タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

来年もよろしくお願いします

2017-12-27 21:36:52 | つれづれ
タマル産では、今日が外来の仕事納めです。
と言いながらも、明日もあさっても予約の方は居られるのですが。
それに今日も赤ちゃんが生まれましたしね。

1月は例年は4日からなのですが、来年は4日が木曜日なので、
1月5日から外来を始めます。
年末年始に緊急のことが有れば、24時間電話でお問い合わせください。
ですが、緊急の方だけでお願いします。

写真は、天皇誕生日で外来が休みだった日に、
私の娘の所属する教会でのクリスマス会を見に行った時のものです。
タマル産で生まれた子たちだったら、もっと楽しかったでしょうに。
先日は、タマル産で生まれたという17歳の高校生が外来を受診されました。
開業当初に生まれた子たちは、もうこんなに大きくなっているのですね。

それでは今年最後の記事です。
アメリカの大統領がエルサレムはイスラエルの首都だ、みたいな発言をしています。
もちろん、世界3大宗教と言われる、ユダヤ教もイスラム教も、
エルサレムが聖地なので、1人占めされたような気分でしょうね。
だって、本来1つだった宗教が分かれていっただけのことなのですから。

世界で戦争が起こるのは、宗教の違いだと考える人も居ますが、そうとも限りません。
それは、すべての宗教は、平和を愛するという根本原理は同じなのですから。
ただ自分個人だけの幸せを願っているか、
自分の家庭の幸せだけを願っているのか、
自分の国だけなのか、
それとも世界なのか、
あるいは宇宙人が来たって、宇宙人とも仲良くするのかという世界観の違いだけなのでしょう。

タマル産の外来には、3種類の雑誌を置いています。
産婦人科と直接関係無いので、見る方も少ないかもしれません。
それでも外来を受診された方には、無理やりそのうちの、ハーストーリーという小冊子をお渡ししています。
直訳すると女性のお話、ですね。
対照的にヒズソトーリーとは、イエスの生涯、という意味が有ります。
ですから本当は、皆さんが主役である女性の生涯、みたいな意味なのですね。

その中に以前有った記事を、なんとなく覚えています。
あるイスラム教の家庭の産婦人科の先生のお話です。
イスラエルというユダヤ教の国は、パレスチナという国に割り込んで建国された国です。
そこに勝手に壁を築いたのですよ。
その壁の中では常に砲撃されたりする危険が有ります。

その産婦人科の先生の診療所も攻撃されて、
目の前で自分の娘たちが亡くなられたそうです。
普通なら仕返しをしてやりたいところなのでしょうが、
その先生は、相手を許されたのですよ。
もちろん強い葛藤は有ったことでしょう。

許せた理由は、その先生が見ておられた世界が、地球規模の世界だったからでしょうね。
ハーストーリーという雑誌、一見、産婦人科と関係無いようですが、
母親となられる方には、よい教科書になると思うのですよ。
もちろん、特定の宗教の宣伝ではありません。
むしろ世界観が狭い宗教なんて必要有りません。

私が年賀状に毎年書いているのは、
One family under God!
人類一家族という意味です。
年賀状が減っている時代ですが、みなさんの赤ちゃんの大きくなられた写真付きの年賀状なんて、
頂くととてもうれしいですからね。

それではまた来年も、よろしくお願いします。

たかが便秘、されど便秘

2017-12-25 21:18:40 | 産科
篠山市東吹の耀太(ようた)くん、11月7日生まれ。
「元気が一番。思いやりのある人になってください。
スムーズに、思ったより早く出産でき、楽でした。
育児についての不安が有りましたが、皆さんに親切に対応して頂き、心が晴れました。」

