他の市町村の人に、丹波篠山のキャラクターが何かと聞いても、まず知らないと答えるでしょう。
ですがそこの住人にとっては、ちょっと馴染みが有りますよね。
昨日は久しぶりに時間が取れたので、福崎町まで足を延ばして、お昼に夫婦でお寿司を食べましたよ。
キャラクターはカッパのフクちゃん、サキちゃんです。
今日はつい先ほどまで、お産の介助に入っていて、まるでマラソンをしていたかのような1日だったのですけれどね。
さて今日も、先週の続きで不妊症のお話です。
不妊は結婚の高齢化や、それに伴う子宮内膜症の増加や、
仕事のし過ぎで夫婦生活がうまくいかない、などなど、いろんな問題が指摘されますよね。
あるいは最近とくに思うのは、以前に比べての男性の精子の減少でしょうか。
みなさんもミカンやブドウを食べていて、最近は種無しになって食べやすいね、などと意識せずにいますよね。
そう、人間も種無しになっていたのですね。
ミツバチが激減していると聞いても、それが農薬のせいだなんて言うと、農業はやってられなくなりますからね。
私が30年以上前に京大病院で研修医をしている時に、滋賀県の農家の妊婦のお嫁さんが、有機リン系農薬を飲んで自殺未遂をして入院してこられたのです。
産月の赤ちゃんはお腹の中で亡くなって、お母さんはなんとか透析で生命を取り留められたのでした。
それから5年ほどしてまた京大病院に戻って、今度は研修医を指導する立場になっていたのですが、
その時に入院してこられた妊娠中期の妊婦さんのお腹の中の赤ちゃんは、腕も脚も4本ずつ有ったのです。
結果としては中絶されたのです。
その妊婦さんは春先に、実家の農家の縁側で、家族が農薬を撒くのを見ていただけだったそうです。
今は新型コロナのワクチンが怖いだとか、心配ごとも多いでしょうけれど、
世の中にはいくらでももっと怖いものが有るのですよ。
今日、外来に来られた妊婦さんは、前回も流産しているのに、今回も妊娠初期にタバコを吸われていたのですよ。
妊娠に気づいてからやめたと自慢げでしたが、妊娠に気づいた時にはもう遅いのですよね。
本当は喫煙者は妊娠前にやめて、葉酸を摂っておかないと奇形率が上がって、当然流産率も上がります。
お産まで行っても、低出生体重児になることも多いのですから。
実はこんな目に見えるような異常だけでなく、最近は学校での適応障害という子が増えていますね。
タマネギにイソキサチオンという有機リン系農薬を使うのですか?
これがJA久留米で春菊に高濃度で含まれていた事案が有ったそうです。
これはEUでは子供の脳の発達に影響を及ぼすとして禁止されている一世代前の農薬のようですね。
最近は新しくネオニコチノイド系殺虫剤が使われるようですが、同様に神経毒なのです。
こちらもEUでは禁止や規制されているのですよ。
ですが日本では以前よりも高濃度まで使用できるようになって、日本人の尿からは、まず農薬が検出されるのだそうです。
このネオニコチノイドを無毒と言われる濃度の1/3000という少量の濃度で6週間与えたラットでは、精巣のDNAが壊れたという実験も有るようです。
ウズラのメスに対して行われた実験でも、生まれてきた仔ウズラの卵巣重量は小さかったのだそうです。
ヒトでも、農薬が含まれる野菜や果物を多く接種した男性ほど、精子数が少なかったというハーバード大の報告も有りますよ。
また日欧で行われた調査では調査した5カ国中で、日本の男性の精子が一番少なかったようです。
そこで提案です。
丹波篠山は、無農薬野菜で健康な赤ちゃんを産もう、などというキャッチフレーズはできないものでしょうか。
私のような素人考えでは無理ですか?
