上の写真のお父さんは、3人姉妹のお父さんになりました。
さっき病室を覗いたら姉妹で食事をしていて、とてもかわいらしかったですよ。
よく男の子がいいとか、女の子がいいとか言われますが、
子たちは与えられるものですから、欲を言ってはいけませんね。
ついでに言えば、自分の身体だって借り物なのであって、自分のものではないのですよ。
大切にしなければなりません。
先日、赤ちゃんはまとまって生まれますよ、と言ったところですが、
この5日間は、毎日1人ずつ赤ちゃんが生まれていて、とてもやり易かったです。
ただ休日が多くて、外来では待ち時間が長くなっています。
時間に余裕を持って、来院してくださいね。
そして今日はもう1つ。
毎日赤ちゃんが生まれていたので、私もタマル産に貼り付いていて、
ようやく新しいホームページが完成しました。
http://www.tamar.jp/
是非覗いてみてくださいね。
そして美容皮膚科のホームページも、予約が取り易いように、
またスマートフォンでも見れるように直しましたからね。
http://www.tamarcosme.info/
明日の5月1日は、もう1つニュースが有るのですが、
明日のお楽しみにしておいてください。
さて、昨日は休日だったので、今日は不妊の話題をお話いたしましょう。
最近は環境ホルモンがいろいろと悪さをしていて、
不妊のカップルが増えているのもそのせいではないかと言われます。
あるいは環境ホルモンは、男性のペニスを小さくしているとか、
精子の数や運動率を低下させているのではないか、
同性愛者を増加させているのではないか、などいろいろな事が疑われています。
なかなか微量な物質ですがら、検査法が確立されていないとデータにもムラが出ます。
環境ホルモンと一口に言っても、山のような種類が有るのですが、
その中でビスフェノールAは有名です。
プラスチックの原料で、大量に環境の中に入り込んでいるからです。
だって100円ショップに行けば、プラスチック製品ばかりですからね。
そして固いプラスチックも有れば、柔らかいものも有りますね。
柔らかいプラスチックには、フタル酸が混ぜてあるのです。
フタル酸は他にも香水、シャンプー、マニュキュアなどにも含有されています。
アメリカのNICHDという研究所のルイス氏は、不妊症のカップルから尿を採取して
環境ホルモンと不妊期間との関係を調べたそうです。
その結果、男性の尿のフタル酸濃度が高いと、パートナーである女性の、
避妊を中止してからの妊娠までの期間が延長したのです。
ビスフェノールAの方は相関は認められなかったようですが。
この影響は、喫煙と肥満と同程度の悪影響であると言います。
ではどうすればいいかと言えば、
タバコはダメですね。脂肪の摂取も控えた方がよろしい。
そしてシャンプーはやめて石鹸で十分。
洗剤は、自然素材のものがいいでしょうか。
以前からタマル産の受付の前にシリアで作られた、昔ながらの石鹸を売っているのですが、
売れ行きが悪いですね。
シリアの難民を支援するという意味も有るのですが、
それとは別に、不妊症をなくす、という意味も込めているのですよ。
もっとも継続的に生活環境を変えないといけませんが。
これはこれできっと難しいと感じられておられることでしょう。
フェイスブックはこちら。https://www.facebook.com/tamarclinic
かわいい赤ちゃんが見れますよ。