初めてのお産でしたが、安産で良かったですね。
今日のクリスマスは、先ほど赤ちゃんが生まれたところなのですが、とっても難産でしたからね。

それでは今日は、便秘のお話をしましょう。
どうして便秘か、と言えば、先ごろ日本消化器学会から、
慢性の便秘に対してのガイドラインが発表されたからなんです。
そう、最近では医師の裁量という言葉は死語となり、
ガイドラインに従って治療をしないといけないというのですから、
AIにでも仕事をまかせても良さそうですね。

むかし、滋賀県の豊郷というところの病院でアルバイトをしていた時に、
あるお婆ちゃんが来院されました。
お腹が張るから、何かお腹に「できもの」が有ると思い込まれていたのですね。
ただの便秘ですよ、毎朝トイレに行くようにと言ってあげただけなのですが、
それからそのお婆ちゃんはすっきり良くなって、とても感謝された思い出が有ります。
言葉の威力とは凄いですね。

それで、妊婦さんの便秘はどうすれば良いでしょうか?
妊娠すると便秘になりますよね。
京大病院では、研修医時代に、三つ子を妊娠されていた女性が居られました。
妊娠後半はお母さんは寝たきりです。
しかもお腹の張り止めを点滴しますから、この薬の副作用でさらに便秘になるのです。
信じられないかもしれませんが、研修医の仕事に、
ウンチを手袋をした指で排出させるというものが有ります。
ちゃんと保険で、「摘便」という点数が有りますよ。

そこまでしなくても、普通は便秘の薬を処方するのです。
以前の教科書には、妊婦さんの便秘には、腸を刺激するタイプの下剤だけが適応と載っています。
市販薬で言うなら、コーラックなどの、刺激性下剤という薬ですね。
ですが今の教科書では、妊婦さんには禁止されている薬物に分類されているのですからね。
ちなみに外科では、この薬は術後などに、それこそ大量に処方されますよ。

それが今回のガイドラインで、高齢者の慢性便秘にも、この刺激性下剤よりも、
塩類下剤というものを使いなさいということになりましたよ。
塩類下剤とは、カマグとか、マグラックスとか、マグミットとか、
マグネシウムの「マグ」の付いた名前の薬です。
これは腸の中で水分を吸収して、便を柔らかくして出させる薬なのです。

もう1つ、高齢者に使ってもよい下剤には、ルビプロストンという薬も推奨されました。
こちらはマグネシウム製剤のように、電解質の異常を来さない代わりに、
妊婦さんには禁忌なのですよね。
だから処方したことは有りません。
なんだ、妊婦さんが使っても良いのは、マグネシウム製剤だけだったのですね。

よくお茶で、センナ茶というものが売っていて、
妊婦さんでも勧められることが有るかもしれません。
ですがこのセンナは、先ほどの刺激性下剤そのものですから、やめておいた方が良いのです。

もう1つついでに下剤のことをお話するなら、
どこの産婦人科でも、陣痛で入院すると、まず浣腸をされますよ。
お産で赤ちゃんが生まれる時に、排便が有るのを医療者は嫌がるからです。
それは会陰を清潔に保てないと考えているからですね。
会陰切開をする時に、縫合するのにも不衛生だと考えるからです。

ですがタマル産では、お産の時に浣腸はしないのです。
そんな産婦人科は他に無いかもしれませんね。
会陰切開もあまりしませんしね。
それどころか、会陰の消毒もあまり積極的には指導されませんね。
理由はカンタンです。
それほどこちらは気にしないからです。
昔の人は、いちいちお産で、消毒なんてしなかったのではないでしょうか?
むしろお母さんが気にされることも有りますが。

タマル産では基本的に、お産の時に導尿もしないのですね。
導尿とは、膀胱に管を入れて尿を取ることです。
看護学生さんは、ルーチンで導尿を習得するのですが、
そんなものしなくたって、お産には何の問題も有りませんよ。
何千人ものお産についている医師が言うのですから、間違いありませんよ。

