
高校を出て、都会に流れる若い人を、田舎に留めておくのに効果が高いです。
学費を助成すれば、卒業後も残ってくれるのですから。
男性には例えば神戸大学の農学部を誘致するなどが良いでしょう。
これは強くお勧めしたのですが、どうも市長は消極的でしたよ。
これらの予算は大丈夫です。
毎年ささやま医療センターに拠出している1億2千万円を中止すれば、
有り余りますからね。
私は市議会議員では無いので、市の行政にとやかく言えませんが、
産婦人科の専門として、丹波篠山市市長に、強く提案しました。
さて、いくつかでも実行されるのでしょうか。
今決断しないと、10年後には丹波市篠山市は、経済的にではなく、
人口問題として、消滅都市となることでしょうからね。
今ならまだ食い止められるかもしれませんよ。