マルイノを宣伝しているだけではダメではないでしょうかねえ。
むかし天理に居た時に、行商のお婆さんが、この売り物のイチゴを売れないと言われるのです。
こっちの自分たちで食べる、農薬のかかっていないイチゴを分けてあげるからと。
ですがそこの住人にとっては、ちょっと馴染みが有りますよね。
昨日は久しぶりに時間が取れたので、福崎町まで足を延ばして、お昼に夫婦でお寿司を食べましたよ。
キャラクターはカッパのフクちゃん、サキちゃんです。
今日はつい先ほどまで、お産の介助に入っていて、まるでマラソンをしていたかのような1日だったのですけれどね。
さて今日も、先週の続きで不妊症のお話です。
不妊は結婚の高齢化や、それに伴う子宮内膜症の増加や、
仕事のし過ぎで夫婦生活がうまくいかない、などなど、いろんな問題が指摘されますよね。
あるいは最近とくに思うのは、以前に比べての男性の精子の減少でしょうか。
みなさんもミカンやブドウを食べていて、最近は種無しになって食べやすいね、などと意識せずにいますよね。
そう、人間も種無しになっていたのですね。
ミツバチが激減していると聞いても、それが農薬のせいだなんて言うと、農業はやってられなくなりますからね。
私が30年以上前に京大病院で研修医をしている時に、滋賀県の農家の妊婦のお嫁さんが、有機リン系農薬を飲んで自殺未遂をして入院してこられたのです。
産月の赤ちゃんはお腹の中で亡くなって、お母さんはなんとか透析で生命を取り留められたのでした。
それから5年ほどしてまた京大病院に戻って、今度は研修医を指導する立場になっていたのですが、
その時に入院してこられた妊娠中期の妊婦さんのお腹の中の赤ちゃんは、腕も脚も4本ずつ有ったのです。
結果としては中絶されたのです。
その妊婦さんは春先に、実家の農家の縁側で、家族が農薬を撒くのを見ていただけだったそうです。
今は新型コロナのワクチンが怖いだとか、心配ごとも多いでしょうけれど、
世の中にはいくらでももっと怖いものが有るのですよ。
今日、外来に来られた妊婦さんは、前回も流産しているのに、今回も妊娠初期にタバコを吸われていたのですよ。
妊娠に気づいてからやめたと自慢げでしたが、妊娠に気づいた時にはもう遅いのですよね。
本当は喫煙者は妊娠前にやめて、葉酸を摂っておかないと奇形率が上がって、当然流産率も上がります。
お産まで行っても、低出生体重児になることも多いのですから。
実はこんな目に見えるような異常だけでなく、最近は学校での適応障害という子が増えていますね。
タマネギにイソキサチオンという有機リン系農薬を使うのですか?
これがJA久留米で春菊に高濃度で含まれていた事案が有ったそうです。
これはEUでは子供の脳の発達に影響を及ぼすとして禁止されている一世代前の農薬のようですね。
最近は新しくネオニコチノイド系殺虫剤が使われるようですが、同様に神経毒なのです。
こちらもEUでは禁止や規制されているのですよ。
ですが日本では以前よりも高濃度まで使用できるようになって、日本人の尿からは、まず農薬が検出されるのだそうです。
このネオニコチノイドを無毒と言われる濃度の1/3000という少量の濃度で6週間与えたラットでは、精巣のDNAが壊れたという実験も有るようです。
ウズラのメスに対して行われた実験でも、生まれてきた仔ウズラの卵巣重量は小さかったのだそうです。
ヒトでも、農薬が含まれる野菜や果物を多く接種した男性ほど、精子数が少なかったというハーバード大の報告も有りますよ。
また日欧で行われた調査では調査した5カ国中で、日本の男性の精子が一番少なかったようです。
そこで提案です。
丹波篠山は、無農薬野菜で健康な赤ちゃんを産もう、などというキャッチフレーズはできないものでしょうか。
私のような素人考えでは無理ですか?
マルイノを宣伝しているだけではダメではないでしょうかねえ。
むかし天理に居た時に、行商のお婆さんが、この売り物のイチゴを売れないと言われるのです。
こっちの自分たちで食べる、農薬のかかっていないイチゴを分けてあげるからと。