昨日は、タマル産の職員のほぼ全員が新型コロナの予防接種を受けに行ってきましたよ。
どうしても受けたくない職員も居ましたけれど。
阪神間では、お産するお母さんが新型コロナに陽性であった場合、そこに居合わせた医師と助産師などは全員が2週間、自宅待機になっているそうです。
そうなると施設は一時、休院ということになってしまいますね。
先日もタマル産でも、お産するお母さんに発熱が有り、しっかりと新型コロナ対策をして分娩に挑みましたが、
心配していた検査は陰性で、ただの風邪だったようで一安心です。
最近はぼちぼちと感染したとか、濃厚接触者になったという患者さんも見受けられるようになってきましたよ。
それでやはりワクチンは重要と思い知られたようで、話は飛躍しますが、子宮頸がんの予防接種も受けないとということで来院された方が居られました。
そんなわけで、またヒトパピローマウィルス(HPV)のおさらいをしておきましょう。
上の図は子宮頸がんの時に発見されるHPVの型なのです。
日本人で1番多いのは16型ですね。2番目に多いのは18型です。
日本人ではこの2つで半分以上を占めるのです。
外国人では70%とも言われています。
逆に言うと、この2つだけ予防できても完全ではないのですね。
もし可能であれば、もっと多くの型に効いてほしいところなのですが、
新型コロナと違って、型特異的で、1つずつワクチンを開発していかないといけないのです。
それで2価とか、4価とか、9価というように、開発されているのですよ。
今現在は、中高生が無料で打てるのが2価と4価ですが、当然4価の方が良くて、
もし自由診療でも良いというのであれば、9価のものが良いのですが、かなり高価なのですよ。
2価のものは16型と18型に予防効果が有ります。
4価のものは16型と18型に加えて、尖圭コンジローマという性感染症にもついでに効果が有るのです。
子宮頸がんだけを考えればどちらでも良いのですが。
9価のワクチンは3番目に多い52型、次の58型、33型、31型と、ついでの45型まで効果が有ります。
それで本当に予防効果が有るかといえば、みんなが予防接種を受けて、10年以上しないと結果が分からないのです。
ようやく2020年の暮に、やっぱり子宮頸がんになる女性が減っていた、と結論されたばかりなのです。
予防接種の治験が少なくて心配だとか、本当に効果が有るのか、といった問題は、結果が出るまで長期間を要するのです。
だからと言って、予防接種を受けないというのは、もったいない戦略ですね。
それで、新型コロナのワクチンも是非、打たれた方が良いのですよ。
どうしても受けたくない職員も居ましたけれど。
阪神間では、お産するお母さんが新型コロナに陽性であった場合、そこに居合わせた医師と助産師などは全員が2週間、自宅待機になっているそうです。
そうなると施設は一時、休院ということになってしまいますね。
先日もタマル産でも、お産するお母さんに発熱が有り、しっかりと新型コロナ対策をして分娩に挑みましたが、
心配していた検査は陰性で、ただの風邪だったようで一安心です。
最近はぼちぼちと感染したとか、濃厚接触者になったという患者さんも見受けられるようになってきましたよ。
それでやはりワクチンは重要と思い知られたようで、話は飛躍しますが、子宮頸がんの予防接種も受けないとということで来院された方が居られました。
そんなわけで、またヒトパピローマウィルス(HPV)のおさらいをしておきましょう。
上の図は子宮頸がんの時に発見されるHPVの型なのです。
日本人で1番多いのは16型ですね。2番目に多いのは18型です。
日本人ではこの2つで半分以上を占めるのです。
外国人では70%とも言われています。
逆に言うと、この2つだけ予防できても完全ではないのですね。
もし可能であれば、もっと多くの型に効いてほしいところなのですが、
新型コロナと違って、型特異的で、1つずつワクチンを開発していかないといけないのです。
それで2価とか、4価とか、9価というように、開発されているのですよ。
今現在は、中高生が無料で打てるのが2価と4価ですが、当然4価の方が良くて、
もし自由診療でも良いというのであれば、9価のものが良いのですが、かなり高価なのですよ。
2価のものは16型と18型に予防効果が有ります。
4価のものは16型と18型に加えて、尖圭コンジローマという性感染症にもついでに効果が有るのです。
子宮頸がんだけを考えればどちらでも良いのですが。
9価のワクチンは3番目に多い52型、次の58型、33型、31型と、ついでの45型まで効果が有ります。
それで本当に予防効果が有るかといえば、みんなが予防接種を受けて、10年以上しないと結果が分からないのです。
ようやく2020年の暮に、やっぱり子宮頸がんになる女性が減っていた、と結論されたばかりなのです。
予防接種の治験が少なくて心配だとか、本当に効果が有るのか、といった問題は、結果が出るまで長期間を要するのです。
だからと言って、予防接種を受けないというのは、もったいない戦略ですね。
それで、新型コロナのワクチンも是非、打たれた方が良いのですよ。