写真は、丹波篠山市後川中の都紅珠(つぐみ)ちゃん、9月1日生まれ。
「たくさんの人を笑顔いっぱいに輝かされる子になってください。
3人目のお産だったので、気持ち的に楽でした。
赤ちゃんを預かってもらえたりしたので、とてもゆっくりできました。」
1人目のお産はたいへんだったのですが、その後は楽に産めましたね。
お産の少し前に、くるくる寿司屋さんでバッタリ会ってしまいましたよ。
妊婦さんには、お寿司はあまり良くないなんて、知っていましたか?
まあ、そんな堅苦しいことはよしとしましょう。
次の写真は、丹波篠山市住吉台の洸太朗(こうたろう)くん、9月2日生まれ。
「元気に育ってください。
1人目より楽に産めました。
ご飯がおいしかったです。」
元気が何より。
笑顔も大切ですね。
今月はまた新しい超音波の器械を入れました。
今年2台目の器械です。
内診室用の小さなものですが、それでもみなさんの車の新車1台分くらいの値段です。
先日導入した4Dの超音波なら2台分くらいですよ。
内診室用のものは、妊娠初期に使用するので、カラーで血流を表示できると、
わずかな心拍も確認できて便利なのです。
さらにはドップラーで、胎児の心音も聞こえるのですよ。
わずか数ミリの赤ちゃんの心音が聞こえるのは驚きですね。
うちの助産師さんたちでさえ、感動ものだと言っていますよ。
これらが意味するものは何でしょうか。
そう、あと5年以上は頑張らないと、器械の元を取れないということです。
要するにまだまだ丹波医療圏のために、この身を捧げますよ、という意思表示なのです。
先日、丹波篠山市長がクリニックを訪問された時、
「安全な医療」ということを仰っておられました。
どうも病院で産むと安全で、クリニックで産むと安全ではないと勘違いされているのでしょうね。
ちょうど昨年度の医療統計を厚生省に届けなければならないので計算していたのですが、
昨年度に入院中の患者さんを救急車で他院に搬送したのは、わずか4人でしたよ。
外来から直接搬送した方が他に1名居られたかもしれませんが、統計には含まれません。
4人のうち3人はお母さんで、1人が赤ちゃんです。
年間170人ほど生まれて、すぐにNICUに搬送しないといけない赤ちゃんは、
たったの1人だけだったのです。
とても少ないと思っていますよ。
3人のお母さんは、産後の出血や、切迫早産で転院になられたのです。
別の例を挙げてみましょうか。
タマル産では20年以上の期間で、輸血を要したお母さんは、わずか5人ほどですよ。
そのうちの1人が、今日ご紹介した産婦さんなのですけれどね。
他の病院では、頻度としてその何倍も多いのですよ。
今年、済生会病院と神戸大学に紹介したお母さんだけでも、
2人のお母さんがリスクも無いのに、産後に輸血されていました。
クリニックでは帝王切開する頻度が低いので、それだけ危険に陥るリスクも少ないのですね。
だから日本ではクリニック半分、病院半分でお産していても、
世界一、お産では安全な国だと言われているのです。
もちろん何か有れば、3次医療施設にすぐに搬送できるという制度が必要なのは言うまでもありません。
ですが何のリスクも無いのに、いきなり3次医療施設で産むとなると、
かえってリスクを増やしてしまうものなのですよ。
ですから丹波篠山市長が言われるように、
病院が無くなればリスクが上がる、というのは誤解なのです。
「たくさんの人を笑顔いっぱいに輝かされる子になってください。
3人目のお産だったので、気持ち的に楽でした。
赤ちゃんを預かってもらえたりしたので、とてもゆっくりできました。」
1人目のお産はたいへんだったのですが、その後は楽に産めましたね。
お産の少し前に、くるくる寿司屋さんでバッタリ会ってしまいましたよ。
妊婦さんには、お寿司はあまり良くないなんて、知っていましたか?
まあ、そんな堅苦しいことはよしとしましょう。
次の写真は、丹波篠山市住吉台の洸太朗(こうたろう)くん、9月2日生まれ。
「元気に育ってください。
1人目より楽に産めました。
ご飯がおいしかったです。」
元気が何より。
笑顔も大切ですね。
今月はまた新しい超音波の器械を入れました。
今年2台目の器械です。
内診室用の小さなものですが、それでもみなさんの車の新車1台分くらいの値段です。
先日導入した4Dの超音波なら2台分くらいですよ。
内診室用のものは、妊娠初期に使用するので、カラーで血流を表示できると、
わずかな心拍も確認できて便利なのです。
さらにはドップラーで、胎児の心音も聞こえるのですよ。
わずか数ミリの赤ちゃんの心音が聞こえるのは驚きですね。
うちの助産師さんたちでさえ、感動ものだと言っていますよ。
これらが意味するものは何でしょうか。
そう、あと5年以上は頑張らないと、器械の元を取れないということです。
要するにまだまだ丹波医療圏のために、この身を捧げますよ、という意思表示なのです。
先日、丹波篠山市長がクリニックを訪問された時、
「安全な医療」ということを仰っておられました。
どうも病院で産むと安全で、クリニックで産むと安全ではないと勘違いされているのでしょうね。
ちょうど昨年度の医療統計を厚生省に届けなければならないので計算していたのですが、
昨年度に入院中の患者さんを救急車で他院に搬送したのは、わずか4人でしたよ。
外来から直接搬送した方が他に1名居られたかもしれませんが、統計には含まれません。
4人のうち3人はお母さんで、1人が赤ちゃんです。
年間170人ほど生まれて、すぐにNICUに搬送しないといけない赤ちゃんは、
たったの1人だけだったのです。
とても少ないと思っていますよ。
3人のお母さんは、産後の出血や、切迫早産で転院になられたのです。
別の例を挙げてみましょうか。
タマル産では20年以上の期間で、輸血を要したお母さんは、わずか5人ほどですよ。
そのうちの1人が、今日ご紹介した産婦さんなのですけれどね。
他の病院では、頻度としてその何倍も多いのですよ。
今年、済生会病院と神戸大学に紹介したお母さんだけでも、
2人のお母さんがリスクも無いのに、産後に輸血されていました。
クリニックでは帝王切開する頻度が低いので、それだけ危険に陥るリスクも少ないのですね。
だから日本ではクリニック半分、病院半分でお産していても、
世界一、お産では安全な国だと言われているのです。
もちろん何か有れば、3次医療施設にすぐに搬送できるという制度が必要なのは言うまでもありません。
ですが何のリスクも無いのに、いきなり3次医療施設で産むとなると、
かえってリスクを増やしてしまうものなのですよ。
ですから丹波篠山市長が言われるように、
病院が無くなればリスクが上がる、というのは誤解なのです。