今こそ純潔教育が必要です

2017-12-22 21:24:45 | つれづれ
丹波市氷上町の絢斗(あやと)くん、11月5日生まれ。
「心の広い、優しい魅力ある男の子に育ってください。
1人目の時より、すごく楽にリラックスして出産できました。
足のマッサージが、すごく気持ち良かったです。」

1人目より2人目、2人目より3人目は、ずっと楽に産めます。
お産は痛いものだと思っておられるでしょうが、
むしろ気持ちよく感じる方も居られるのですよ。
膣や肛門が開くのは、副交感神経が刺激されるので、
脱力するし、血圧も下がるし、高揚感が出るのでしょうね。

渡辺淳一氏の小説で、「桜いろの桜子」という短い小説が有ります。
氏は元整形外科医らしく、死に際をよく知っておられるようで、
ガス自殺を図った女性が、もっとも美しく見える頃に、
彼氏に発見されるように仕組んでおく、というストーリーです。
この中で、中絶手術を何度か受けるうちに、だんだんと麻酔が気持ちよく感じるようになって、
自ら進んで麻酔を受けるようになっていく、というくだりが有ります。
お産は、麻酔にも似た感じなのかな、それとも麻薬にも近い感覚なのでしょうか。
うちの子供は、学校で麻薬による害の説教を受けてきたところで、もちろん試してはダメですよ。

また要らぬ話をしてしまいましたが、
写真のお母さんは、次も旦那に立ち会ってもらいながら出産したいです、とも。
そうですよ、3人は産んでもらわないとね。
今日もニュースで、生まれる子が1年に100万人を下回ってから、
さらに少子化が加速しているという話ですからね。

少子化と高齢化はセットで議論されますが、原因は違うので、分けて考えないといけませんね。
ですが、治療は共通していて、少子化を防げば、若者の人口が増えるので、
高齢者を支えることは十分に可能になるのです。
子供の数が少なければ、将来支える高齢者の割合が増えるのです。
だから少子高齢化は、少子化だけ治療すれば良いとも言えます。

あるアメリカの調査です。
バージニア大学の研究機関、ナショナルマリッジプロジェクトのリポートによると、
4大卒と、それ以外に分けて調査した結果で、
結婚するまでに性関係を持った相手の数と離婚率を調べたところ、
1人だけの場合、つまり純潔のまま結婚した場合は、
4大卒のグループでは離婚率がわずか3%だったそうです。
それ以外のグループでも4%だけでした。

性関係を持った相手の数が2〜3人の場合は、
前者で14%、後者のグループで28%と、グンと離婚率が上がります。

相手が4〜6人の場合は、
前者で17%、後者のグループで41%、

結婚するまでの相手の数が7人以上だと、
前者で27%が、後者で50%が離婚したそうです。

離婚する家庭は当然、子供の数も少ないでしょう。
子供に十分な教育も受けさせることもできないでしょう。
ですから、結婚するまでに純潔を守れれば、幸せな家庭を築け、
子供たちにも恵まれ、日本全体もよくなる、ということですね。

それで、この1年で、タマル産でのオギャー献金は、16,288円でしたよ。
受付に有るのをご存知でしょうか。
私も上乗せしてクリスマスに合わせて、
郵便局がら日本産婦人科医会に振り込んでおきましたからね。
この献金は、親の無い子の施設などに贈られます。
また赤ちゃんの病気の研究にも、一部助成されるのです。

ですが、結婚の意義と価値を教えることの方が、よっぽど重要だと思うのですよ。
そうでなければ、早晩、日本は滅びてしまいそうですね。
その前に、わたしたち産婦人科が滅びてしまいそうですが。

だいじょうぶですか、市議会さん

2017-12-20 21:05:28 | つれづれ
篠山市東吹の遼(りょう)くん、11月3日生まれ。
「ゆったりとした、おおらかな子に育ってください。
2人目だったので、落ち着いて出産できました。
個室だったので、赤ちゃんとゆっくる過ごせて良かったです。」

