お雛様が隠れてしまっていますが、これは三田市で、最近改装された、寿の湯に来ているところです。
食事だけでも入館できるのです。
注文から配膳まで無人ですよ。
本当にこんな接待で良いのでしょうか。
人ごとではなく、産婦人科の接待もとても変わってしまいましたからね。
寂しいことですが、なるべくドライな関係が好まれるようになりましたよ。
最近のニュースから、地域のお話をしてみましょうか。
あまり気付いておられないでしょうけれど、この2月9日に神戸市が発表しました。
「北神戸地域の急性期医療の確保へ、神戸、三田で検討委員会設置」というものです。
もともとは丹波篠山市と三田市と神戸市北区の3者が、この地域の急性期医療を検討していたはずなのですが、
いつの間にか丹波篠山市ははずれて、三田市民病院と神戸市北区の済生会病院との協議になっています。
要は、三田市が急性期医療から手を引きたいと言っているわけです。
以前から三田市民病院は赤字が大きいので、民営化したがっているのですよ。
売却の話も出ていましたが反対に遭い、とりあえずは産婦人科や救急をやめれば赤字幅を減らせると考えているのです。
最近では、病院の職員の医師と看護師以外の給与を10年間にわたって3%減額すると発表したのもその一環です。
ところが話はこれで終わりではなくて、神戸市北区の済生会病院も、こちらも大幅な赤字なのに、産婦人科や救急を押し付けられては困ると反発しているのですね。
以前、宝塚市民病院や川西市民病院も同じように、赤字が理由で急性期から撤退したいと発表したのを書いたことが有ります。
病院はどこも赤字ですから、利益の上がる高齢者の慢性疾患だけに集中したいわけです。
産婦人科なんかやれば赤字になるから、どこもしたくないわけですよ。
そこで丹波篠山市ではどうなっているのでしょう?
他にも病院は有りますが、主に岡本病院と兵庫医大ささやま病院の2つが急性期医療を謳っています。
そうは言うものの、兵庫医大も産婦人科から撤退したのはご存知の通りです。
わずかな市からの助成だけで、産婦人科なんか続けられるわけが無いのですから。
最近は岡本病院と兵庫医大さんが急性期は1つに集約化したいし、もっと助成金が欲しいと市に申し入れましたね。
ここまでが現状なのですが、さて、産婦人科の議論が抜けているのに気付かれましたか?
丹波篠山市長は以前から、産婦人科は県立丹波医療センターではなく、
三田市民病院や済生会病院と連携すべきだと言ってこられたのです。
丹波篠山市は北を向くより、南を向く人が多いからだと説明を受けました。
別にその言葉を非難はしませんが、それならばこの三田市と神戸市北区の検討委員会に、丹波篠山市も入れてもらわないと、また手遅れになりますよ。
また、と言うのは、県立丹波医療センターができる時に、丹波篠山市も共同で母子医療センターを作るべきだったのに、この時も乗り遅れたのですからね。
いよいよ丹波篠山市の妊婦さんは、正常分娩に関しては今しばらくは、タマル産が頑張りますけれど、
母子医療センターが近くに存在しなくなるという恐怖を感じておられないように見えます。
タマル産では、平均で年に4回くらい、救急車で母体搬送をするのですが、
最近は県立丹波医療センターも、済生会病院も受け入れてもらえないことが増えてきました。
そういう時は神戸市の大学病院や神戸中央市民病院まで搬送しないといけません。
片道で1時間以上もかかるのですから、患者さん以上に、私の心臓の方が止まりそうになるのですよね。
食事だけでも入館できるのです。
注文から配膳まで無人ですよ。
本当にこんな接待で良いのでしょうか。
人ごとではなく、産婦人科の接待もとても変わってしまいましたからね。
寂しいことですが、なるべくドライな関係が好まれるようになりましたよ。
最近のニュースから、地域のお話をしてみましょうか。
あまり気付いておられないでしょうけれど、この2月9日に神戸市が発表しました。
「北神戸地域の急性期医療の確保へ、神戸、三田で検討委員会設置」というものです。
もともとは丹波篠山市と三田市と神戸市北区の3者が、この地域の急性期医療を検討していたはずなのですが、
いつの間にか丹波篠山市ははずれて、三田市民病院と神戸市北区の済生会病院との協議になっています。
要は、三田市が急性期医療から手を引きたいと言っているわけです。
以前から三田市民病院は赤字が大きいので、民営化したがっているのですよ。
売却の話も出ていましたが反対に遭い、とりあえずは産婦人科や救急をやめれば赤字幅を減らせると考えているのです。
最近では、病院の職員の医師と看護師以外の給与を10年間にわたって3%減額すると発表したのもその一環です。
ところが話はこれで終わりではなくて、神戸市北区の済生会病院も、こちらも大幅な赤字なのに、産婦人科や救急を押し付けられては困ると反発しているのですね。
以前、宝塚市民病院や川西市民病院も同じように、赤字が理由で急性期から撤退したいと発表したのを書いたことが有ります。
病院はどこも赤字ですから、利益の上がる高齢者の慢性疾患だけに集中したいわけです。
産婦人科なんかやれば赤字になるから、どこもしたくないわけですよ。
そこで丹波篠山市ではどうなっているのでしょう?
他にも病院は有りますが、主に岡本病院と兵庫医大ささやま病院の2つが急性期医療を謳っています。
そうは言うものの、兵庫医大も産婦人科から撤退したのはご存知の通りです。
わずかな市からの助成だけで、産婦人科なんか続けられるわけが無いのですから。
最近は岡本病院と兵庫医大さんが急性期は1つに集約化したいし、もっと助成金が欲しいと市に申し入れましたね。
ここまでが現状なのですが、さて、産婦人科の議論が抜けているのに気付かれましたか?
丹波篠山市長は以前から、産婦人科は県立丹波医療センターではなく、
三田市民病院や済生会病院と連携すべきだと言ってこられたのです。
丹波篠山市は北を向くより、南を向く人が多いからだと説明を受けました。
別にその言葉を非難はしませんが、それならばこの三田市と神戸市北区の検討委員会に、丹波篠山市も入れてもらわないと、また手遅れになりますよ。
また、と言うのは、県立丹波医療センターができる時に、丹波篠山市も共同で母子医療センターを作るべきだったのに、この時も乗り遅れたのですからね。
いよいよ丹波篠山市の妊婦さんは、正常分娩に関しては今しばらくは、タマル産が頑張りますけれど、
母子医療センターが近くに存在しなくなるという恐怖を感じておられないように見えます。
タマル産では、平均で年に4回くらい、救急車で母体搬送をするのですが、
最近は県立丹波医療センターも、済生会病院も受け入れてもらえないことが増えてきました。
そういう時は神戸市の大学病院や神戸中央市民病院まで搬送しないといけません。
片道で1時間以上もかかるのですから、患者さん以上に、私の心臓の方が止まりそうになるのですよね。