タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

天然の硬水の炭酸水のお話

2024-01-26 16:24:26 | つれづれ
つい先ほど、初産婦さんのお産が有りました。
実はこの妊婦さんの、さらにお母さんは25年ほど前にタマル産が柏原に有った時に、お産されているのですよ。
その時、予診表にびっしりと書かれていたのを覚えていますよ。
先日はこの方の妹さんも出産されました。
末の妹さんが、タマル産生まれなのですよね。

ところで九州には2回だけ行ったことが有ります。
学生時代のボートの試合で唐津、そして天理よろづ時代に日本麻酔科学会で宮崎へ。
その九州の水、YOIYANAを妊婦さんに薦めてみようと思うのです。
「YOIYANA」とは大分県の方言で、「いいなぁ」という意味なんだそうです。

違いは、まずヨーロッパの水のように、硬水です。
日本の水は軟水なのですが、こちらは硬水で、岩盤から溶け出したミネラルが多い、とくに美容にも良いと言われるシリカが多いのが特徴です。

そして日本ではとても珍しい100%天然の炭酸水なのですって。
炭酸と言っても、スーパーで売っているような発泡性のものではなくて、
ほとんど感じられないような微炭酸なのですが、口当たりがマイルドになります。
自然の炭酸水って、この大分県のものと福島くらいなのだそうですよ。

普通、スーパーで売っている水って、いろいろ炭酸や添加物などが入っているのですが、
このYOIYANAは何も入っていない、湧水を汲んだだけのものなんだそうです。
水質は?と心配されるかもしれませんが、フィルター滅菌されているのでだいじょうぶですよ。
例えば体外受精に使う培養液は、昔は手作りしていたものです。
京大病院の研究室では、塩素の入った水道水をフィルター濾過していたくらいですからね。
人工透析をしている患者さんだって、点滴液はフィルター滅菌ですよ。
さらには常温で5年経っても、菌は繁殖しないという実験データも有りますから、災害時の備蓄用としても良いですね。

備蓄用のものって、放っておいてしまうことが多いので、常に飲んで補充していける回転が良いものが良いですね。
もちろんお正月の地震の影響も有りますし、世相を反映してのことです。
末日聖徒イエスキリスト教会では、全員、最低1年分の備蓄をしていると聞いたことが有ります。

妊婦健診では妊婦さんに、ジュースを飲まずに、水かお茶にしなさいと言うのです。
でもただの水ってあまりおいしくないでしょ?
ところがこのYOIYANAはとてもおいしいのです。
赤ちゃんのミルク作りにだってお勧めです。
つわりの妊婦さんにはミネラルも豊富なのでとてもお勧めです。

今日は宣伝ばかりになりましたが、
そう、この水を母親教室に来てくださった妊婦さんに、2月から無料で差し上げようと思うのですよ。
2本目からは買ってください。
500mLで税込200円です。もちろんこんなもので利益なんて出ませんが、みなさんも備蓄されてはいかがでしょうか。
以前、丹波篠山市の医師会では、各医療機関内に井戸を掘るのはどうか、という議題が出ましたが、結局実行されていないので、それも意識しましたよ。



年始に際して

2024-01-19 15:16:56 | つれづれ
今週の自然派料理人さんのお昼〜
●鱈の香草パン粉焼き、干し海老ソース
●白菜ポタージュ
●人参とハーブドレッシングのサラダ
●アボカドと鶏ささみの胡麻和え
●蓮根牛肉炒め

今週はお産ラッシュで、今日も今から赤ちゃんが生まれます。
昨日は3日がかりで産まれた初産婦さんも居られましたよ。
タマル産では滅多に帝王切開してあげません(笑)。
何日かかっても産ませてあげますからね。
他院では医師が付きっきりで、そんなに長くは待ってはもらえないでしょうけれど。

新型コロナワクチンとやらで、世界的な嘘に気づく人が増えてきました。
私が兵庫に来るきっかけが、阪神淡路大震災でした。
その数日前に私はメシアにお会いしたのですよ。
そこで私の意識に革命が起こったのです。
子供はそれまで2人で良いと思っていたのですが、
大震災の後にさらに3人、産み育てました。
だから上の子たちと年が離れているのですよね。
篠山に来たのもここから準備をしたのです。

仏教では再来のメシアのことを弥勒菩薩と言いますね。
タマル産の診察室に、弥勒菩薩さまが居られるのに気づかれていませんね?
本当は偶像崇拝はダメなのですが、美術品としてね。
結局、宗教間で言葉は違いますが、教義はすべて同じなのですよ。
だって発祥したのは同じ年代で、互いに影響を受けていたのですから。
神道に至っては、ユダヤ教の儀式にそっくりですしね。
御神輿を担ぐ時のエッサエッサは、ヘブライ語で「運ぶ」という意味ですよ。