タマル産の良いところは、全室個室だということも有りますよね。
しかも個室のベッド差額代も無料でしね。
これだけで何万円も得した気分になれますね。
おまけにダブルベッドですから、ご主人や上の子も一緒に泊まれます。

さて、今日の話題は市民病院のお話です。
最近まで知らなかったのですが、お隣の三田市では、
市民病院が民間に委譲されるのですね。
それに伴って、産婦人科と小児科も縮小して、お産もできなくなるのですね。
代わりに神戸市北区の済生会兵庫県病院で産んで欲しいようです。
まだ確定ではないようですが、その方向で動いているようです。

ちなみに私の出身病院である、兵庫県立塚口病院も、すでに無くなりました。
こちらは県立尼崎病院との合併という形でしたが、
県立柏原と日赤のような組み合わせと同じでしょうね。

全国的にも公立病院が次々に閉鎖されています。
なぜかと言えば、当然赤字だからですね。
公立病院には、毎年、全国で5千億円も投入されているのにも関わらず。
健康保険収入だけでは成り立たないのですね。
日本は公的保険で維持しているなんて宣伝していますが、
実際は、保険診療はとっくに破綻していて、
税金を投入するから、かろうじて生き残ってきただけです。

話はそれますが、来年の診療報酬改定は結局マイナスになりましたが、
これをアップさせると、医師の給与が上がり、
みなさんの自己負担が上がるから阻止すべきだ、などとメディアは報道しています。
もちろんこれは政府によるフェイクニュースですよ。
マイナスどころか、もっと診療報酬を上げないと、潰れる病院がさらに増えるのですから。
だいたい診療報酬に占める医師の給与なんて微々たるものです。
すべての人件費すら30%ほどで、その中では看護師給与がダントツで多いのですから。
産業界は3%の賃上げを目指すそうですが、多忙な医療界はマイナス政策ですからね。

話をもとに戻すと、公立病院から潰れるのは、もちろん経営のマネジメントがしっかりしていないからで、
民間病院より人件費も高いし、建物だってお金をかけているし、
医療機器なんて、定価で買っているからですよ。
さらに税金が無限に投入されているからですね。

丹波市も、毎年かなりの税金が投入されていますが、
現在建設中の病院は50億円かかるのでしょう?
実際にはもっとかかるのでしょう。

そして篠山市ですが、今年も財政収支は赤字です。
それでも、市民病院のような病院には、なんと今後7年で、
さらに今まで以上に税金を投入することが先ごろ決まったのをご存知ですか?

今までは年に1億2600万円でしたが、
これからは1億6200万円に増額するのですよ。
これは運営費で、さらに多くの建物の償却費用も補助していることでしょう。
この増額分は、産婦人科と小児科に割り当てられるそうです。
さらには今までの赤字の37億円も助成するようですよ。
以前から産婦人科には毎年2千万円ほど助成されているらしいですから、
これからは産婦人科関連だけで毎年5600万円ですね。
妊婦さんが年間仮に150人とすると、1人40万円ほどの助成ですね。
社会保険から1人42万円さらに入るというのにね。
これでは篠山市の西の住民からの税金で、東に投入しているようなものではないですか?

ちなみに篠山市の1年の税収などは148億円で、これから人口減少に伴い、だんだんと減っていきます。破綻しないように祈るばかりです。

もし市民病院への助成をいっさいやめてしまったらどうなるでしょう?
外科の先生はすでに岡本病院に転職されているのでしょう?
小児科や産婦人科は、民間でも有るではないですか。
高齢の方の入院も、民間で十分ではないですか。
何も困らないどころか、市の財政は良好になることでしょう。
実際にお隣の人口11万人の三田市は、そういう道を選択されたのですよ。
篠山市よりずっと人口が多く、財政状況は比較にならないほど良く、
子育てに優しい都市と言われていたにも関わらず。

他の例としては、人口5万人の小野市と人口4万人の加東市は合同で、北磻磨総合病院の1つに集約しましたね。
大きい病院が理想なら、県立柏原が充実するので、丹波圏で1つで十分のはずです。

みなさんは、どう考えられるでしょうか?
市が破綻すれば、夕張市のようになってしまうのですからね。



赤ちゃんの予防接種、受けてますか?

