ちっちゃく生まれましたが、おおきくなって退院されました。
今の世界は、お産にはまず安全が要求されますからね。
それからコンフォータブル、快適なお産でしょう。
安全だけなら誰でも気付きますが、それだけではお産に満足感は得られません。
さて、年末になってきて慌ただしくなってきました。
タマル産は来年1月1日から医療法人化することになったので、
事務手続きが山のように有るのですよ。びっくりしました。
皆さんも年末になるほどに、するべき仕事が増えているのではないでしょうか。
ところで今年の産婦人科関連の一番の話題といえば何でしょうか?
それは、胎児の染色体異常の検査が一部の施設で可能となったということでしょう。
タマル産も含めて。
母体血胎児染色体検査(NIPT)と言われるのもです。
遺伝子の検査と言っても、家系的に多い遺伝子の異常ではなく、
妊娠する女性の高年齢化と関係するような遺伝子の異常です。
染色体は22対とXとY、またはXとXの合計46本有るのですが、
18番目の染色体が2本ではなく3本と、普通の人より1本多いなどです。
欠けているのではなく、むしろ余分に有るのですね。
女性の初めての出産は平均が30歳を越えました。
以前の基準なら多くの妊婦さんが高齢出産という時代です。
若くして妊娠すればこの21トリソミーという染色体の異常は300人に1人なのですが、
高齢になればなるほど、数十分の1に上昇するのです。
だから産む前に検査をしておきたいという気持ちも分かります。
ただし今までは染色体の異常はトリプルテストと呼ばれるスクリーニング検査でした。
これがまたすごくいい加減な検査で、当たるも八卦、当たらぬも八卦という程度のものでした。
こんな血液検査では、やらない方がましですね。
どちらのスクリーニング検査でも確定診断は羊水検査をする必要が有ります。
だからこれらの検査は羊水検査をするかどうかを決めるための検査なのです。
羊水検査とはお腹の上から直接子宮に針を刺して、
羊水を20ミリリットルくらい吸引して、それを1ヶ月近く培養して増やしてから検査するのです。
これが検査そのもののリスクも有りますし、時間もかかるし、ちょっとたいへんなわけです。
だから全員が受けられるという検査ではないために、スクリーニング検査が要るのです。
NIPT検査のこの半年の結果がボチボチ出始めているようです。
タマル産でもこの間に検査を受けられた方も居られます。
正確な数字が発表されていましたが、今は持ち合わせていないので、要点だけ言えば、
やはりNIPTで異常が出たために中絶される方が多いようです。
ただしその中で、羊水検査までされた方がどれくらい居られるかは不明です。
これからは検査が陰性なのに染色体異常で生まれたとか、
NIPTで異常と言われたのに羊水検査では正常であったなどの、偽陰性や偽陽性の問題でしょう。
現在では99%以上の確率と言われます。
ですが、生命の選択に関わる検査ですから、
100%でないと受けられないという方も居られるかもしれませんね。
皆さんもこの検査に興味を持っていただけたらな、と思います。
ちなみに私たち夫婦は5人目を生む時には39歳でしたが、敢えて検査を受けませんでした。
それは、どんな状況も受け入れる覚悟をしてから妊娠したからです。
フェイスブックはこちらhttps://www.facebook.com/tamarclinic
今日、生まれた赤ちゃんはまだアップできていないのです。
今の世界は、お産にはまず安全が要求されますからね。
それからコンフォータブル、快適なお産でしょう。
安全だけなら誰でも気付きますが、それだけではお産に満足感は得られません。
さて、年末になってきて慌ただしくなってきました。
タマル産は来年1月1日から医療法人化することになったので、
事務手続きが山のように有るのですよ。びっくりしました。
皆さんも年末になるほどに、するべき仕事が増えているのではないでしょうか。
ところで今年の産婦人科関連の一番の話題といえば何でしょうか?
それは、胎児の染色体異常の検査が一部の施設で可能となったということでしょう。
タマル産も含めて。
母体血胎児染色体検査(NIPT)と言われるのもです。
遺伝子の検査と言っても、家系的に多い遺伝子の異常ではなく、
妊娠する女性の高年齢化と関係するような遺伝子の異常です。
染色体は22対とXとY、またはXとXの合計46本有るのですが、
18番目の染色体が2本ではなく3本と、普通の人より1本多いなどです。
欠けているのではなく、むしろ余分に有るのですね。
女性の初めての出産は平均が30歳を越えました。
以前の基準なら多くの妊婦さんが高齢出産という時代です。
若くして妊娠すればこの21トリソミーという染色体の異常は300人に1人なのですが、
高齢になればなるほど、数十分の1に上昇するのです。
だから産む前に検査をしておきたいという気持ちも分かります。
ただし今までは染色体の異常はトリプルテストと呼ばれるスクリーニング検査でした。
これがまたすごくいい加減な検査で、当たるも八卦、当たらぬも八卦という程度のものでした。
こんな血液検査では、やらない方がましですね。
どちらのスクリーニング検査でも確定診断は羊水検査をする必要が有ります。
だからこれらの検査は羊水検査をするかどうかを決めるための検査なのです。
羊水検査とはお腹の上から直接子宮に針を刺して、
羊水を20ミリリットルくらい吸引して、それを1ヶ月近く培養して増やしてから検査するのです。
これが検査そのもののリスクも有りますし、時間もかかるし、ちょっとたいへんなわけです。
だから全員が受けられるという検査ではないために、スクリーニング検査が要るのです。
NIPT検査のこの半年の結果がボチボチ出始めているようです。
タマル産でもこの間に検査を受けられた方も居られます。
正確な数字が発表されていましたが、今は持ち合わせていないので、要点だけ言えば、
やはりNIPTで異常が出たために中絶される方が多いようです。
ただしその中で、羊水検査までされた方がどれくらい居られるかは不明です。
これからは検査が陰性なのに染色体異常で生まれたとか、
NIPTで異常と言われたのに羊水検査では正常であったなどの、偽陰性や偽陽性の問題でしょう。
現在では99%以上の確率と言われます。
ですが、生命の選択に関わる検査ですから、
100%でないと受けられないという方も居られるかもしれませんね。
皆さんもこの検査に興味を持っていただけたらな、と思います。
ちなみに私たち夫婦は5人目を生む時には39歳でしたが、敢えて検査を受けませんでした。
それは、どんな状況も受け入れる覚悟をしてから妊娠したからです。
フェイスブックはこちらhttps://www.facebook.com/tamarclinic
今日、生まれた赤ちゃんはまだアップできていないのです。