もう明日から師走ですよ。
タマル産では、毎年この時期にクリスマスツリーを飾っています。
入口のオリーブにも、今日はクリスマス飾りを私自ら飾ってみました。
年末年始のお休みは、12月29日の土曜日から1月3日の木曜日までです。
もちろん急患の方やお産の方は、24時間、いつもの電話番号で繋がりますからね。
少し驚いてしまうのは、夕方になると電話が繋がらないクリニックも多く、
そんな婦人科で妊婦健診をされている妊婦さんが時々居られます。
残念ながら、飛び込みでの救急診療はしていませんからね。
タマル産で産む予定の近隣の方は、初期から受診してくださいよ。
来年の3月と4月の予定日の方は、ほぼ予約で埋まりました。
今妊娠すると、来年の6月か7月頃になるのでしょうか。
さて今日の話題は、膣の細菌のお話です。
まれに居られるのは、膣が臭うと言われる女性。
確かにタンポンを長く使用された女性や、感染が有ると、悪臭が有ります。
ですが、自分で臭うと言われる女性では、それほどでもないことが多いのです。
どちらかと言うと、自分の体臭自体を気にされる方が問題かもしれません。
ですが、こと妊娠に関しては、いろいろと意味が有るのですよ。
一般向けの不妊雑誌を見ていたら、子宮内の細菌の検査で、
乳酸菌が多い女性は妊娠率も高いし、流産や早産も少ないということが書かれていました。
それに対して乳酸菌が少ない群では、妊娠率も低いし、流産、早産も多いのです。
これは以前から何度も書いていますが、データとして、
乳酸菌が90%以上だと妊娠率が70%ほどに対して、
乳酸菌が少ない女性では、妊娠率は33%ほどということです。
タマル産では、不妊症で来院された女性に、一番最初にする検査が、この膣内の細菌培養の検査です。
ところが世界的に不妊検査を受注している会社では、
膣ではなく子宮内からサンプルを取って、細菌を遺伝子検査するのだそうです。
培養ではどうしても引っかからないことも有るからだそうですが、
検出できた細菌の一覧を見ると、どうも一般的な保険が効く細菌培養検査でも良いような気もしますけれど。
確かに細菌培養検査でも、大腸菌やGBS、腸球菌などの菌をよく検出します。
抗生物質をカゼなどでよく処方してもらう女性は、カンジダ感染を繰り返しますしね。
こういう場合は、膣に乳酸菌の錠剤を入れると効果的なのだそうですよ。
ただ保険診療の範囲では、これに見合う薬が無いので、
適応外の使い方をするか、ネットや薬店で売られている薬を使うのが良いかもしれませんね。
ヨーグルトを日常的に食べる女性は、細菌も少ないという口コミも多いようですが、
なるべくプレーンのヨーグルトで、砂糖を入れない方が良いでしょう。
口からの乳酸菌が、果たして膣内まで改善するかですが、
効果は有ったという成績も有るようですね。
不妊症の女性だけでなく、
カンジダ膣炎を繰り返す女性、
切迫早産や、実際に早産した女性、
子宮外妊娠や癒着胎盤の既往の有る女性、
ヒトパピローマウィルスが原因で子宮頚部異形成になっている女性などは、
乳酸菌を試してみると良いでしょうね。
タマル産では、毎年この時期にクリスマスツリーを飾っています。
入口のオリーブにも、今日はクリスマス飾りを私自ら飾ってみました。
年末年始のお休みは、12月29日の土曜日から1月3日の木曜日までです。
もちろん急患の方やお産の方は、24時間、いつもの電話番号で繋がりますからね。
少し驚いてしまうのは、夕方になると電話が繋がらないクリニックも多く、
そんな婦人科で妊婦健診をされている妊婦さんが時々居られます。
残念ながら、飛び込みでの救急診療はしていませんからね。
タマル産で産む予定の近隣の方は、初期から受診してくださいよ。
来年の3月と4月の予定日の方は、ほぼ予約で埋まりました。
今妊娠すると、来年の6月か7月頃になるのでしょうか。
さて今日の話題は、膣の細菌のお話です。
まれに居られるのは、膣が臭うと言われる女性。
確かにタンポンを長く使用された女性や、感染が有ると、悪臭が有ります。
ですが、自分で臭うと言われる女性では、それほどでもないことが多いのです。
どちらかと言うと、自分の体臭自体を気にされる方が問題かもしれません。
ですが、こと妊娠に関しては、いろいろと意味が有るのですよ。
一般向けの不妊雑誌を見ていたら、子宮内の細菌の検査で、
乳酸菌が多い女性は妊娠率も高いし、流産や早産も少ないということが書かれていました。
それに対して乳酸菌が少ない群では、妊娠率も低いし、流産、早産も多いのです。
これは以前から何度も書いていますが、データとして、
乳酸菌が90%以上だと妊娠率が70%ほどに対して、
乳酸菌が少ない女性では、妊娠率は33%ほどということです。
タマル産では、不妊症で来院された女性に、一番最初にする検査が、この膣内の細菌培養の検査です。
ところが世界的に不妊検査を受注している会社では、
膣ではなく子宮内からサンプルを取って、細菌を遺伝子検査するのだそうです。
培養ではどうしても引っかからないことも有るからだそうですが、
検出できた細菌の一覧を見ると、どうも一般的な保険が効く細菌培養検査でも良いような気もしますけれど。
確かに細菌培養検査でも、大腸菌やGBS、腸球菌などの菌をよく検出します。
抗生物質をカゼなどでよく処方してもらう女性は、カンジダ感染を繰り返しますしね。
こういう場合は、膣に乳酸菌の錠剤を入れると効果的なのだそうですよ。
ただ保険診療の範囲では、これに見合う薬が無いので、
適応外の使い方をするか、ネットや薬店で売られている薬を使うのが良いかもしれませんね。
ヨーグルトを日常的に食べる女性は、細菌も少ないという口コミも多いようですが、
なるべくプレーンのヨーグルトで、砂糖を入れない方が良いでしょう。
口からの乳酸菌が、果たして膣内まで改善するかですが、
効果は有ったという成績も有るようですね。
不妊症の女性だけでなく、
カンジダ膣炎を繰り返す女性、
切迫早産や、実際に早産した女性、
子宮外妊娠や癒着胎盤の既往の有る女性、
ヒトパピローマウィルスが原因で子宮頚部異形成になっている女性などは、
乳酸菌を試してみると良いでしょうね。