2017-12-18 21:35:29 | 産科
赤ちゃんが生まれたら、いっぱい予防接種を受けないといけませんね。
これは篠山市のスケジュールなのですよ。
お母さんには、せいぜい風疹の予防接種くらいですが、それでも痛い痛いと言われます。

もう1つ、表を見ていただきたいのが、下の国立感染症研究所の発表のものです。

数字ばかりで見にくいでしょうが、2008年頃と2012年と比べたものです。
小児期の髄膜炎という、怖い病気が有るのですよ。
罹患すれば予後が悪く、死んでしまったり、難聴、精神運動発達遅延、てんかんなどの後遺症を残すことが有るのです。

その髄膜炎の原因は主に3つの感染症で、Hib(ヒブ)と、肺炎球菌と、B群溶連菌です。
ヒブワクチンは2007年に導入され、2013年に定期接種化され、
その結果、2012年には導入前よりヒブ髄膜炎が92%も減ったという表です。
この表の続きも有って、2014年には100%減少、つまりほぼ壊滅です。

同じように、肺炎球菌による髄膜炎は、2010年に導入され、2013年に定期接種化され、
その結界、2012年には71%の減少です。

残るはB群溶連菌による髄膜炎ですが、
まだ予防接種が無いので、この間に逆に15%も増えています。
ということで何がわかるかと言えば、
予防接種さえ受けておけば、赤ちゃんが生命を落とす確率がぐんと減るということですよ。

B群溶連菌は、お産の時に、お母さんが膣に保菌していると、
産道を通る時に赤ちゃんにうつってしまうのです。
ですから妊娠後期になったら、お母さんの膣から細菌を培養するのですね。
みなさんの母子手帳にも結果が書いてあるでしょう?
無ければもらった結果を転記しておいてくださいよ。

それでお母さんがもし保菌していたら、
お産の時に、抗生物質の点滴をしています。
タマル産では、お産の費用は、いっさい追加料金無しにしているので、
保菌者への抗生物質の点滴も無料でしています。
これだけで1万円分くらい、トクをしているかもしれないのですよ。

ちなみに今日も大阪から里帰りの妊婦さんで、
大阪って、妊婦健診の助成費用が1回、3千円くらいしかないのですよ。
だから毎回、2千円くらい支払ってこられたのですが、
タマル産では妊婦健診も追加費用無しなので、喜んでおられました。
三田市の方も、丹波市の方も助成費用が少ないのですが、
タマル産では他院のように、追加費用はいっさい頂いていないですからね。

もう1つおまけで、
ヒブワクチンも肺炎球菌ワクチンも、不活化ワクチンなので、
お母さんからの移行抗体の影響を受けないので、
生後早期から注射できるのですよ。
それで生後2ヶ月くらいから打つようになっているのです。
麻しん風疹ワクチンや水疱瘡やおたふくなんかは生ワクチンなので、
お母さんからの移行抗体が有るので、注射する時期が遅いのですね。
ポリオは生ワクチンですが、飲み薬なので、移行抗体の影響は少なく、
わりと早い時期から飲めるのですよ。

ついでに言うと、ロタウイルスのワクチンは副反応には、
4ヶ月を過ぎた頃から腸重積という病気のリスクが高まるので、
その前に受けておくのです。

B型肝炎ワクチンは、以前はお母さんがキャリアーの時だけに打つものでしたが、
それでも完全には防ぎきれず、
お母さんがキャリアーでない、普通の子でも、自然にかかることが有り、
それを予防する目的で、最近になって、全員が打つことになったのですよ。

覚えることが多すぎて、困りますね?