さてこの不幸の続く世の中ですが、私たちは未来を見つめなければなりません。
そこで再来のメシアの言葉を載せて、年始のご挨拶としておきましょう。

私たちが必要とするのは、産業革命や技術革命だけではなく、より大きな人間意識の革命です。
このような人間意識の革命を通して、創造的で生産的な方法で、全人類の平和的共存のために、研究結果を使用するように導かなければなりません。
人間の理想は、個体目的と全体目的を完全に調和させるときにのみ、実現することができます。
ほかのすべての研究分野と同じように、自然科学分野でも、一時的な個体目的は、長期間にわたって成し遂げられる全人類のための分野や、ほかの様々な分野を統合した幅広い全体目的とともに達成されなければなり ません。
科学は、過去数百年の間、目覚ましい発展を重ねてきました。
しかし、価値観が確立されていない科学は、破壊的にならざるを得ません。
神学から物理学に至るまで、すべての知識は、その知識の目的と方向性を知らなければ、無意味なものであると言わざるを得ません。








1200人に1人の妊婦さんは梅毒です

2024-01-12 15:14:03 | 産科
みなさんから年賀状をたくさん頂いています。
天理よろづで取り上げた赤ちゃんなんて、もう赤ちゃんを産む年齢ですからね。
県立塚口病院の卵巣がんで治療した方からも、いまだに年賀状が届きます。
とりわけ感銘を受けた今年の年賀状は、早朝に神戸まで付いて行った下さったこと忘れません、というものです。
年に数回そんなことも有るのですが、早産されたり、輸血することになったりすると心が痛むのですよ。
その後どうされているかな、といつも考えています。
医師としての経験が長くなるほど、嬉しかったことより、気がかりなことの方が積もっていくのですよね。

さて最新の産婦人科の話題を1つ。
2016年には4,022人の妊婦さんのうち1人が梅毒に感染されていました。
それが2023年になると1,212人の妊婦さんのうち1人が梅毒に感染されていたのです。
妊娠中に梅毒に感染すると早産や死産になることが有るだけでなく、
赤ちゃんに先天梅毒という症状が出ることが有ります。

妊娠中に早期発見して早期治療をすれば良いのですが、
妊娠中期などに感染して検査を受けていないと発見されないことも有り、
2023年は感染者の7.4%に先天梅毒が発症しているのです。
知能障害などを伴うことになりますよ。
あっという間に数百人に1人、数十人に1人、数人に1人と、感染率が上がっていくでしょうね。

もう1つ、みなさんの未来に関わることを1つ。
私が高校生の時の通学路は河原町三条を通るバスでした。
そこにマクドが有ったのですよね。
若い時に覚えた味は、生涯忘れないのだとか。
とくに小さい時に食べるとそうです。
だからマクドは子供の景品に力を入れるのですね。篠山でもキティちゃんはすぐに品切れでしたね。

今回、世界最大の農場主のビルゲイツが、マクドと提携してポテトを自社工場のものに変更し、アメリカではポテトを週1で無料にしたとか。
ビルゲイツといえば新型コロナワクチンのスポンサーでも有って、今は注射だけでなく、食品や水にも入れることができるようになったようです。
ワクチンといえば聞こえは良いのですが、実態は遺伝子操作薬で、人口を減らすためのものです。
世界人口は10億人くらいが適切なんだそうです。
とくに日本人は6000万人くらいが良いと言っているようですよ。
だからよく災害を起こされるのですね。
日本には新たにビツゲイツのお屋敷とワクチン工場が建てられましたね。
それでもみなさんはまだMのポテトを食べられますか?






目覚めよ

2024-01-05 15:19:41 | 産科
小学生の時に映画祭りで小松左京氏の日本沈没という映画を観ました。
由美かおる目当てだったかもしれません。
それから38年後の予言された3・11の午後2時46分に東日本大震災が起こります。
9・11が起こったのも46分です。
阪神大震災も46分です。
そして今回の1月1日、11の日の午後4:06です。
ちなみに小松左京氏は2011年に病死ということになっています。
これらは偶然でしょうか?それとも計画でしょうか?
詳しく知りたい方は泉パウロ牧師のブログなどが参考になります。
東日本大震災も今回の地震も、震源地でちきゅう号が長期間ボーリング調査をしていたようですね。
それに昨年のハワイの火事と同じく、石川県でもスマートシティー構想が有るようですね。
一度更地にしたいようです。

さて話題を変えましょう。
過去10年間のタマル産における経膣分娩数と帝王切開数を比較してみました。
昨年の2023年は153人の赤ちゃんが生まれました。
ですが院内での帝王切開はゼロでしたよ。無かったということです。
ただし母体搬送して帝王切開してもらったお母さんが2人居られるので、それを含めて2例の帝王切開としています。
グラフから分かるのはとくにこの4年ほどは、帝王切開をほとんどしていないということです。
他院では3〜4人に1人は帝王切開になるのですよ。
だからタマル産でも40〜50人くらい帝王切開になっていてもおかしくないのです。

帝王切開は分娩費用の他に赤ちゃんの保険入院費や手術代などで50万円は余分に要りますから、
もし将来タマル産が無くなって、みなさん県立病院で産むようになったら、
年間で2500万円くらい、出費が増えるでしょうね。

開業して25年になりますが、当初はさかごのお母さんはさかごのまま産んでいただいていました。
ですが時代がそれを許さないようになり、一時期帝王切開するようにしたのです。
それで少し帝王切開率が上がっていたのですが、
最近はさかごのお母さんは外回転術で頭位にしてから自然分娩してもらっているので、
再び帝王切開数が減っているというわけですね。